ファーベルに戻ったのを機に、伝承魔法を覚えようと思って魔術師ギルドへ行ってみました。攻撃魔法を含む上位魔法は赤字(習得不能)になっていたので、下位魔法を覚えないといけないのかと思い、まず下位魔法を習得。
が、そういうことではなく、ギルドに登録しないと上位魔法は教えてくれないのですね。
しかしセララは盗賊ギルドに属する身。二重登録はできません。
……盗賊のスキルって、盗賊ギルドの会員証「シーブズピック」でなくとも、カーツに貰った「シーブズキット」で使えるのですよね。
“純白の盗賊”と呼ばれなくなるのも少し寂しい気がしましたが、もともとセララは盗賊になりたかったわけでないので、盗賊ギルドからは脱会することにしました!
金に物を言わせて、全魔術を取得。予想通り、通り名は“純白の魔術師”に変わりました。
これで準備万端。
何度も「セララという人を探している」と噂を耳にした騎士団長の元へ向かいます。
騎士団長の依頼
案の定、妻をラシュアに戻す護衛をして欲しいとのこと。以前の約束もありますし、セララの実力を見込んで、なんて言ってくれるので鼻高々で引き受けます。
道すがら、シナリオキーで話しかけていたら、突然こんなことになりました。
確かによく話しかける機会があったし、名前で呼ばれているなとは思っていたのですが、いつそんなことに!
護衛の仕事は無事成功し、懐かしのラシュアに到着!
ティエラと一緒に、故郷に帰ったような不思議な懐かしさに感動しました。
ただ、チルム少年との関係をいったん確かめるため、ファーベルにとんぼ返りしよう……としたそのとき、次のシナリオが始まってしまいました。
群がる怪物
怪物が街の外に押し寄せてきたというのです。
偉そうな男ボンネルが、金貨8000枚払ってやるから怪物を追い払えと言ってきます。その態度はむかつくけれど、もし怪物が本当に街中に入ってきた場合、犠牲になるのは弱者だと分かっていますから、下ラシュアの友達たちのために戦い、ついでに金持ちからふんだくってやるつもりで引き受けます。
まずは、低レベルのゴブリンが5体。続いてオーク2体……と思いきや、死黒の騎士たち4体が現れました。しかも、かなりの高レベル!
一発でベルフィンが瀕死に陥り、冷や汗をかきました。実際、死ななかったのが奇跡レベルのダメージだったのです。
思い切って、ギリギリまで接近し、最強魔術マグナードを打ち込みます。
これでなんとか3人を一気に撃破。しかし、残る1人もなかなかしぶとく、セーブしたのが何時だったか、一瞬考えてしまいました。魔術を使えるようになっていて本当に良かった!
クリア後は自分が救ったラシュアの街を散策していたところ、どこかからセララに呼びかける謎の声が聞こえました!
いざない
声の主は、紅の女豹アイリア・セピールを自称。伝承の勇者テンの仲間ですから、生きているなら相当の年寄りになります。が、なんとその声は「自分の像のところへ」とセララを呼ぶのです。
……そういえば、テテで銅像を見掛けたような……。
仕方ないので、テテに戻ります。
紅の女豹像は普通に喋ってます。どう反応したら良いのか悩むセララに、イストリアに迫る暗黒を払う手助けをして欲しいと要求してきます。
手を貸すの、正直悩みました。
世界の危機を救え!と言われて断るのもどうかと思います。でも、前回街を救おうとして仲間のベルフィンが危うく死ぬところだったわけです。そういう危険を考慮すると、「本当にセララがベストな人材なのか」「セララが勝手に引き受けた話で仲間を危険に陥らせていいのか」と疑問に感じてしまうのですよね。
とは言え、断るほどの思い切りも持てず、熟考の末受諾。
すると、力を得るためシスティアに会ってくるよう指示されました。
遠い! 一気にやる気が下がったわ。