• 2013年11月登録記事

アイザック・アシモフ著 小梨直訳「小悪魔アザゼル18の物語」

【あらすじ】
ジョージと悪魔アザゼルは、知人の悩み事を魔法で解決していくが、助けられた知人たちはなぜか必ず悪い結果を迎えてしまうのだった。

初のアイザック・アシモフ作品。
タイトル通り18の短編が収められている本ですが、なんと全短編のプロットは同じです。悩みと解決方法、そして結末という「小さな親切、大きなお世話」のネタだけで勝負しています。
ちなみに、前書きでアシモフが語っている、この作品が一冊にまとまるまでの顛末が面白いです。

アシモフ本人も危惧している通り、語り手のジョージを受け入れられるかどうかが、評価の分かれ目だと思います。個人的には、聴き手を貶めるジョージの性悪さがどうも好かなかったので残念でした。
その一方、ジョージが語る話の中に登場する、体長2cmしかない悪魔のアザゼルは、非常に良い味を出しています。周囲から無視されている知人の話を、自分の身とダブらせて泣いてしまうエピソード(理の当然)など、悪魔なのか天使なのか、本当に可愛い奴です。

必要に迫られて、四字熟語の勉強をしています。
知らない熟語を調べたり書いたりして忙しいのですが、ふと下記の四字熟語に目が止まりました。

意到随筆【いとうずいひつ】
文章が自分の意のままに書けること。「意到」は思いのままになるの意。意到筆随ともいう。
出典:春渚紀聞

羨ましいですね。
私も「意到随筆の極み」に至りたい。

以前、“ことわざが好きで、会話に頻繁にことわざを使うキャラクター”という設定を考えたことがあるのですが、ことわざや四字熟語に精通していないので断念しました。
勉強の成果が身に付いたら、また検討してみても良いかな……?

現在地:空の科学館クリア(牧村と同行中)

さて、今回のストーリー部分。
「罪」で苦労した、空の科学館。今回も時間制限&小学生を脱出させるというミッション付きでしたが、淳がフロアに残っているグループを教えてくれるので助かりました。
それにしても、竜也は淳(ジョーカー様)に惚れていたんですね。もっと自信満々なイメージがあったので、少々意外でした。
戦闘は梃子摺ったけれど、「向こう側」の10年前から続く因縁の相手にしては呆気なく死亡。
ただ、すでにJOKERの噂が蔓延しているため、竜也が死んでも「JOKERによる殺人事件」という事象自体は残るのでは、と想像していたのですが、JOKER自体が増えるというトンデモな事態でした。
ワンロン千鶴は、占いの結果を語っているだけなのか、這いよる混沌側の人間なのか、まだ判断はつけられないけれど迷惑な人に違いはありません。

助太刀してくれた達哉は、Lv.58。引き継いだデータ通りでした。
兄貴(克哉)を何の前置きもなく蹴り落としたり、私が知っている「罪」達哉よりもアクティブな感じ。好きです。
達哉絡みで、克哉も可愛く見えてきました。

今回作成したペルソナ。
・「魔術師」テング(手持ち+フリータロットから生成)
・「太陽」スーリヤ(フリータロットから生成)
・「隠者」ネコマタ(手持ち+フリータロットから生成)
「アクエス」のカードが複数あるので、時々追加しています。
ちなみに、離脱中のうららに貴重な回復ペルソナ・ピクシーを持って行かれました。早く回収しに行かねば。

噂の方は、雑誌「月間バトルマスター」でアクセサリーが当たるように操作してみたら、街の人に不評で笑えました。名称からして、武器が当たる方が「らしい」と私も思ったのですが、早く欲しいのはアクセサリーだったのです。
「ムー大陸」は、今回も楽に稼げるスロットを選択。この記事も、スロットを延々と回しながら書いています。大当たりは出ないけれど、それなりに稼げます。体感として、「罪」より絵が揃い易い印象。逆に、Appearanceはまだ一度も確保できていません。

茅田砂胡著「デルフィニア戦記」-放浪の戦士-

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
有力貴族の陰謀によって国から追われた若き国王ウォルは、異世界から現れた謎の少女リィの助太刀により、王位を奪還する。

爽快な冒険活劇。
あっと驚く展開があるわけでなく、貴種流離譚として真っ直ぐ王道を走っています。その分かりやすさは、あらすじが1文で終わってしまったことからも明白(笑)。
でも面白かったです。王位奪還する文庫版4巻まで一気に読んでしまいました。
タイトルは「戦記」ですが、戦いはリィやウォルが一騎当千であまり緊張感がなく、どちらかと言うとキャラクター同士の軽妙なやりとりを楽しむ要素が強かったです。よって、重厚なものを求めている人にはお勧めできないかな。

第一部は、最大の謎(リィがどうして女の子に変化し、どこからこの世界にやってきたのかという問題)は放置し、「ウォルの物語」として纏められています。そのため、第一部だけで一旦区切ることも可能。リィに関する物語の先は気になるけれど、ちょっと長いので、少し間をあけてから読むかな、と思います。

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現在地:森本病院クリア後

JOKERの正体が早くも判明しました。
須藤竜也は、「あっち側」でキング・レオだった男ですよね。「向こう側」が本来の世界だという主張は頷けるけれど、「向こう側」に戻ったら彼は死んでしまうと思うのだけれど、それは構わないのでしょうか。
「罪」との大きな違いとして、プレイヤーは「罪」の経験があるため、JOKERの発言等、キャラクターが理解できない会話がある程度理解できるんですね。それでも謎はいっぱいですが。

死体は順調に増えていて、恐怖に戦きながら病院を探索して行ったら、303病室で酷い恐怖体験を受けました。
惨殺死体も怖いけれど、電波は更に怖い。

また、マイヤの託宣が関わってくるのかな?
街の人は「10年前、未解決の連続殺人事件があった」と言うし、元の世界でのキーワードが、新しい世界でもジワジワと影響してきているようです。

蝸牛山以降の戦闘は、タロットカード確保に繋がるコンタクトを重視しました。
「罰」は、コンタクトの行動は1人1種で、どちらかと言うとキャラクターの掛け合いがメインみたいですね。同じ組み合わせでも、キャラクターを選んだ順番で結果が変化するしたので、意外と難しいです。

病院の中にベルベットルームがあったので、足りない部分は前作から引き継いだフリータロットで補いつつ、ペルソナを一気に増やしました。
・「恋人」ピクシー(フリータロットから生成)
・「節制」ハーピー
・「皇帝」アガートラーム(フリータロットから生成)
・「剛毅」リュウメ(フリータロットから生成)
序盤にフリータロットがあると、便利ですね。