• 2018年06月登録記事

PS4のシミュレーションRPG「グランクレスト戦記」体験版を遊びました。
https://grancrest.bn-ent.net

グランクレスト戦記 TRIAL EDITION

体験できるのは2章「交渉」の終わりまで。ストーリーとしては、原作1巻・TVアニメ4話のヴィラールに従属するまでです。

ヴィラール

思ったより長時間遊べました。次のイベントが発生する年月が決まっていて、時間制限があるゲームですが、体験版では特別仕様として、最終週になる前にバルギャリー殿下のお力で期間延長して貰えるので、遊ぼうと覚えばさらに長く遊べます。
しかし、システム要素が多すぎて、これだけ遊んでも面白いか否か判断ができない、という極めて不思議な体験版になっていました。

細かいエピソードも拾うストーリーと、興味深いif展開

導入は、文字の説明がある分、アニメよりわかりやすかったです。
結婚式で起きた混沌収束が、自然発生ではなく人為的なものだったという事実や、その後群雄割拠の状態になった理由は、このオープニングで初めて知りました。

オープニング

その後の展開も、アニメにあった出来事はほぼ盛り込まれている印象。
ただ、棒立ちで台詞のやりとりをするだけだったり、アクションが派手なシーンはモノローグで処理してしまうので、アニメ未見だと少し分かりにくい部分があります。

イベント

演出をつける予算がなかったのか、と邪推もしてしまいます。

原作IF展開があることはCMで匂わせていましたが、なんと体験版の範囲でもズレが生じており、ラシックがテオに従属せず在野に降ってしまいました。

セーヴィスを捨てる

私がアニメを6話まで観て、その後も録画し続けているのはラシック様が好きだったからなのに……!
ちなみに、その後セーヴィス王も倒せないという体たらくでした。こんな具合に展開の違いが色々あるなら、原作ファンほど楽しめるかもしれませんね。

できることは多いが面白さに直結していない印象の戦闘

第一弾PVを見て、RTSゲームらしい雰囲気に惹かれた本作。
しかし実際に体験してみると、確かに三竦みや部隊の侵攻ルートを決めるという要素はあるものの、操作キャラクターのアクションは自分で操作するなど、思ったより「無双」ライクなゲームでした。

ケルベロス

また、操作キャラクターを切り替えできることや、各キャラクターが技を発動する順番とつなぎ方が重要という点では、「ゼノブレイド」の戦闘にも似たものがあります。

戦術視モードで軍勢を動かそうとしても、すでに交戦中だと自由には動かせなかったり、戦場の全体像がよく見えないのが難点。
せっかく魔法兵や弓兵に高所を陣取らせても、敵を誘き寄せるという発想が味方側にないため、前衛は一度交戦状態になると敵陣の奥深くへ誘い込まれてしまいます。
結局、全員で突っ込んだ方が良いような印象を受けます。

乱戦

ーーそんなわけで、上記のようになにが起きているかわからない乱戦になってしまうことがほとんどでした。混沌災害を相手にしているときは、敵がモンスターなのでわかりやすいけれど、戦場となると敵味方とも兵種ごとに共通グラフィックを使っているため、一見しただけでは敵が優勢なのか味方が優勢なのか、まったくわかりません。

UIはちょっと複雑。使用ボタン数、画面切り替えが多くて慣れるまで混乱します。

仲間

味方の能力にしても、ステータス・スキル・装備・信頼度・部隊編成など管理すべき要素が大量。シミュレーションはこれが醍醐味だといっても、それぞれの要素がどう強さに結びついているか、体験版の範囲では実感できませんでした。

安定した領地運営

1章はチュートリアルを兼ねていて、あまり自由に動けませんが、2章は領地の内政も行えます。
次のイベントまでの期間が決まっているので、金だけでなく時間のやりくりもしないといけない難しさがあります。ここは、なかなか面白い部分だと思いました。本拠地の勝手な移動だけは戸惑ったけれど、これはストーリーモードでは致し方ない部分でしょう。

内政

熱意をもって善政を敷いたけれど、よく考えたら物語の展開上、最初の領土は絶対手放すんですよね(苦笑)。

体験版での評価は不向きな複雑怪奇ゲーム

さすがに大手販売ゲームということもあって、かなり細かいところまで充実させた作りになっています。
例えば、世界観については用語集があるので、原作未読でつまづくところはありません。混沌災害討伐後のテキストがTRPG風だったりするのは、水野良ファン向けの要素でしょうか。

その他、英雄(500人)集め、数値・スキルの差がある装備集めなど、とにかくたくさんのシステムが搭載された本作。要素が多いのにそれぞれがどう影響するのか直感的でないのが難点に感じました。
個々の要素が有機的に組み合わされば、面白いゲームに化けそうな気配はあるのですが……。

グランクレスト戦記体験版クリア

肝心の戦闘システムがまだ練り上がっていない印象で、とても惜しいゲームでした。
内政は比較的面白く感じたので、予定されている無料DLCでテオ以外を主人公にする「群雄割拠モード」が実装されたら、数少ないアニメ調のSLGとして価値が出てくるような気もします。そうしたら、ラシック様で天下統一したいような気持ちもあります。
でもその前に、原作を読むほうが先でしょうかね。触れた感じ、キャラゲーとしては出来が良さそうなので、原作ファンだったら楽しいゲームだろうと思いました。

180628.jpg

唐芋菓子専門店Festivaloの「唐芋レアケーキ」リッチチーズ(RICH CHEESE)とリンド(Lindo)をいただきました(写真は「リッチチーズ」)。
http://www.festivalo.co.jp

非常に滑らかで、スイートポテトの常識を覆されました。確かに芋の味はあるけれど、ホクホクした香ばしさではありません。さつま芋がここまで滑らかになるのですね。
リンドはベースが紫芋で、濃い紫の色が美しいです。リッチチーズは、名前の通り生地にもチーズが練りこまれている上、クリームチーズまで乗っているのでほとんどチーズケーキの感。どちらも甘さは控えめです。
サイズ感もちょうどよく、飽きるほど大き過ぎず、物足りないというほど小さくもなく、いい塩梅です。
私は芋は好きな割に、スイートポテトはそれほど好きでないのですが、この唐芋レアケーキはなかなか好感触でした。

冷凍状態で販売され、冷蔵で日持ち1週間。
持ち帰り6時間まで保冷剤保証してくれるあたりは、お土産品としても重宝するなと思いました。

RPG「CHILD OF LIGHT」(PS4版)をはじめました。
現在地:5章「予期せぬ再会」開始時点

チャイルドオブライト

体験版(2016年9月1日記事参照)での絵本風の幻想的なビジュアル、空を飛ぶ快感、そして戦略的なバトルが印象的だった本作。
実際に遊んでみると、限られた範囲しか触れられなかった体験版よりずっと面白いです。
すべてのイベントやマップが連続しているのと、完全オートセーブ制(任意セーブなし)のため、プレイを止めるタイミングがなくて、気がついたら予定のプレイ時間を大幅に過ぎていました。
お布施でDLCを買ってしまおうか、と思うくらいハマっています。

現在地:クリア
(ミッション達成率91%、ライセンス取得率94%、合成達成率67%)

最後の航海日誌

意外とサブミッション数が多かったのと、後半は1戦闘に時間がかかることが増えたため、全ミッションクリアは諦めて先に進めてしまいました。そのため、隠しエンドは見ていませんが、ひとまず総評しています。