• 2010年05月登録記事

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どういうわけか、前回に引き続き「TOS OVAテセアラ編 コレクターズ・エディション 第2巻」がAmazonから前日発送されました。
と言っても時間がないので、私が観られるのは明後日頃でしょうか。
引き続き、コレクターズ・エディションだけ購入しています。

第3巻が、9月23日発売となりましたね。
3月、5月と順調にシルヴァラント編同様の2ヶ月間隔発売だったので、7月かと思っていましたが、しばらくお預けになるようです。
と言う事は、全巻出た後の通し上映会も、当初予定の10月には到底開催できませんね。
12月は年末だし、1月は宙組の東京公演と被って土日は暇がないので、2月くらいになってしまうかも知れません。

そんな先のイベントの前に、先日告知させていただいた通り、週末29日(土)は第二巻オンライン鑑賞会を開催させて頂きます。
一度観てからの参加でも、その時初めて視聴でも、ご自由にどうぞ。
麻生は、初見だと画面に集中してしまいホストの務めが果たせなくなりそうなので、先に一度拝見しておく予定です。
でも、おまけアニメはわざと取っておこうかしら……?

昨日の続きで、2幕のショー「ファンキーサンシャイン」の初日感想です。

実は色々な意味でインパクトが強過ぎて、直前の「トラファルガー」の余韻が吹っ飛んでしまいました。一幕の直後は、このシーンを見直したいなとか色々考えていたのに、二幕が終わったら「本当にこれをリピートするのか?」と考え込んでしまう羽目に(笑)。
そのため、組長の挨拶の冒頭「只今ご覧戴きましたトラファルガーは〜」と言う部分に付いていけなかったのですが、私だけでしょうか。

全体通して殆どセットがなく、殺風景。変更なしで全国ツアーが回れそうな演出で、「このまま全国回れるじゃないか」と思う反面「これで全国回らなくて良かった」とも思う、アンビバレンツです。
衝撃的なシーンが多いせいか、不思議と、体感時間は短かったので、退屈はしなかったようなんですが……。
裏から幕を閉める人影が丸見えだったりと、ちょっと段取りに問題も。
また、プログラムのスチールがショーの方で、私の好みとしては全体にちょっと……と感じる写真だったのもあって、そんなところも残念でした。スチールは出来るだけ芝居の写真にして欲しいなぁ。まぁ、稽古前に役の扮装をするのは難しいのでしょうけれど。

以下、細部まで観ていないのでシーンごとの印象と、私のテンションの激しい変化具合を感想として記します。

第1場A(プロローグ)
歌詞が小学校低学年向けのアニメっぽいのは覚悟完了だったので、思ったより普通な衣装と、キャストの勢いで、意外と面白いかもと期待。
サイドから登場して一瞬ライトを貰う野々のアピール度が低くて、ショーでスターとして輝くためのハッタリを身に付けるのが急務だなと思いました。
→テンション変化なし

第1場B(ジャズ)
北翔+上級生の歌を堪能。
自己紹介の前にホルス以外のキャラ設定は読めたので、ルイ14世のネタなどは笑えましたが、インカ神のキャラ設定は謎でした。
→テンションUP

第2場(太陽族)
昭和歌謡全開。衣装もペラペラで、ちょっと辛いシーン。
でも台詞は勿論笑いました。蘭寿氏って、こういうのを照れなく演れる辺り、本当に尊敬に値するショースターです。
結構長いメドレーなのに、DVDでカットされてしまわないか心配です。
ところで、前場で言っていたホルスが取り持つカップル対象は蘭寿と花影だと思い込んで観ていたのですが、このシーンではホルスは何にもしてないので、無関係ですか?
→テンションDOWN

第3場(お天気レポーター)
個人的に、雨合羽は無問題でした。しかし、その後の衣装が、とんでもないバカ衣装で打ちのめされました。
花組「EXCITER!!」でもダサ男くんを格好よく変身させるシーンがあり、好きになれなかったのですが、それでもあれは変身後に実際に格好よくキメていたので良かったのだ、とよく分かりました。
ホルスは足蹴にされちゃったりして面白かったけれど、歌がワザとのアニメ声で、勿体ないと思いました。お遊びでやるからOKなのであって、折角なら低いキーを歌って欲しいです。
→テンションDOWN×5

第4場(中詰)
出だしから、歌うには恐ろしい組み合わせ始まって眼を白黒させている内に、総踊りになったことで中詰である事に気付いて一層仰け反った場面。
中詰の衣装、始まった瞬間「ない」と思ったんですが、観ている内に段々慣れていくのが恐ろしかったです。
ただ、ロングストレートで同期と共に登場したアリスは非常に可憐で、楽などはここは涙シーンではないでしょうか。
→テンションDOWN

第5場(日食〜プラズマ)
蘭寿中心メンバーによる大迫力のダンス。
私は揃ってる群舞が好きなので、力業の創作系は好みでないのですが、それでも「凄いものを見た!」と言うチケット代の元を取った感です。
とにかくもの凄いシーンで、ここの拍手に一番熱が入りました。
→テンションUP×3

第6場(太陽の戦士)
大空氏が芝居と異なる近代系の軍服での登場。それも、階級なしの一兵士の模様(蘭寿の方が少し凝った服で階級がありそう)。しかしショーを通してこの衣装が一番似合っていて、且つ安心できたように思います。
ただ、左肩に赤い布のような物が丸めて括ってあったのですが、一体なんなのか気になってしまい、集中できませんでした。
雰囲気は近代アメリカ?
男二人が女を巡って争うのは、宝塚では2公演に1回以上の頻度であるシーンですが、関係ない砲撃で男の一方が死んでセリ下がり、残った男女は逃亡すると言う展開は、斬新過ぎてヒドイと思いました。
→テンションUP×4、の後オチでDOWN

第7場A(若手場面)
ここで今公演初めて蒼羽りくを確認。蓮水ゆうや、凪七瑠海まで分かって、残る一人はプログラムによると澄輝さやとですね。次回はここで顔をちゃんと覚えようと思います。
好きなメンバーが入っているため楽しいのですが、場面転換にしては少し尺が長い気がしました。
→テンション変化なし

第7場B(ロケット)
ロケットに珍しくソロ@七瀬りりこが付いていて、圧巻の歌唱に一気に盛り上がりました。
こういう形で下級生に顔見せソロを与える方法があるんですね。
その後、体型的に真ん中に居続けるのは難しいのではと思ったら、フォーメーションチェンジでさり気なく下手端まで移動していたのも微笑ましかったです。
しかし、衣装と振り付けはちょっと微妙だと思いました。特に手袋。暗くすると蛍光色に光る素材でしたが、その演出のために暗くするほどの振り付けと思えず、やや単調でした。
→テンションUP、の後DOWN

第7場C(男役群舞)
男役群舞がある事に歓喜。が、衣装がもの凄く変則的な燕尾調で戸惑いました。
まず、男役が肘までの腕を見せている事に抵抗感があります。特に、カラーシャツを中に着た大空・蘭寿・北翔の衣装は、どちらかと言うと燕尾服より改造学ランに見えました。言うなればヴァルガーヴ@スレイヤーズTRY。そのせいで、やさぐれた雰囲気に観た方が良いのか、麗しい系なのか、全然分かりませんでした。
→テンション変化なし

第7場D(3組デュエットダンス)
目が3つほしいシーンでした。まるでリフト博覧会のようで、4種も見れて嬉しい。
また、男役の衣装は前場のままなのかと危惧したら、長袖に変形したので良かったです。ただし、あのシーンでは衣装の袖を下ろしつつ、階段を上がってポジションに付いて、声も出して、と演じる側は忙しないように思いました。
→テンションUP

第7場E(パレード)
エトワールは花影アリス。衣装はプロローグの物だと思いますが、鬘をまた変えていて、これも可憐でした。
歌自体も驚くほど良かったです。また、小降りですが羽根を貰っていたため、総計5つの羽根が並ぶ銀橋は非常に豪華で、お得な気分。
フィナーレは、曲とトップスターの上手・下手へのお辞儀が省略されていたのと、幕が下りる直前に変調して最後に掛け声「Thank you!」が入るのが、ちょっと普段と違う感じ。
カーテンコールの度に台詞も言っていたけれど、あれは必須なのかな。
→テンションUP

と言うわけで、テンションのアップダウンが激し過ぎて、とにかく勝手に疲れました。
前半のとんでもなさもあり、後半は割と良かった印象が残っています。
それにしても、今回は「トラファルガー」も「ファンキーサンシャイン」も、演出家の癖が強い演目でした。

宝塚大劇場公演「トラファルガー/ファンキーサンシャイン」初日を観劇。
良い意味でも、悪い意味でも、演出家の癖が出ていると感じた2作品でした。
長文になり過ぎたので、先に1幕の芝居「トラファルガー」から投稿します。

2回目の大劇場で、初めての2階席でした。大劇場は2階最前列でも観易いと聞いていましたが、やはり身長が低いためか、手すりがちょっと邪魔で視界を塞がれる感じ。
でも、1階で観ていたらエンディングの演出意図(英国旗)が掴めなかったかも知れないので、今回は全体を観ると言う観点からも、この席で良かったかなと思っています。

全体に凄く展開が早くて、当然セリフも早回しで、更に舞台から捌ける時ももの凄い駆け足で、息をつく間がないジェットコースター状態。
歴史上の人物を扱った話ですが、エピソードを借りているだけで、7割はフィクションの味付けがされているのに、それでも、荒唐無稽さより歴史物っぽさを感じたのが不思議でした。
この公演が始まるまで同じ劇場で、フランス革命後のパリの混乱を描いた作品「スカーレットピンパーネル」が上演されていたので、観る側が勝手に歴史のお勉強をしている気持ちになってるのかな。
あと、過去の宝塚作品ネタを色々仕込んでる遊び心を感じました。でもネルソンの最期のシーンにまでネタを仕込まれると、泣くべきか笑うべきか困るのですが……。

まだ幕が開けて間もないので、あまり詳細は語らないようにしますが、個人的に気に入ったのは、オープニング、2組の夫婦のレストラン、トラファルガー海戦の3シーンです。
オープニングは、幕が開く予告もなく、不穏な音楽(斎藤先生演出らしく当然のようにゲーム音楽っぽい/笑)とともに上手から銀橋に現れるナポレオン・ボナパルト。そのトゥーロンの戦いで勝利するも思い掛けない攻撃を受けたナポレオンは、部下に艦長の名を尋ね、ホレイショ・ネルソンの名を知る――。
と言う「運命の出会い」の後、ようやく開幕アナウンスが入って、映画のコマ割りを意識した映像プロローグに突入。映像だけでこんなに長い尺を使うは初めての試みではないでしょうか。
そして、幕が開くとプロローグとして、波間から英国兵、仏国兵勢揃いのナンバーが開始。
この「VICTORY」と言う曲が寺嶋民哉氏の作曲でしたが、予想以上に大空氏の声に合っていて、テンションも盛り上がるものでした。
何より、揃いの軍服がズラッと並ぶ姿は正に眼福。フランス物の演目は多いから衣装部にストックがありそうですが、英国海軍制服はこの公演用に誂えたのでしょうか?
下手に明るい色を使わないことで絵面が重厚になっていて、私の好みと一致して嬉しかったです。

セットはかなり簡素。セットを組まずに映像で室内を作ったりと言う部分は、予算削減なのでしょうか。
奥行きが薄っぺらくなるので、出来るだけセットを組んで欲しいんですが……

あとは細かい事を思い付いた順で箇条書き。

  • 最初の凱旋シーンで、英国国民が少ないなぁと思いました。東京では初舞台生が増員されるのかな、と思ったら次の大劇場まで宙組初舞台生はお休みなんですね。
  • 伝令旗をそのまま出してしまう斎藤先生の「オタク魂」に感動。
  • ネルソンとエマのデュエットの歌詞が少し単純過ぎて苦笑しました。しかも歌う回数が多いので、あっという間に覚える。
  • 英国海軍なのに「ラジャー」なのは引っ掛かりましたが、実は「アイアイサー」より好きなので個人的にはOKでした。
  • マイクの調子が悪かったのか、エマが喋る度にガサガサ音があって落ち着きませんでした。

既に長文ですが、以下は更に長々とキャストの話です。

ネルソン@大空祐飛
男気のある固い軍人と言う感じで、ビジュアルを堪能するだけでなく、一人の人物として格好よく見える辺りが嬉しかったです。
しかし、女性の扱いが下手な感じがこれまでの主演作と随分違う印象。
斎藤先生の過去の演出作を観ると、マザコン気味と言うか、母性愛に飢えた男性像が好きなんだろうなぁと思います。ネルソンは母親の話は一切出て来ないけれど、エマを愛する切っ掛けは「ぬくもり」であると言う点が、母性っぽいかなと。
(公演関係ないけれど、斎藤先生がTOSを遊んだらゼロスルート選択だと思います)

エマ@野々すみ花
初登場シーンで驚く程「可愛い!」と思わせてくれました。
年相応に溌剌としたお侠な感じで、これまた新しい野々のキャラではないでしょうか。
正直に言えば、そのへんは愛嬌であって、「5000ポンドで買われたミューズ!」と言える美貌でなく、ちょっと設定と乖離していますが。
史実のエマは、ネルソンが戦地に行くのを激励するような女性だったようで、その辺は少し変えられていますが、御陰で史実よりも観客に受け入れられ易くなってるかも知れません。

ナポレオン@蘭寿とむ
黒髪は前回シャングリラと同様ですが、よりスマートで格好良かったです。
ただ「ナポレオン・ボナパルトです」と名乗るかのような数々の衣装(軍服中心のネルソンより種類豊富)に、ちょっと苦戦してる気がしましたが、コスプレ物は苦手? 皇帝衣装はちょっとマントに埋もれて見えました。
出番は大量にあるけれど、主軸の話と別にいるのは否めないですね。そもそも、トップと二番手が直接絡むことがないのは残念でならず。嘘設定で良いから直接言葉を交わすシーンが欲しかったです。しかし、流石の存在感でした。
毎公演日数を重ねるごとに熱くなる人だと思っているので、恐らく後半日程からが面白くなるのではないでしょうか。

ハミルトン卿@北翔海莉
また髭の役か、と思っていたのですが凄い濃い役でした。主人公の恋敵として十分に渡り合う、格好良い色男のオジ様でした。
台詞はすべて寛大だけれど、エマに対して最初から所有物扱いの姿勢で、根はかなり陰険で冷酷な悪役。でもあんな賭けを持ち掛けた真意、そしてエマに結果を告げる時のあの揺れる想いなど、唸らされる演技力でした。
公式の解説のようにネルソンの戦地派遣に関与することは全くありませんでしたが、軍人じゃないのだから当然で、むしろその辺は安心しました。

ハーディ@悠未ひろ
初めて観る、悪役じゃない悠未ひろでした。ダンスが下手、嘘も下手、実直な性格でたぶん愛妻家と言う、好青年。ナポリでの舞踏会など、小芝居が楽し過ぎて真ん中を観つつもハーディに釘付けでした。
正直、「キス・ミー・ハーディ」がなかったのは残念です。ベルばらネタを仕込むより、そちらを使って欲しかったです。
しかし、英国軍人はほぼ全員が金髪長髪に海軍軍服を着ているせいで、遠目に見ると誰が誰だか判別し難いですね。その点、初心者さんを誘い難い演目かも知れません。

ファニー@花影アリス
気位の高い嫌な女! 好演でした。レストランシーンは、台詞も動作も多くないのにゾクゾクするくらい彼女の意識が昂っているのが感じられて、下手に直接罵倒し合ったりするよりも凄い修羅場になっていました。あそこから逃げ出すネルソンの気持ちがよく分かります(笑)。組み合わせ的に大江山花伝の四人と同じなのに、全然違う雰囲気なのは面白い。
最後は歩み寄りを見せるので、嫌な印象のままでないのは安心。
ずっと感じていた線の細さは、衣装でだいぶカバーされているように思いました。美人過ぎて、ジョサイアの母親に見えないのはご愛嬌。
こんな怖くて格好よくて強くて哀しい人間を演じる技量があったのだなぁと、退団の今になって知った感です。

リュシアン@春風弥里
とにかく格好良い!
ナポレオンと大体セットで登場するため、出番も多いし、センターソロがあるなど、88期男役メンバーで一番美味しい役だと思いました。
なにより「無駄のないデキる青年」なのが素敵です。サッシャ@カサブランカも良かったけれど、こういう隙のない役もしっかり演じられる辺り、凄い安定感だと感じ入ります。

オーレリー@蓮水ゆうや
公式人物相関図が出た時から、この役の担う役割は想像できていましたが、まったく予想通りの役でした。
唯一予想外だったのは、こんなにも狂気を宿す役だったと言う事。
遠目にも、狂気に片足、否、両足を突っ込んでいるのが感じられました。次回は、是非オペラグラスを使って眼を観察したいと思います。

トム・アレン@凪七瑠海
こういう持ち味の役者なんだ!とよく分かりました。生き生きとしていて、楽しそう。可愛いなぁと好感を抱かされました。
もう少し重要な役にも出来た気はするけれど、一服の清涼剤って感じでしょうか。英国メンバーの中では見た目も異なって目立つのは美味しいと思いました。

ジョサイア@愛月ひかる
ネルソンに対して心を閉ざしてる雰囲気が感じられました。和解展開はフィクションだけれど、物語としてはこれで大正解ですね。エピソードを巧く繋ぎ変えているなぁ。爆発するジョサイアの感情に技術が追い付いてない気もするので、成長した後半日程が楽しみ。
英国チームには珍しいやや黒髪で、埋没しなかったのも良かったと思います。

ジュゼッピーナ@純矢ちとせ
私はこれまで、彼女は声質はとても良いけれど、歌自体はあんまり得意じゃないのだと思っていましたが、今回は凄く巧くて感嘆しました。オペレッタ風に歌い上げる方が得意なんでしょうか。
美人で華やかなので、今後更に巧く使われることに期待です。

その他、ポーリーヌ@大海亜呼とカロリーヌ@愛花ちさきは、真に迫った嫌味な妹たち。ジョセフィーヌ@五峰亜季も含めて折角のダンサーズなのに、踊りがなかったのは残念でした。
ネルソン父@風莉じんが、痴呆気味で鬱陶しく感じていたら、最後の展開で目頭が熱くなりました。彼が口ずさんだのは「ルール・ブリタニア」かなと思いましたが、その辺も嬉しかったです。
アルバート@鳳翔大と、ジュリアン@七海ひろきは、前述の通り見た目に差がなくてちょっと勿体ない感じ。カードのシーンで、ハミルトン卿に質問されて挙動不審になるのが二人とも可愛かったです。
シェイエス@天玲美音は花組の朝夏に似た顔立ちともの凄い目力で、絶対気が付きますね。バラス@鳳樹いちの楕円の気味の顔も分かり易い。バラスの方には、大物政治家っぽさがより出ると良いなと思いました。
ところで、蒼羽りくが見当たりませんでした……。星吹彩翔はある程度分かったのになぁ。

東京駅構内グランスタで販売されているBUZZSEARCHのタルトを、行きの新幹線で戴きました。
http://gransta.jp/store/329-01.html

一言で言うと、美味しい!
大変上品な甘さで、割と大きめでしたがパクリと食べてしまいました。
良く見ると層が凝っていて、下から順に、タルト生地、ムース風クリーム、スポンジ、クリーム、スポンジ、薄く塗った生クリーム、苺+赤ワインゼリーと7種の要素が重ねられています。
口の中に入れるとほろっと崩れる食感。各要素を単体で食べると、ゼリーはやや味が濃いと思いましたが、一緒に食べると調和が取れているのがお見事。

惜しむらくは、タルトとその上のムース風クリームが分離しがちで、うまく切れなかった事です。
それと、紙の台紙の一部に、ジャンドゥーヤクリームらしきものが付いていて、ちょっと驚きました。恐らく、移動中にタルトがズレることを防止する目的でしょうが、配慮が有難い反面、その部分だけ味わいがちょっと変わってしまって勿体ない気がしました。

てんこ盛りの遠征で、非常に疲労しているので、色々言いたい観劇レポートは明日頑張ります。

明日は宙組「トラファルガー/ファンキーサンシャイン」宝塚大劇場公演初日遠征です。
今更ながら公式の解説を再読し、史実のハミルトン卿はエマとの不倫があってもネルソンに好意的だったのに、敢えて敵対する構図に変えたのは、もしかしてネルソンのナポリ時代の失策をハミルトン卿の指示によるもの、などとしてネルソンの非を減らす作戦でないかと思い付きましたが、さて答え合わせはどうなる事でしょうか。