Hランクモブ狩り報告の続き。今回は期せずして、竜モブ2体となりました。
まず、パラミナ大峡谷の「ファーブニル」。
大僧正によって封印されていたという、知恵ある悪しき竜です。
ファーブニルは、Hランクモブの中でもトップクラスの強さを誇りますが、討伐の苦労より、出現させるまでの苦労が記憶に残りました。
ファーブニルは、出現ポイント「銀流の果て」(西側)が「吹雪」の時のみ登場します。ところが、何度訪れても「雪」状態より荒れた天候になりませんでした。
密かに攻略情報を確認したところ、エリアを行き来しただけでは吹雪は発生しないーー即ちパラミナ大峡谷に入った時点の天候を吹雪にして、そのまま銀流の果てまで走る必要がある、と学べました。そこで、神都ブルオミシェイスやミリアム遺跡から再挑戦。なるほど確かに、この時点では吹雪になります。
しかし幾度挑戦しても、「銀流の果て」に辿り着くまでに晴れてしまいました。
実は、「氷結するせせらぎ」エリアは必ず「雪」になる特質があり、ここを経由すると「吹雪」状態を維持できないようです。
私はそのことに最後まで気付かなかったのですが、天候が維持できないのは移動に時間がかかり過ぎているせいでないかと仮説を立て、最短距離で行けそうなルートを考えた結果、幻妖の森からパラミナ大峡谷に入るルートに見直しました。その結果「氷結するせせらぎ」を回避し、吹雪状態を維持することに成功できたのでした。
吹き荒ぶ雪の奥に竜の巨体が見えた瞬間の喜びは、ちょっと忘れられません。
それにしても、なぜ吹雪だけはこんな特殊仕様なのでしょうね。ファーブニルに遭いにくくするためとしか思えません。
お目見えできて喜んでいましたが、洒落にならない強敵です。
まずセオリー通り「おとり」状態にした盾役のヴァンを突っ込ませてみたところ、10秒と保たずに殺されてしまいました。
特に凶悪だと思った攻撃は、状態異常ストップが付随する「ホワイトブレス」。ストップは、キャラクターを行動不能状態にするという本来の効果も凶悪ですが、同時におとり状態を解除する効果があるため、盾役には致命傷となる状態異常です。ストップを防ぐアクセサリーを装備することも考えましたが、ファーブニルはスリプガも併用するため、そちらの対策も必要です。
ただ力押しだけでなく、魔法も組み込んでくるあたり、確かに知恵ある竜という感じです。
結局、何度目かのヴァンの戦闘不能で諦め、フランと選手交代。
ファーブニルには、一定の範囲外に立っていると魔法攻撃だけしてくるという特性があるため、遠距離から敵の魔法を反射する「リフレク」戦法に転じました。
アーシェが弱点の「サンダガ」を放ち、それとファーブニル自身が放つ「ショック」のダメージが積み重なって、ズルイけれど撃破。
知恵ある竜、頭悪いぞ!
レメリーは、いずれイーハに諭され心を開くのだろうと想像していたら、それがイーハの死後だったという厳しい結末は、心に残ります。
でも討伐後は、ずっと悲しみに満ちていたブルオミシェイスが明るくなるのが幸いです。
続いて、世界最強の魔物「パイルラスタ」。
こちらは、盾・攻撃・回復の3役が機能することで、真っ当に倒せました。
レベル2倍になる「驚異」以降は攻撃が激化するため、安全のため「リバース」の呪文を解禁してしまったけれど、回避可能な物理攻撃しかして来ないから、リフレク戦法を採らない場合のファーブニルの方が強敵だと思います。
パイルラスタは戦闘自体より、世界で一番強い奴が知りたいというモブ登録の動機とか、居場所情報がないことに対して「とてつもなく強えーだろうから戦えばわかる」といういい加減さとか、そもそもかけっこ勝負をしないと受注できないとか、リッキーとの絡みがメインなのかも知れませんね。
その後、せっかく大灯台に来たので地下層に再挑戦しました。
目的は「リボン」と技「攻撃破壊」だったので、地下3階の北西エリアだけ解放。しかし「攻撃破壊」は一発で出現したのに対し、「リボン」入りのトレジャーは何度出入りを繰り返しても出現せず、無限湧きする敵に息切れして逃げ帰りました。
敵が多すぎて、操作キャラのヴァンが埋もれています。
仕方ないから、もう一箇所の「リボン」トレジャー候補であるヘネ魔石坑に行きますかね……。