• 2011年01月15日登録記事

間もなく発売のPSP版「ヴィーナス&ブレイブス」体験版にて、ブレイブス・レジェンドモードを遊んでみました。
http://dol.dengeki.com/pr/venus-braves/

PS2版のクロニクルモードに、各種イベントが追加されたモード。
ざっと遊んでみましたが、衰退期の隊員が募集に来る率が高くなっていないか?と勘繰るくらい「引き」が悪くて苦労しました。
隊の運営に苦慮したため、噂は発生しても起こせなかったイベントが多数あります(テイルズキャラにも会っていません)が、取り敢えず確認できた追加イベントを中心に感想を述べたいと思います。

・山賊亭姉妹店のご馳走
王都の山賊亭が別の街に姉妹店を開店し、そこへ訪れると料理を振る舞ってくれるという内容。
効果はなんと、騎士団の全員が絶好調になるものでした。単なる体力回復効果だと想像していたため遠征帰還時に発生させてしまい、勿体ないためそこから長期遠征してしまいました。
全員好調と言うのは、凄い効果を生みますね。開始3年目の全員が酒場で集めた衰退期含むメンバーなのに、Lv.6アグレスまで倒せました。

・闘技大会
開始2年目頃に発生させて、出て来たのはLv.2ポイズンミスト、Lv.1モウリィマウス。
トドメを刺した時のレベルアップもあるし、最後に出場者全員が1レベル上がると言う超ボーナスイベント。確認していませんが、恐らく同じキャラを2回出場させても出場レベルアップは1レベル分だけのようなので、なるべく違うキャラを出場させて6人+トドメ分のレベルアップを計るのが良さそうです。
3人=ほぼノーローテーションダメージ計算し易いし、15歳団員を大量に連れている時に発生したら嬉しいですね。
団長が出場できない縛りだけが残念です。

・死者の復活
噂の現場に行ったのですが、選択肢が生じ「妖精の道を使う」方の選択肢を選ぶと、唯の妖精の道になってしまう模様。
死者の復活は、妖精の道を使わない方を選ぶと果たされるのかな?
発生に失敗したのでちょっと謎です。
復活する団員がどういう基準で選ばれ、何歳の状態で復活するのか気になります。

・その他の変更点
ゲシュタルトボードでの仲間たちの初期位置が真ん中にまとまった形になりました。人間関係が直ぐ形成される利点の反面、誰と誰がくっついてるのか分かり難くなった感じ。
また、ある時点からゲシュタルトボードで人間関係が全く動かなくなるバグが発生しました。決して陣形の問題でなく、一度電源を切ってやり直したら動くようになったので事なきを得ましたが、数戦分の人間関係を無駄にしてしまいショック。頻繁にボードを確認した方が良さそうですね。

後は体感ですが、誘惑者の出現率が高くなった気がします。
特に聖女の道での誘惑者出現率が高くて、片道で1回戦うくらいの頻度だったので、通る度に恐々としました。あの道で何人も犠牲にしてしまいました。
また、召喚精霊が複数回降りました。親友イベントの発生率が高くなった気がします。

全体的に、ちまちまと厳しい戦いを積み重ねて行くオリジナルに、博打的な一発逆転の要素がプラスされた感じです。騎士団が強化し易くなった反面、実は騎士団の底力を成長はおろか維持もできないプレイになりがちで、追加イベントはどれも罠的な要素ですね。
例えば、全員好調でつい長期遠征してしまいましたが、そのせいで本来なら得られた人間関係が成立しない上、強力な相互影響で団子状態になってしまいました。
そうすると子供が産まれないので、長期的な眼で見たら騎士団にとってはマイナスですよね。
この辺の積み重ねはもっと先の世代までプレイしないと分からないので、製品版を遊んだらまた違う意見になるかも知れませんが、ふとそんなことを思いました。

一応お断りしておくと、否定意見ではなくて、追加イベント自体はなかなか面白いです。
ただ、オリジナル版とはゲーム性が異なりそうだぞ、と感じました。