タルト・タタンの夢 2013/10/16 00:00分類読書感想タグ日常ミステリ 近藤史恵著「タルト・タタンの夢」 またも、グルメネタ+日常の謎というジャンルから一冊。レストランの客たちが持ち込む小さな謎にまつわる短編7編。面白かったです。迷惑だったり独り善がりで好感を抱けない客が多く、個々のお話はそんなに良いとは思わなかったのですが、物語の舞台である小さなフレンチ・レストラン「パ・マル」が、とても素敵なお店――美味しくて、気取らない家庭的な雰囲気――で、行ってみたくなるのでした。近所にこんな店ないかしら。