• 2012年11月10日登録記事

「ワールド・ネバーランド 〜ナルル王国物語〜」体験版を遊んでみました。
http://www.althi.co.jp/worldneverland/nalulu/

仮想世界シミュレーションゲーム「ワールド・ネバーランド ~ナルル王国物語~」オフィシャルサイト

第1作「オルルド王国物語」をゲーム雑誌で見掛けて以来、遊んでみたいと思っていた、架空人生シミュレーションゲーム、通称「ワーネバ」シリーズ。
ゲーム中の時間で2年間遊ぶことができる体験版です。

ティピ・ミュラーという女の子でナルル王国に移住。
最初のうちは、朝からひたすら仕事をして、夜は家に帰って寝るという、現実とまったく変わりのない第二の人生を過ごしてしまいました(苦笑)。
同じことを繰り返していると、ゲーム中時間で3日も過ごせば飽きるゲームですね!
まずは目標がなければダメだ!と分かり、ゲームらしくティルグ(武術組織)に入ることを目標にしました。仕事をする傍らで剣技の稽古に励んでいると、色々な人から技を教えて貰えるのが楽しくて、この目標を持ってからは結構楽しく遊べました。武術に必要なステータスを上げる育成要素も、ちまちま数字を積み重ねるのが好きな私には苦でなかったので。ちなみに、この時は各ティルグの訓練施設でしか稽古できないと思っていて、1ステータスずつ頑張って連打であげていました。後日、一度に2ステータスが上がる特訓場に気付いてからは、そちらに通い詰めました。
滑り込みでエントリーした剣士決定戦は、物凄くラッキーな事に組み合わせが良く2勝で優勝。剣技試験も参加し、まず間違いなく合格した筈だと思ったのですが、合否は翌年にならないと分からないのですね。
年末はヤキモキしながらお仕事をしていたら、翌年ティルグ員の制服に変わっていました。
というわけでティルグ員としての新しい生活が始まったわけですが……
入ることが目標だったので、また目標がなくなってしまい、訓練と寝ることを繰り返す生活に舞い戻ってしまいました(笑)。
あっと言う間に退屈になってしまい、新たに目標としたのが結婚です。
しかし後から知ったのですが、この段階で実はまだ「友人」がおらず、全員「知人」状態でした。よくこんな状態から恋人を飛び越えて夫を作ろうと思ったな、と今では思います。
とりあえず、知人の中から一番好みのグラフィック且つ若い男性を選んで、猛アタックを開始しました。幸い、剣士決定戦の優勝賞金が懐にあり、毎日の貢ぎ物も可能だったので、ターゲットは10日程で陥落。そして、この恋人が出来る過程で、今まで自分が親しいと思っていた人々が全員「知人」だったことも判明したのでした。
無論、恋人はゴールではなく、目指すは結婚。
プレイ前にざっと読んだ説明書によれば、結婚するためにはデートが必須とあった記憶があり、早速デートに誘おうとしたところ――
やって来た恋人に「別れよう」と提案されました。
すかさず「考えさせて」で保留にし、即話し掛け直して「明日どこか出掛けない?」のコンボを叩き込んだティピは、凄く強い子でした。
残念ながらと言うべきか、当然と言うべきか、まったく盛り上がらないデートで、当然結婚話など出ませんでしたが。

思っていたより台詞パターンが少なく会話に楽しみがなかったり、効率良くプレイすると、生活が単調になって逆に面白くなかったりして、プレイに熱が入るゲーマーが遊ぶには意外と難しいゲームだと思いました。
のんびりと1日にゲーム時間1日だけ進めるくらいの遊び方をしたら、何年も長閑に遊べて楽しそうです。
また、発売後もパッチ修正がされていたり、次作が発売されてからもキャンペーンがあるなど、結構良心的な作品だなと思いました。