• 2008年03月10日登録記事

TOD小説「カルビオラの奇跡」更新。

予定より長いお話になりました。キャラが勝手に動くのを防ぐため改変した部分もあり、もう少しストレートな展開だった筈が、分かりにくくなってしまったかもしれません。
お話は、カルビオラで、スタンが石になってしまった後のリオンの行動。以前日誌でちらと述べた、DC版イベントをプレイする以前に考えた展開です。
「15個持っているのだからパナシーアボトルを使えば」とか「そもそもスタンの装備品は石化防止にしてあるぞ」等とプレイ中に思ってしまう辺り、ゲームにおけるシステムとシナリオのバランスは難しいのですが、お話の展開的に考えた場合、パナシーアボトルはこのくらい入手が難しいものだと思います。フィリアが「調合」で作れるというシステムにも、一応沿わせたつもりです。カルバレイスでパナシーアボトルが買えないともっと説得力が出るのですが、そこは創作です。

で、先日の記事で決めたことと言うのが、実はこの「DC版での設定・イベントは、欲しい所だけ採る」と言う手法なのでした。攻略本設定までは準公式として従っていた(TOSでは攻略本設定と合わない作品を取り下げた)私ですが、デスティニーはPSオリジナル版とPS2リメイク版ですでに別物になっていますので、DCくらいは無視させて頂こうと……決断した次第です。
ちなみにDCだとこのイベント、バルックが凄くいい人です。別段その展開が嫌いと言うわけでないですが、PS2リメイク版をプレイした時に、バルックはグレバムの作業時間を作る為にリオン達を足止めしていると思ったので、その印象を盛り込んで書いています。顔には出てないけれど、グレバムを追い掛けると言われて内心焦っているはず。人手を連れてカルビオラまで何をしに来ていたのかも、ご自由にご想像ください。

余談ですが、執筆中の仮題はズバリ「パナシーア話」でした。アップする段階になって、タイトルが決まっていなかったとわかり焦りました。