• 2011年09月29日登録記事

次の公演までに感想を書き終える予定だったのに、どう考えても間に合わなそうです。
……東京公演までに間に合えば、良いですよね!

【2幕1場A ホワイトリー・ハイツ】
結婚生活を始めたルディとナターシャだったが、「家族」を求めるルディと、ルディと言う俳優で自分の作品を作りたいナターシャの気持ちは擦れ違っていた。

新婚旅行から帰って来たばかりなのに、お互いの結婚観の違いで揉める2人。
ナターシャはルディが求めているものを問い質すけれど、彼女にとってのルディこそ「着飾って連れ歩くペット」だったのではないでしょうか。本当の意味でルディを愛していたとは思えないので、ソロの歌詞には少し違和感があります。
ルディは彼女の才能を認めていたのだから、ビジネスパートナーとしてなら長続きした筈なのに、何故子供も家庭も欲しくないナターシャが結婚を選んでしまったのでしょう。結局、ジューンへの対抗意識でルディを奪いたかっただけな気がして来ました。
それにしても、毎朝6時起床のルディと、11時起床のナターシャ。5時間も起床時間が違うとなると、就寝時間もズレていそうです。

【2幕1場B ホワイトリー・ハイツ】
ナターシャはルディの新作「ムッシュ・ボーケール」をプロデュースする。衣装や小道具に凝って予算を超過していることをラスキーが警告するが、彼女は芸術作品を作ることに傾倒していた。

ラスキーの指摘は、私も凝り性な面があるので、ちょっとドキっとさせられます。
ただ、「ムッシュ・ボーケール」に関しては、娯楽映画を作る意志がないナターシャに作品選択権と現場を任せたラスキーの采配ミスのような気もします。