• 2011年02月登録記事

フランス菓子工房ラ・ファミーユの「濃厚塩チョコレートケーキ」
http://www.la-famille.co.jp/

まず、箱を開けて吃驚。まるで金の延べ棒です。

塩チョコ

大きさ比較の為に、横にマッチ箱を置いてみました。
高さは4cm。上が11cm×3cm、底は11cm×4cmのやや台形。箱の中に随分余白があります。
※1,050円商品での計測です。

中身はこんな感じでした(カット済)。

塩チョコ

宣伝文句には「濃厚レアな食感」と書かれていたので、柔らかいのかと思いきや、生地は意外と硬めに感じました。冷蔵庫から取り出した直後だからでしょうか。
そして切った断面はご覧の通り「ケーキ」なのですが、口に入れると完全に「チョコレート」でした。でも冷蔵庫に入れていても固まってしまうことはないので、チョコレートそのものではないのですね。
想像していたような塩気は感じませんでした。でも生地を良く見ると塩が散見されたので、私が感じ取らなかっただけかも知れません。濃い割に後味がすっきりしている辺りが、塩の効果でしょうか。

果たしてケーキなのか、と言う疑問はありましたが、極普通にチョコレートとして美味しかったです。
大きさも、最初は小さ過ぎると思いましたが、1〜2cm程度で充分満足できる濃さなので、適当なサイズだったかと思います。

ま、まさかの「高2→将軍」ゲームアーカイブス配信!
ゲームアーカイブス「高2→将軍」ソフトウェアカタログ

学園ADV(ギャルゲー)+戦国サウンドノベルと言う、かなり特殊な食い合わせのゲーム。
発売前、雑誌付録の体験版にサウンドノベルパートのみ収録されていて、遊ぶことができました。
お話は、高校2年の主人公が戦国時代にタイムスリップするという荒唐無稽な筋。前半の学園編で高校1年+1〜2学期の間に培ったステータスや人間関係が、後半の戦国時代編のシナリオを左右します。
要するに、社会科の勉強に力を入れていると、学んだ歴史を思い出して「史実通り」に事を運べたり、体力を付ければ荒事で活躍できたりと言う流れのようです。
前半のADVに関しては、ギャルゲーなのに女の子も男の子も顔がみんな同じだとか、システム周りが酷いと言う評が多いですが、実際に触ったサウンドノベルパートはバカゲーとして面白そうな味わいがありました。テキストも、軽妙な感じで読み易かった記憶があります。

と言うわけで、凄い買いたいのですけれど、PSPのワイヤレスLANが壊れているので、繋げません(2011年2月2日記事参照)。
WindowsPCかPS3を買うしかないのか……!

今日は、テセアラ編4巻の上映イベント(銀幕ヘタリアと合同)開催日ですね。
http://www.tohotheater.jp/theater/009/animenight/
少し心惹かれつつ、夕方の開催である事とヘタリアが殆ど分からないので、不参加です。あと数日で手元に届く訳ですし、我慢我慢。
逆に、ヘタリアファンでTOS未見の観客の方が大多数だと思いますが、その方々はいきなりテセアラ編の最終話を見せられて、どう感じるのでしょうか……?

OVA絡みで少し明かすと、自分の開催する鑑賞会の方の準備がかなり進んでおらず、赤信号点灯中です。仕事も忙しいので、平日にどのくらい頑張れるかが勝負ですね。
余裕が出来たらしようと思っていたあれこれは、全部「また今度!」になりそうです。
あと、プリンタが変わった事(2010年12月23日参照)も地味に響いていて、両面印刷が出来ないのが地味に痛手です。両面印刷できないプリンタは、当然製本印刷もできないんですね……。

劇団四季ミュージカル「コンタクト」@自由劇場、13時回を観劇。
自由劇場は、500席程度の小ホール。2階席は割と急斜面で、前の人が邪魔になる事はありません。お手洗いが女性1階、男性2階で一カ所ずつしかないのは、収容人数から考えて妥当なのかな。動線は良く出来ていましたが、最近では珍しい全和式便座には驚かされました。

3短編オムニバス形式のダンス+芝居の公演。
秘かに高倉恵美目当てだったのですが、行ってみたら別キャストだったため、テンションが多少下がった中での観劇になってしまいました。
開演前のアナウンスが小粋なジョーク混じりで良かったです。ああ言うアナウンスだと、真面目に聞く気がおきますね。
Part1→2→3の順で、段々盛り上がって面白くなっていった感じですね。

実験的ではありますが、一幕は基本バレエ、二幕はスウィングの振り付け中心なので、動きとしては普通に安心して観れました。また、やはり男性ダンサーの力強さに感嘆しました。跳躍や様々なリフトなどは、流石ですね。
ただ、静止がびしっと止まっていなかったり、回転の軸が綺麗でなかったりと、少しずつ気になるところもありました。

以下、Partごとに本日のメインキャスト配役と感想。

Part1 SWINGING

ブランコに乗る女:井上佳奈
貴族:花島佑介
召使い:徳永義満
ブランコを漕ぎながら、絡みを思わせるエロチックな振り付けで踊る短編。
主人と召使いが入れ替わる「貴族遊び」だったと言うオチはある意味安心したけれど、最後の台詞「上出来だ」と言う意図が分からず、釈然としませんでした。
3人だけで照明演出などが付いていないので、アクロバティックダンスショウとしても物足りなかったです。

Part2 DID YOU MOVE?

妻:坂田加奈子
夫:牧野公昭
ウェイター長:金久烈
コメディチックな部分もあり、面白かったのですが、ラストの救われなさ感に閉口しました。
妻が白昼夢で勇気を得て、関係を変える一歩を踏み出すのかと思いきや、結局萎縮してしまい、しかももう夢の世界へ飛び立てないと言う絶望感が残るばかり。
ダンスの方は、妻が一人で踊っている時点は少々退屈でしたが、ウェイター長とのデュエットから面白くなり、総踊りは楽しめました。恐らく、ソロの時は後方で小芝居してる人々と踊っている妻が、スポットライトなどで区別されないので、意識が散漫になってしまうのでしょう。照明を使わないのは演出意図もあるのでしょうが、どこを見せたいのか読み取れませんでした。
帰宅してからプログラムを読んで「夫も実は妻を愛していると言う解釈も出来る、と言うとブーイングを喰らうか(意訳)」と言う下りに驚きました。私は普通に、コンタクト下手な夫婦の話なのだと思っていました。少なくとも夫の方は、母親が認めていないらしい女を、一片の好意もなしに妻にする必要がないのですし、ドレスを褒めたり、お気に入りのカフェを予約したのも、愛情ではないのかな。だから二人が一歩ずつ勇気を出せば、違う関係を作れそうなのに、ともどかしく思ったのですが……。
ただの暴力夫の話だったんだとすると、余計に辛いです。

Part3 CONTACT

マイケル・ワイリー:加藤敬二
バーテンダー:牧野公昭
黄色いドレスの女:酒井はな
マイケル役の巧さに完全に惹き込まれました。一人だけ芝居のレベルが違ったと思います。喋り方、動きに、精神を病んでいるらしい説得力があったのと、四季の舞台なのに台詞回しが自然で、非常に気持ち良く観る事が出来ました。
黄色いドレスの女は、台詞に情感がなくて逆に凄いですね。普通の役でこの調子で話されたら嫌ですが、電話の「階下に暮らすミネッティ」の声としては最適だったと思います。
お話としては、自己肯定による再生と言うありふれた内容のため、物語はPart2の方が深い気もしますが、ハッピーエンドな分こちらの方が良い後味で良かったです。
なお、二部の夫と三部のバーテンが同じ役者であることは、カーテンコールで気付きました。精神科医の声とバーテンの声の使い分けも格好良かったです。

作品全体の感想としては、日程をやりくりして無理に見に行った分、やや不満です。
そもそも、作中に歌は一切ないのに本作が「ミュージカル」と分類されているのは、この作品がダンスショウではなく物語だと言う事だと思います。
ゆえに、ダンスを上手に踊っても、そこに芝居がなければ、振り付けから読み取れる情報しか観客には判らず、ぼやけた印象になるのでは。
私のダンス理解力が欠けていると言う要素も勿論あるのでしょうが、その物語世界に客を引き摺り込む問答無用の表現をして欲しかったです。

……何時の間にこんなことに。

映画「忍たま乱太郎」
http://wwws.warnerbros.co.jp/nintama/

ミュージカルを演っているとか、キャラ追加により、近年大きなお友達に好評を博していると聞いていましたが、こんなにキャラクターがいたんだ!と吃驚しています。1年の3人組しか知りませんでした。
取り敢えず公式サイトの「出席簿」を見た限りでは、二年生のキャラの立ってなさと、四年生の個性の強さが際立って印象に残ります。あと五年生の不破と鉢谷は、説明文読むまで画像指定ミスかと思いましたよ。

公式サイト「特報」を見て大笑いしましたが、キーワードだけ並べると、和製ハリーポッターなんですね。いや、ハリーが洋風乱太郎なのか?
しかしこの映像は「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1」上映時のCMで流されたそうですが、そこまで狙うとパロディのつもりで制作してるのかと問い質したくなります。
最近の漫画実写映画流行には、笑いつつも、新規タイトルを作れないコンテンツ産業の異常さを感じてやみません。