クリアしました。
最終セーブ時点で66時間。スコールLv.45、リノアLv.38、セルフィLv.37。残りの3人はLv.15。Seedレベル13。
アルティミシア城の仕掛けは、難易度の差が激しくて苦労しました。
オルガンはまったく分からず、スルーしました。どこかにヒントがあったのでしょうか。でもコマンド封印はすべて解放できたので、あの設備は関係なかったのかしら。
万全の状態に整えてアルティミシア戦に挑んだのですが、まさかの戦闘参加メンバーランダム制でした!
最初に指定されたのは、アーヴァイン、スコール、キスティスの3人。
実は、スコール、リノア、セルフィにG.F.を集中させていたので、万一スコールでなくゼルが入っていたら、敗北確定でした。実際、クエイク一発でアーヴァインとキスティスの2人はオーバーキルされてしまい、代わりに補充されたゼルも数ターン後に離脱。
結局、ベストメンバーで戦うことになりましたが、実際はスコールの連続剣だけで戦い続けて、残りの2人は回復したり無駄に補助魔法を掛け合って遊んだりした感じです。
全員がHP1にされる攻撃は辛かったですが、魔法もアイテムも豊富にあったので、最後まで余裕を持って戦えました。
スタッフロールのムービーはとっても良いですよね。
適度に素人カメラ感があり、途中で撮影者が交代するところなどが好きです。シナリオ本の段階でも気に入っていたので、実際に見ることができて嬉しかったです。
しかし、スコールの笑顔は、分かっていても衝撃映像でした……。
ということで、総評。
ストーリー
最終的には面白かったです(Disc3除く)。
勿論、色々な方のFF8解釈を読んでから挑んだので、展開に引っ掛かることが少なかった点や、スコールたちが10代の未熟な若者だと分かった上で、大人の目線で遊んでいたから、というプラス要素が影響していることは確実です。
実際に遊んで意外だった点として、メインの話はさほど長くないのですね。それに、街が少ないので、世界を小さく感じました。
グラフィック
CGは、1999年(20世紀)のゲームとしては本当に凄いですね。これは、単なるグラフィックの善し悪しというより、演出の巧さのような気がします。
私は、映画とゲームはまったく別の良さを持つものであって、決して映画に近付く必要はないと思っています。しかし、本作で制作チームが目指したのだろう「映画のようなゲーム」は確かに表現できていると思いました。
ロードが長いので、短気な私は時々イライラしていましたが、当時の技術レベルでこれだけのCGを動かすとなると仕方ないんだろうと思います。
システム
システムは独特。これを理解できないとマイナス評価になるのは致し方ないかなと思います。しかも、説明書やゲーム中の説明も、まず「ドロー」ありきのように読み取れてしまうのが問題ですね。
私自身は、カード→アイテム変換→魔法変換というアビリティを駆使して、かなり楽に遊びましたし、こういう自由な攻略ができるゲームは好きなのですが……。
特にG.F.が揃う終盤は、1日中ジャンクションを組み直したりして、あれこれ悩んで楽しんでいました。
ただ、勝手にジャンクションを外されたり、メンバー入れ替えのため付け替えたり、と面倒だと感じる局面もあったので、魔法とジャンクション設定をそのまま別のキャラクターに譲渡するコマンドがあれば良かったと思います。
考えてみると、FF8は、万人向けのゲームではありませんね。
「ファイナルファンタジー」でなく、「サガ」等の名前で出したらもっと素直に評価されたのかも?と思います。
プレイの目的だった、カードゲーム(Triple Triad)は面白かったです!
拡張ルールが入ってくると、カード自体は強くても負けることがあり、凄く燃えました。
対戦相手(AIレベル)、ルールを指定して好きなように遊べる機能があったら、本当に延々カードゲームだけで遊び続けられたんじゃないかなぁ。