• 2011年07月06日登録記事

DS「ラジアントヒストリア」を始めました。

ゲーム機にはリセット機能がありますが、このゲームは物語自体が「過去に遡ってやり直せる」と言う設定です。主人公の視点から見れば、いくらでも人生をリセットできるわけです。となると、物語の局面で決断を迫られても、気楽に一方を選べそうですよね。
が、意外と悩まされています。それどころか、運命を分ける決断ってこんな頻繁にあるんだな、とひとつひとつの決断を強く意識させられました。
これはストーリー展開の巧妙さによるものでしょう。素直に脱帽します。
実際は、SFC「グランヒストリア」のように分岐があるように見える一本道ストーリーなのだろう……と推測していますが、一本道と思わせない展開を引き続き期待しています。

グラフィックは、3Dポリゴンによる背景の中を、2Dドットキャラが動く手法。ポリゴンのテクスチャは微妙な荒さがありますが、それがドット風にも見えて、不思議と違和感はありません。
言ってしまえば、SFC時代のゲーム的ですけれど、私は好きです。

基本操作はオーソドックスですし、戦闘に関してはチュートリアルがあるので不満なく遊べています。
気になるのは、イベントで時折入る「地の文」的なテキストが、ちょっと気恥ずかしいくらいかな。

ちなみにこのゲーム、「足音がうるさい」と評判らしいです。
確かに、BGMの音量に対して効果音全般が強い気がします。その中でも特に足音が気になるのは、下記の理由からだと思われます。
 ・歩くと必ず鳴る
 ・機械仕掛けを思わせる派手な音である
しかしヒストリアの階段を駆け上がる演出ではこの足音が巧くハマっていたので、わざと印象的にしてるのかも知れませんね。
まぁ、情報部の腕利きにしては自己主張の強い足音だと思いますけれど(笑)。