• 2014年06月20日登録記事

「100万トンのバラバラ・1万トン体験版」を遊びました。
http://www.jp.playstation.com/software/title/ucjs10108.html

体験版専用のステージを3つ遊べます。第1〜2の戦艦はチュートリアルという感じで初見で完全クリアが可能ですが、第3の戦艦は難易度が少々高くなるので、2回やり直しました。

携帯ゲーム機向けの、シンプルでお手軽だけれど面白いゲーム。
正直、スクリーンショット等を観た段階では、絵本のような絵柄は好みだけれど、どういうゲームかまったく分からず面白そうにも見えない、と思っていました。実際に遊んで初めて分かるタイプですね。

公式ジャンルは「解体切断アクション」となっているけれど、実際は自分なりの解法を考える「パズル」だと思います。
時間制限が意外とシビアなので、操作スピードが必然的に速くなり、結果として戦艦をぶった切る爽快感も生まれます。が、どちらかというと遊んでいる当人は、時間制限内にいかに効率よく戦艦を解体していくかを緻密に考え、それが想定通り綺麗にハマった時に達成感を覚えるタイプのゲームでした。
これ、製品版だと結構難易度が高いのではないかしら。

操作面は細かい不満もあり、もっと洗練したらより面白くなりそうです。
例えば、効率を追求する為には、戦艦全体を好きなだけ見渡したい。ステージ開始前に全体像が見えるけれど、直ぐ画面が切り替わってしまうし、リトライの時には見えないのですよね。
あと、操作ミスでボムを出してしまうことがあり、ボムは奥の手(禁じ手)なのだから、少し出し難い操作方法が良かったな、と感じたりしました。
切断中、出っ張りで引っ掛かったり、キャラクターが何処にいるのか分かり難い感じもあったかなぁ。

独特の色合いのグラフィックは、とても良い世界観を出しています。
キャラクターも可愛く、主人公のティトリ隊長は隊長なのに下っ端感に溢れていて、なんだかとても和みました。