• 2018年04月登録記事

現在地:トロフィーコンプリート

不思議な本の錬金術士

魔王戦は、アイテムを使うとその反撃効果で魔王が回復+能力アップして手が付けられなくなるので、「回復無効」の技なりアイテムなりを用意して対処すべきだったのでしょうが、思い切って「自動回復アイテム」「タイムカード系アイテム」を使わないという戦法にしてみました。
アイテムを活用しない場合、コルネリアの利点が薄れるので、スキルに回復技「ミラクハーブ」があるオスカーに入れ替え。

ミラクハーブ

状態異常は「慈愛の光」を付けた装飾品を作って対策したのですが、「ミラクハーブ」は状態異常も回復できるので強いですね。やっぱり、オスカーって植物限定の錬金術師なのでは?
どうしても犠牲者が出るだろうと思われた時は、総崩れになるより一旦後退してでも建て直す方が良いと判断して「そよ風のアロマ」を1回だけ使いました。

これは「錬金術士」としては邪道な戦いかただと思いますが、あえてアイテム封印のプレイというのも、なかなか面白かったです。

というわけで、無事トロフィーコンプリートできましたので、以下は総評です。

とても楽しく遊びました。
難点を挙げるとすれば、調合であれこれ考えていると、時間が吹き飛ぶことかな。

調合

パズル要素は不要だと最初思っていたけれど、うまくハマったときの気持ち良さは、旧シリーズにない喜びでした。

アニメ調のやさしいグラフィック

本作はPS4、PS3、PSVitaの3機種対応ソフト。
当然、PS4としては若干物足りないグラフィックかもしれませんが、アニメ調なので「デフォルメ」と捉えることができますし、メイン・サブのキャラクターモデリングは細かい装飾まで丁寧です。

キャラクター

個人的には、新作「リディー&スール」より、本作での造形の方がメリハリが効いて見えて好きなくらいです。
ただ、表情の変化に乏しく、笑顔か困り顔のどちらかだったのは演出的に不満でした。

遊びやすく&やり込みにも対応したシステム

システム面は、全体的に過去作より気楽に遊べるように配慮されていると感じました。
日数制限が撤廃されていたり、エンディングは1種類だけで誰でもシナリオ進行に添って進めればクリアできることなどは、その現れだと思います。
イベントは比較的短くまとまっているし、戦闘や移動も早送り機能が付いています。
また、全滅しても採取品の一部を失うだけなので、結構思い切った探索もできて、サクサク遊べました。

戦闘

ただし、仲間やアイテムが揃わない序盤の戦闘は、なかなかの歯応えでした。メーベルト農場のキメラビーストや、街道の黒プニといった要所でハードルが設けられていて、アイテムや戦法を研究させられました。

錬金術のアイテム作りだけでなく、武器・防具強化、ドールメイクなど色々な要素が盛り込まれていて、飽きさせません。

ドールメイク

ソフィーの衣装は2種類(+配信終了したDLC)しかありませんが、プラフタの外見は結構色々変化できるので、好みの外見になるまで凝るのも楽しそうです。

レベルアップが途中で終わってアビリティ制になる二段階制などは、プレイヤーがゲームに慣れた頃から自由度を上げるという、なかなか良い工夫だと思いました。ただ、最終的にアップできる数値の上限は決まっていて、結局全員のアビリティを最大まで育ててしまったのですけれどね。

奇を衒わない気持ち良いストーリー

物語は、後日談まで含めると結局王道の展開でしたけれど、ソフィーとプラフタの絆を描くという点では、非常に良かったです。

ソフィーとプラフタ

ただ、後半は完全にソフィーとプラフタの間だけでメインストーリーが進み、仲間で戦ったはずなのにイベントシーンでルアードと対峙するのは二人だけだったり、少し寂しい気がしました。

街はキルヘン・ベルしか存在しないのですが、どんどん採取場所が増えて行動範囲が広がっていくので、世界が狭いとは思わなかったです。

好感が持てるキャラクターたち

主人公ソフィーを筆頭に、キャラクターたちはみんな好人物。ラスボスですら、後日談では愛嬌を感じます。
基本的に裏表がない人々なのでストレスなく付き合えますし、言動はソフィーやプラフタへの愛に溢れているので癒されます。たとえそれがゲームのキャラクターであっても、好意をもって接してくれれば、こちら(プレイヤー)も好意を返したくなるんだと実感しました。

コルネリア

一番お気に入りのコルネリアは「リディー&スール」にも再登場しているようです。父親を探す旅の顛末はそこで描かれるのでしょうか。だとすれば「リディー&スール」もやりたいなぁと思ってしまいました。三部作制で話を引っ張る制作側の思惑に完全に乗せられている……。

また、どのキャラクターも、主人公以外の人物との関係が描かれていて、思い掛け無い交友関係が見えるので、沢山散りばめられたイベントはいつも楽しめました。

ホルストとパメラとテス

普通のRPGではなかなか少ないサブキャラ同士でのやり取りも複数あり、一つの街が舞台だからこその「みんなが知り合い」というある種の安心感があると思いました。

初めての「アトリエ」にもオススメの良作

結論として、ストレスを少なくして楽しんでもらおうという「おもてなし」の精神を感じたゲームでした。
アトリエシリーズに興味を持ったけれど、作品数が多くてどれを遊べば良いのかわからない、という場合にもお勧めできる1本です。

インド料理「Assam」築地店で夕食。
入り口付近は狭いですが、店内に入ると幅と奥行きがあり、全体的にゆったりした雰囲気です。

築地市場のある築地まで来てカレーを食べる、という選択肢には少しハズシた感がありますが、味自体はアタリでした。
ナンで食べるカレーは久し振りですが、こんなに美味しかったか!と思いました。
カレー自体も、日頃食べる機会がないサラッとしたスープ風で新鮮。味は、比較的マイルドなものが多いように感じました。辛いものが苦手な私でも美味しくいただけます。
ただ、バターチキンカレーは甘過ぎて、美味しいけれどやや好みが割れるところかもしれません。個人的には、ホウレン草チキンカレーが適度な辛さで美味しかったです。
ナン自体は、ギーのせいで見た目は脂っぽいけれど、不思議とベタつくほどでなく、これ自体が甘く感じる味わいでした。
飲み物はラッシーでさっぱり。
カレー以外のメニューも色々充実していて、偶にはインド料理も面白いなと思いました。

現在地:後日談DLC(無料)クリア

後日談

後日談というのは、次作「フィリスのアトリエ」に繋がる、仲間達やソフィーの旅立ちエピソードでした。
「フィリス」の収録時にDLC用の追加音声を撮ったのか、次作に登場しないキャラクターはお話に絡んでこないのがちょっと残念でした。特に、幼馴染組は3人セットの印象が強かっただけに、オスカーには旅立ちの相談をして、モニカにはしないあたり、ちょっと不自然に感じました。

そりゃ寂しいだろうけど…

そういった「大人の事情」を感じさせる不満はありましたが、あくまで無料DLCであることも考慮すると、非常に良い内容でした。
次作への布石がたくさんあって、「フィリス」も遊びたくなります。

例えば、「フィリス」の公式サイトでメクレットとアトミナの登場が明かされていますが、「ソフィー」本編では存在感はあったけれど交流はなかった二人なので、再登場が嬉しいとは思いませんでした。でも、この後日談では二人が掘り下げられて、ちょっと可愛いところも見えたので、前向きになった二人に会えるのもいいかもな、と思えました。

…逃げる!

また、プラフタを人間の体ではなく人形の体にした過去の妥協を悔い、改めて人間にするために手を尽くすというソフィーの告白には、この先の3作でプラフタが人間になる展開が来るのだろうか!と期待もさせられました。

ありがとうございます

また、メインの「出来事」と関係のないサブイベントもあって、かなり豪華でした。

ジュリオとパメラ

ただしショートカットで移動していたこともあり、見逃したイベントもあるようで悔しいです。
今の仕様でも十分なUIだけれど、イベントが発生する場所は別途アイコンを表示してくれると、もっと進行が楽かも知れませんね。

パーティメンバーは、後日談に入ってからハロル→コルネリアに入れ替えました。

コルネリア

これで、全員が「リフュールボトル」を装備できるメンバーになり、耐久度は上がりました。それでもなかなか光のエレメンタルに勝てず不貞腐れていましたが、防御より攻撃を重視した編成&戦術に組み替えてみたところ、遂に勝利しました!

光の化身

苦労した分、喜びもひとしおです。

勝因はハッキリしていませんが、これまでソフィーに装備させていた「神の落し物」をプラフタに回して火力を底上げしたのと、「プニプニ弾(効果が「打撃に弱くなる」)」を使ってみたことかな。
結局のところ、よほど効果が大きいアイテムを使うのでない以上、通常攻撃で連撃+クリティカルが発生することを祈る方が効果的な気もしました。

これで、あと1つ取得すればトロフィーコンプリートというところまで迫りました。しかしーー

魔王

さすが、魔王。また次元の違う強さを体験することになりました。
ジュリオが常時「ソウルファイア」を使っていればダメージを抑えられるけれど、最終的には蓄積ダメージで「ブレイク」が発生して、そこから総崩れになります。手数が多いのは「光のエレメント」同様なので、今度も火力を上げて速攻を狙うべきなのかな。ここまできたら、頑張ります。

次回、トロフィーコンプリート報告と共に総評で終わりにしようと思います。

ハントカタログが完成しました。

ブックメーカー

ヤズマットを倒した後、後4体でハントカタログ集めも終わるということは分かっていたのですが、「クリスタル・グランデ」に行くのが億劫で少し間が空きました。

重い腰を上げて古代都市ギルヴェガンに飛び、久し振りのクリスタル・グランデへ。
まずは、特定のルートで「ア・シフト・カンブル・ラ」に到着すると出現する「クリスタルナイト」を捕獲。

クリスタルナイト

全身をクリスタル製の鎧で包んでいるというだけあって、骨の癖にやや堅かったです。

もう一体のレアモンスターは「イビルスピリット」。これは確率出現ですが、出現候補ゾーンが8ヶ所もあるので、「オメガ」のゾーンへ行く途中で偶然会えればそれで良し、会えなければ帰り道に粘る、と決めて先へ進みます。

イビルスピリット

結局、遭遇したのは往路でした。場所は「セット・アクエリアス」だったと思います。湧き出るライフフォビトンが邪魔で、ダッシュで振り切ろうとした中に現れたので、慌てて反転して倒しました。

途中「シェルガ」「柳生の漆黒」「ヘイスガ」を回収。これでようやく全魔法が揃いました。柳生の漆黒は、ヤズマットを倒した今となっては無用の長物だけれど、トライアルモードで出番があるでしょう。

で、オメガの元へ通じるルートを成立させた辺りで、大変なことが判明しました。

いつの間にか、フェニックスの尾が0になってる……!

アイテムリスト

思えば、クリスタル・グランデに行く前に「ヤズマット戦で消費したアイテムの在庫は大丈夫か?」と一瞬不安を感じていたのです。しかし「いつも補充してからセーブしてるから大丈夫」「そもそもヤズマット戦で使い切ってないから大丈夫」と記憶を過信し、確かめることを怠った自分に猛省を促したい!

ここはポーズをかけて悩みました。
安全策を取るならば、一旦引き返してフェニックスの尾を手に入れてから挑戦すべきです。ゲートは一度起動しておけば同じ状態が保存されるので、再度進む分には全ゾーンを駆け抜けるだけで済みます。
しかし、挑戦前に「今回でクリスタル・グランデでの仕事は全部終える」と思っていた気持ちがどうしても収まらず、思い切ってオメガが眠る「デボン・ザイレム・サ」へ特攻することにしました。

オメガmk.XII

バトルメンバーは、蘇生魔法を持たないアーシェに代わり、「アレイズ」が使えるバッシュを起用。
ヴァンは「レイズ」が使えたので据え置きます。

パーティメンバー

オメガmk.XIIはボスモンスターでありながら、通常攻撃しかしません。また、敵愾心を持たず、ランダム攻撃する性質があります(オリジナル版は一番近い敵を攻撃)。
そのため、囮戦法は使わず真っ正面からぶつかってみました。

オメガmk.XII

直ぐ分かったのですが、凄まじい攻撃力です。怖いのは、追加で「狂戦士」の状態異常が確率発生する点。パンネロとバッシュが二人とも「狂戦士」になると回復魔法が飛んでこないので、慌てて「ニホパラオア」で解除しました。
結局「リバース」を解禁。リバース戦法だとMP管理が難しいのが常ですが、幸い「クリスタル・グランデ」はミスト濃度が高いため、高速回復できるので問題ありませんでした。

こうして、少し時間はかかったものの、フェニックスの尾を一つも使わず撃破に成功しました。

オメガmk.XII撃破

それにしても、FF12の隠しボスって、ヤズマットもオメガも基本的に「レベルを上げて物理で殴る」を地でいくタイプだなぁと思いました。味方ではなく、敵がね(笑)。

用事のなくなったクリスタル・グランデから退散した後は、サリカ樹林で最後のモンスターとなる「スニークフロッグ」を捕獲。
確率登場なのに、透明状態且つ積極攻撃してこないため、発見が非常に面倒な敵です。何度も通い、範囲魔法巻き込みで見つけました。

スニークフロッグ

ちなみに、最後が「スニークフロッグ」になったのは、オメガ撃破は専用トロフィーがあると思っていたからです。
しかし、オメガ撃破自体にはトロフィーが設定されていなかったので、オメガを最後にした方が格好良かったですね。

そんなわけで、あまり締まらなかったけれど目標のハントカタログが埋まり、大変満足しました。これによって取得できる「ブックメーカー」は、コツコツやれば絶対達成できるトロフィーなのに、運と反射神経が要求される「ユニオンパワーズ」より取得率が低いんですね。その点は意外でした。

ノイタミナの放送が遅かったので、感想も遅れましたが、予定していたものは全部観ました。

信長の忍び 〜姉川・石山篇〜

https://nobunaga-no-shinobi.com

53話(第3期)からスタート。
びっくりするくらいノリが変わらないので、安心して見ていられます。茶々(幼女)が微妙に悪女っぷりを発揮していて笑いました。

銀河英雄伝説 Die Neue These

http://gineiden-anime.com

放送までの情報で不安視したファンは多かったと思うのですが、失礼ながら、ちゃんとした原作リスペクトを感じる1話でした。
キャラクターデザインが受け付けない問題は払拭できていませんが、脇役は味があって良いです。キルヒアイスの吊り目であることと、キャゼルヌ先輩が家庭人に見えないこと以外は、この品質なら慣れそうな気がします。

船のギミックやホログラム装置などのSFっぽい雰囲気と、馬車や華美な椅子などの中世っぽさの共存具合が、とても銀河英雄伝説らしくて楽しいです。
CGの戦闘も迫力がありました。帝国ワルキューレ部隊の活躍っぷりに引き込まれました。原作だと、現役ワルキューレ乗りに名のある人物がいないため、同盟のスパルタニアン部隊に比べ弱い印象があったのですが、艦を一艘撃墜していましたね。
ただ、肝心の同盟軍の布陣が、三方向からの包囲ではなく、並列での進軍に見えたのが残念でした。あと、艦隊数が1の桁まで完全に把握されていたのは笑えました。

PERSONA5 the Animation

http://p5a.jp

ゲーマーの端くれとして1話は見たのですが……。
なぜ、遊べる環境があり、評判が極めて良く、プレイした友人たちも絶賛していたゲームなのに遊ばなかったか、ということが改めて明確になりました。
つまり、私は純粋に怖いのが苦手なんですね(笑)。暴力的なのも苦手。現段階では表面が見えているだけと思いますが、主人公も含めた登場人物全員の印象が悪く、気持ち悪さを感じるのも苦手。
そんなわけで、ペルソナ5に興味が湧かない理由がスッキリしました。

Caligula -カリギュラ-

http://caligula-anime.com

ゲーム(Vita版)の発売時点で、設定面や意欲的なシステムは惹かれつつ、アートワークが好みじゃないため見送っていました。
1話は、非常に癖が強いけれど、丁寧な描写で、主人公がわけのわからない状態に陥っている様を描いた導入でした。ただ、とにかく閉塞感のある不穏な空気と、これまで認識していた世界が崩れる様を見させられただけなので、まだ全体の雰囲気が掴めず、判断に迷っています。

ヲタクに恋は難しい

http://wotakoi-anime.com

原作は以前少し読んだだけですが、割と原作通りのアニメだという印象。
しかし、主人公の成海が可愛く見えなくて戸惑いました。動きと声がつくと言動の痛さが目立ち、顔の良さだけではごまかされなくなったのかも。例えば、元彼を「クズ」というけれど、交際中に二股されたのでなく、別れた後に新しい彼女を作っただけなら、文句を言う筋合いはないのでは。
さらに仕事ができない描写も辛いと思いました。ゲーマーなのに会社の複合機で操作ミスするとか、信じられないな!

なお、途中に7月放送「BANANA FISH」のCMがあって、そちらでテンションが上がりました。