• 2011年02月登録記事

3回目のオークション、3番手で予定通りフライングボード500コールから開始しました。
ロードの小説全集が意外な高値(5866コール)を出したので少々不安でしたが、順調に値上がりして必殺なしで8109コール。勝ったと思ったら、なんとブリギットが別荘をオークションに出すと言う狡すぎる手を打ってきたので負けました。値段は10975コール。必殺を打っていれば勝てたかな?と思いましたが初周なのでロードはせず進行。
通年の落札最高額「キング・オブ・ザ・村おこし」は勿論獲得しました。
像にするモチーフを問われ、悩む事なく人参を選択したヴィオに、ある意味初志貫徹のキャラだなと感心です。

段々、商品棚を維持する為に錬金し続けるのが苦痛になり、お店をクラーラさんに適当に任せて最後の旅に出ました。
ホーニヒドルフまで遠出して、出現したゾーン高原に挑戦。丁度、生きているナワ(締め付ける)を作成できた後だった御陰で、標高3000mまで登り切る事が出来ました! 途中、ダメージの通らない敵が出現して困りましたが、逃げることが出来たので大事に至りませんでした。
ホーニヒドルフに戻った時点で残り日数が27日。カロッテ村に帰るのはギリギリでしょうか。
もしかしたらシステム上は帰らなくても良いのかもしれませんが、折角なので人参の像も見たいし、最終日までの来村人数もチェックしたいので、頑張って戻る事にします。

風野真知雄「水の城 いまだ落城せず」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
時は小田原の役。石田三成は大群を率いて忍城を攻める。しかし水攻めの策を取ったことで忍城に逃げ込んだ百姓が団結し、増援を得ても落とすことができない。やがて小田原城が陥落し、忍城が自ら門を開くまで攻防は続いたのだった。

主人公は忍城の城代・成田長親なのですが、物語を突き詰めていくと、この人物はなにもしてない(笑)。と言う事で、ドラマ性のある三成の視点で粗筋を書かせて頂きました。

忍城側は良い人材が集まったことと、それを巧く配置できた事がすべての勝因でしょうね。長親自身は所謂「ゆるキャラ」なのですが、水攻めの失敗時に「水を弄ぶからだ」と呟く背景に、彼の人生が広がって見えました。
戦をしているのにのんびりした雰囲気があるのも、面白いです。
でも長親は昼行灯と言う評は分かるけれど、決して穏やかな人ではない気がします。武将としては当然なのかも知れないけれど、「我ら、餓死よりも戦死を望む者」と言う台詞はさらっとは言えないと思います。

メインは忍城側ですが、人間性から丁寧に描かれていて、この小説の三成は好感が持てました。
元々、三成の戦下手と言われる根拠を知りたくて読んでみたのですが、このお話では館林城は3日で落としているし、大きな采配ミスをしている訳でもないんですね。
ただ、自分自身は独創性を欠片も持っていないのに、主君に倣うあまり奇策をしたがる辺り、仕方のない人だなぁと、却って好感を抱きました。
豊臣方の武闘派家来に対するコンプレックスで焦っていて、攻手として圧倒的に有利な立場なのに、逆に徐々に追い詰められていく様が面白いです。そのくせ、最終的には負けたことで秀吉の妬心を買わずに済んだと計算するのが、結構姑息ですよね。

長親と三成のまったく価値観が合わない辺りは、銀英伝のヤンとレンネンカンプみたいだと思ったのですが、両者に対する好感度は逆転してます。

甲斐姫はヒロインなのでしょうか? 真田幸村との出会いや片思い設定を入れておきながら、中途半端な扱いで残念でした。
逆に、忍城攻防戦の「黒幕」お菊さまは、やり過ぎな感じ。2度も嘘を真実で押し通したのは、巧く転んだから良いものの、この人はもし失敗したら責任を取るつもりがあったのだろうかと考えてしまいます。
でも物語自体は面白かったです。

3年目突入。来村人数は1000人越えして、後はお店屋さんごっこを極めるくらいでしょうか。

2年目のオークションは、予定通り「空飛ぶほうき」で勝負。
しかし一人目、ロードが出品した「ドラグーンメイル」が、500コール開始から7816コールの高値を付けたのでギョッとしました。
ヴィオは前回同様開始金額を200コールにしていたのですが、これはもっと高値開始にすべきだったんですね。
結局、ラスト1秒のところで必殺を打ってみたところ、9409コールまで一気に引き上げられたので、無事優勝できました。間に合わないんじゃないかと思ったんですが、意外と何とかなるものですね。
ちなみに、自信満々のバルテルの出品物は「昨日の夕食」だったので圧勝(笑)。
それにしても、クリエムヒルトさんって何者なんでしょう。去年もバルテルのカエルを落札していたような……。これ、粘ればお兄ちゃんを勝たせられるんでしょうか。

迷いの森からの直通路も出来たのですが、ハーフェンから西はなかなか行き難くて、カロッテ村とファスビンダーはお店の評判が100なのに、ハーフェンとホーニヒドルフはまだ半分にも至っていません。
そう言えば、実際にホーニヒドルフに行けるようになる前に、店の評判の対象に出てくるようになってしまったのはなんだか変な気がしたけれど、仕様かな。
その他、色々新しい採取地も出現して、大貫洞と言うダンジョンを抜けるともう一つ街がありそうなんですが、遠くてなかなか行けません。ブームが来るとそれに対応するので必死ですしね。
一周目だし、これ以上の遠出は諦めて、今出来る物を極めようかなと考えています。
錬金術がお店に品物を並べる為の手段になってるのが、「マリーのアトリエ」との大きな違いですね。

なお、一度ガーゴイルに酷い目に遭わされてから避けていた海底のダンジョンに再挑戦したところ、フライングボードを作れるようになりました。
こんな所で入手する本だったんですね!
次回のオークションは、このフライングボードで勝負になりそうです。

パリブランシェシリーズ

アンリ・シャルパンティエのケーキ「Paris Branche」シリーズの2011年冬新作を食べてみました。
http://www.henri-charpentier.com/

左手前がウィーン風トリュフのトルテ、右奥がザッハトルテ。もう一種類、バナナとチョコレートのトルテは家人に進呈したため写真なしですが、一口有り付く事が出来ました。

ウィーン風トリュフのトルテは、中がクリームとふわふわのスポンジで層になっており、とても柔らかい食感。ヘーゼルナッツやアーモンドが入り交じった複雑なハーモニーが特徴的。ナッツの粒が滑らかな口溶けと不似合いな気もしましたが、アクセントと考えるべきでしょうか。
「大人の味」と表現するのがピッタリのケーキでした。今回のParis Brancheシリーズでは、個人的にこれが一番良かったかなと。

ザッハトルテの方は、思ったより後味が甘い仕上がり。甘さが強いので、最後の方は少し飽きました。
また、表面にコーティングされたチョコレートがやや硬く、フォークを差し難かったです。
ちなみに、上に乗っているチョコは不思議と酸味を感じる味でした。

バナナとチョコレートのトルテは、「バナナとチョコレート」と言う鉄壁の組み合わせで失敗はないと思ったのですが、ちょっと酒が効いていて好みが分かれそうな印象でした。
クリームだと思った部分がムースだったので、その辺も予想と違う部分でした。

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PSP「ヴィオラートのアトリエ〜グラムナートの錬金術士2〜群青の思い出」のプレイを始めました。

少々テンポが悪いと感じる部分もあるのですが、ふと時計を見ると長時間遊び続けている自分に気付きます。ちまちま成長したり収集するゲーム、大好きですね。
と言う事で、早くも現在2年目の6月です。来村人数は500人越えして、普通の街で成長中です。

オープニングアニメは、字幕が読めない程小さく、ロゴも若干潰れている感じだったので、PS2のムービーをそのまま持って来てるのでしょうか。
プレイスタイルは、ナビ機能付きの「はじめてモード」を選択。「マリーのアトリエ」はプレイした事があるので、説明書も軽く流し読みです。

チビキャラが大きいのと、小物が一杯配置されてるために、ちょっと画面が狭苦しい感じですね。その割に、台詞ウィンドウ枠は小さいのですが。台詞ウィンドウと言えば、顔グラフィックが表示されたりしなかったりするのが謎です。
序盤は、調合の合間に色んな人が頻繁に訪れるので、思うように自分のペースで作業が出来ず、ちょっとイライラしました。
1年目の後半から、ほぼ自由に遊べるようになってきたかな。
システム面では、アイテム収集ゲームなのに、肝心のカゴとコンテナのアイテム選択がやや不便ですね。調合するアイテムも全部一覧形式のリストと言うのは、作れる物が増える程不便になってきています。
従属効果、品質、客の評価と言う要素が組み合わさって、一方の面では良いアイテムでも、万能ではなかったりする絶妙のバランスは、なかなか歯応えがあります。

キャラクターは、お兄ちゃんは想像通りの人物だったのですが、ロードって、意外と毒舌且つ格好付けキャラだったんですね。
序盤にバルテルと幼馴染み3人組で連れ回していたところ、「あっち」とか「こっち」とか可愛いやりとりがあって吃驚しました。
中盤から、バルテルを店番に回す為、カタリーナを雇用しています。騎士団長を雇用してみたいけれど、ちょっと雇用費が高そうで警戒中です。
店番は、クラーラ、バルテルで回して、最近はお金に余裕が出来たので安定感のあるブリギットでほぼ固定。バルテルは稼ぎは良いのだけれど、客の評判を落としてる気がします。頼んだ時の、口では文句言いつつ妹に頼られて笑顔になってるような感じは凄く可愛くて好きなんですけれどね。クラーラさんは、売ったアイテムの稼ぎが何処に消えてるのか謎過ぎ。
施設は、コンテナとプチ氷室で固定。序盤に一度家庭菜園を作ったのは日数の無駄でした……。

1年目のオークションは、ブリギットとの勝負が掛かっていたので虎の子の「生きているナワ」を出品。ばっちり優勝しました。優勝賞品は勿体なくてコンテナに寝かせ中。
2年目はバルテルと勝負なんですね。正直、この人には負ける気がしません(笑)。とは言え他の二人の出品は侮れないので、5月に作成した「空飛ぶホウキ」を出品しようと思ってます。