• 2008年01月04日登録記事

ユアンさまサーチ」で公開する為に、北米版シンフォニアのセリフを収集しています。

ほぼオリジナル(日本語版)通りですが、言い回しだが変化している台詞もあり、比較すると面白いです。
例えば、アルテスタの家でミトスの正体が発覚するシーンで、ユアンさまを蹴りつつの台詞
「本当なら殺すところだけど姉さまに免じて命だけは助けてあげるよ」
は、読み取り間違いでなければ
「If it weren't for my sister's wishes to spare your life, I'd kill you right now.」
となっているんですね。雰囲気が違います。「免じて」を sake に置き換えると利益絡みという印象になるからでしょうか。
個人的には「親父」も「父さん」も「Dad」に統一されているようで残念でした。日本語は上手くできていますね。……クラトスは Father ではダメだったのかしら。

ロイドの台詞は、全体的に断定化している印象です。
「親父に何かしやがったらおまえら全員ただじゃすまさないぞ!」
と言う、レネゲード兵に捕まえられた状態での遠吠えっぽい台詞が
「I'll tear every last one of you to pieces!」
になっていたのは目を疑いました。このロイドは怒らせると絶対怖いと思いますよ!
逆に「クサい演説」台詞は、英訳化が良い感じに作用して
「People from Sylvarant, people from Tethe'alla...Desians and Renegades and members of Crusis...They're all victims.」
なんて、正に演説っぽくて格好よかったです。
ちなみに、時々挿入される Pronyma とは何の単語だろうと頭を捻っていたら、プロネーマの事でした。人名は難しいです。実は自分のテキストファイルでも、Kratos と打つと、いちいち「誤単語」チェックが入るのが困り物です。

全部のシーンは無理ですが、ある程度まとめたらサーチの台詞集に追加アップする予定ですので、興味のある方はぜひご覧ください。