• 2011年11月登録記事

宝塚宙組「クラシコ・イタリアーノ/NICE GUY!!」15:30回(東京公演初日)を観劇。
初日とは言え、既に本拠地で完成できたものをそのまま持って来た感じで、危なげのない滑り出し。
これから1ヶ月、週末は基本的に通う予定です。

芝居の演出変更は1ヵ所。
ミーナが祖母に電話するシーンが1回増えて、サルヴァトーレの番組撮影の前に報告電話をする形になっていました。「クラーク・ゲーブルと共演なんてまだまだ」と笑う台詞を此処で言ってしまったので、その次のCMガール起用を報告する時はどうするのかと思ったら「ハンフリー・ボガートと共演」になっていました。
こちらの方が受けていたのは、「カサブランカ」効果でしょうか?

レニーは冒頭のアドリブを封印したのか、「ルドルフ・ヴァレンチノに似てるけれど」だけでした。その代わり、冒頭の「皆さんごきげんよう」に「初日にようこそ」が付け加えられていました。

ということで、まず「クラシコ・イタリアーノ」。
宝塚大劇場での初見時は、サルヴァトーレとマリオの別れに物語のカタルシスを感じたのですが、今日はアレッサンドロとの和解部分がちゃんと物語の盛り上がりになってると思いました。
ここで演じられる職人のインタビュー風景も凄く好きです。
今公演で退団するミゲル@光海舞人が大トリなのも嬉しいけれど、内容としてはサルヴァトーレのやり方(職人作業の分業)を肯定するニーノ@月映樹茉の台詞が好きですね。
喋っている以外の子たちも、仕事を和気藹々とこなしてる感があって、「グランチェロ」が良い職場だと分かるのが嬉しいです。

今日は9場を観て、マリオが辞職した理由は、ジュリアーノの圧力やグランチェロの路線変更より、ベッピーノの「お金は大切だ」発言が痛かったためかもしれない、と感じました。
弟の家族に良い暮らしをさせたいという希望を聞いている間の表情が、とても辛そうだったのです。そして、その言葉にはまったく返答しなかったことも、気になりました。
サルヴァトーレとの別れで告げる「一番大変な時にすまないと思っている」が本当の気持ちなのだとすれば、機械化とサルヴァトーレの本心は違う、とマリオは分かっていて、彼を助けるつもりで米国側に抵抗していた、という考え方もできますよね。
彼の職人意識が強いのは確かですが、元々、大衆向けに既製服を作るという夢に乗ってローマまで出て来て、ずっとグランチェロにいたのだから、分業制には反対ではなかった筈です。「アメリカ進出に無理をしている」のが彼から観てネックだったんじゃないでしょうか。
もう一つ、別の考えとして、マリオは「アレッサンドロになりたかった」のかな、とも思うのですが……その解釈はまた次回観直してからにします。

今日はいきなり泣いてしまったのが、子供時代のサルヴァトーレがアレッサンドロに引き取られるシーン。
施設の職員から目の前で人として否定された少年が、居場所を貰った瞬間の感情の爆発が、非常に心に押し迫って来ました。
今からこんな地味なシーンで泣いて、私の涙腺は大丈夫でしょうか。

細かい所では、仮面劇の間、後ろでピザを食べているサルヴァトーレの芝居に瞠目しました。
勿論本物ではなく、作り物のピザ。それをちゃんと咀嚼して飲み込み、店主に「美味い」と伝えている細かさが好きです。当たり前の演技だけれど、ほとんど客の目が向いてなさそうな時に、こんな動作をしている「自然さ」の作り込みが好きです。
DVDに映るでしょうか。ちょっとだけ映り込みを期待します。

その他、一部キャスト評。
ジャコモ@十輝いりすが、ライバルとして成長してきていました。
身長の大きさも生きて、出番は少なくても強烈に印象づけできていたと思います。
ジョルジオ@凪七瑠海は、線の細さで若く見えるのがマイナス要因ですが、時折クールなジャーナリストの視線で周囲を俯瞰しているのが、役を巧くモノにしてるなと感じました。
ロレンツォ公爵@鳳翔大は、貴族的な品の良さ、鷹揚な感じ、色気、の3種が巧く合っていて、出番や台詞は少なくてもちゃんと存在できていました。
ロナルド@鳳樹いちの足を組んで座る姿だけで、やり手だけど厭な奴という雰囲気が滲み出ていて最高でした。
オープニングナンバーで、スーツの星吹彩翔が素直に格好良くて思わず注目しました。

今日は結局真ん中周辺を観てしまったので、次回以降はパーティの客などに注目していきたいです。

続くショー「NICE GUY!!」は、開幕が少し遅れたのか、ちょっと早巻きで、その分テンポが良くなっていたかも知れません。
一番不満だった「Young Blood(イケメンオークション)」は、完全にギャグで勝負するように変えたようで、笑って過ごせるようになったので私としてはOKになりました。
ノリはとにかく最高の状態で来ているので、ガンガン手拍子を入れて、客席が盛り上がっていく方向で楽しむべきですね!

あ、あと私は藤井先生の衣装センスと合わないと明言していますが、馬2人は結構好きです。

9年目2月の麻生一族。

幻灯

和沙と聖が夫婦みたいに見えますが、親子です。

討伐

紅蓮の祠で目当ての戦果を挙げられなかった麻生一族は、ちょっと方針を転換して、今後の攻略に必須となる術の入手を目指します。
となると、行き先は親王鎮魂墓。
そろそろ「お地母」より性能のいい全体回復術がないと、敵の攻撃を連続で喰らった時に立て直せません。単体回復術「円子」を掛け合う一族は麗しいのですが、全体回復があった方が当然有利です。
というわけで、6月に全体中回復術「春菜」を確保。その過程で、土偶器も2回撃破しました。
全体大回復術「卑弥呼」も欲しいところですが、まだ習得できるほど一族が育っていないので、今年はこれで満足しておきます。
で、この調子で紅蓮の祠に戻ってみました。
すると予定外にも鳴神小太郎の朱ノ首輪を解放。更に、指南書とは出逢わないままこの迷宮のボスである赤猫お夏のエリアまで到達してしまいました。
……思い切って、突入!
体力を全回復される「傷なめ」のおかげで、いつ戦闘が終わるのかと不安になる長丁場でしたが、壊し屋の2回攻撃が効いてなんとか倒すことが出来ました。
これで良い気になって、翌月は忘我流水道で中ボス敦賀ノ真名姫に挑戦。全体攻撃「真名姫」の猛攻に「春菜」では回復が追い付かず冷や汗をかきましたが、ここでも壊し屋が威力を発揮してくれました。

結局、扇の指南書は入手できなかったものの、迷宮のボスを倒せるレベルまで一族が成長していたのだ、とわかって満足の一年でした。

一族史

2月に姫花と餅乃花大吉の子、冴が誕生。

冴

素質は平凡そうでしたが、属性武器との相性が良かったのか、攻撃面でかなり頼りになる子です。

4月は、一花(1才1ヶ月)と七天斎八起(奉納点9451)で交神。
膝頭とくるぶしの形が真ん丸で可愛い、という女の子由舞。

由舞

一花の髪型と通じるところがあり、母子という感じがします。

9月は、当主である聖(1才3ヶ月)と石猿田衛門(奉納点12069)で交神。
かなり期待の持てる素質でガッツポーズ。大筒士なので、花火と命名しました。

花火

ふと気付けば、立派な女系一族。

一族

交神候補となる男神の幅がどんどん狭まっていて、ちょっと不安になります。

12月、双子が生まれたことで交神間隔が不定期になっていましたが、双子が一気に欠ける可能性に気付いたので、双子の妹・麗(1才3ヶ月)と七天斎八起(奉納点13221)で交神。
……明らかに次も女の子でした!

世界統合編発売記念に、ufotable cafe開催の「テイルズオブシンフォニア カフェ」へ行って……帰って来ました。
ufotable cafe テイルズ オブ シンフォニア カフェ特設ページ

前回、世界統合編先行上映会に合わせて開催されていた時は、仕事の都合と体調が悪くて、残念ながら行くことができませんでした。
その為、今回は楽しみにしていたのですが、まさかの「入店お断り」で、引き返すことになりました。
着いたのは昼の12:30前だったと思うのですが、店内は満席、更に入店待ちの列にも制限があり、時間を潰してから来店するようお願いされてしまったのでした。

ただ、こちらからもお願いして、再販の原画ポストカードだけ購入させてもらったので、限定メニュー&コースターは諦めて帰宅しました。
カンバッヂは、使い道がないのと、直径2cm程度と思った以上に小さく、原画の味が出ていないと感じたので購入しませんでした。
私の運の悪さだと、同じ絵柄ばかり引く結果が目に見えていた、という理由も大きいですが。

それにしても、今までの原画展ではこんな混雑に遭遇しなかったので驚きました。
OVA公式サイトから紹介されたのと、エクシリアカフェを開催してufotable cafeの認知度が高まった影響でしょうか?

8年目1月の麻生一族。

幻灯

討伐

ミッション!「扇の指南書」を入手せよ!
ということで、交神と選考会を行う月以外は紅蓮の祠に出撃することになった麻生一族……だったのですが、結論から述べると任務は達成できませんでした。
戦利品のドロップ率が変わる「熱狂の赤い火」が出なかったという、運の問題もありますし、そもそも「扇の指南書」を持つ敵が見当たりませんでした。
鳴神小太郎を倒すのに手慣れたのが、唯一の戦果でしょうか。

一族史

1月、当主蘭寿が逝去。彩乃を指命します。
同月に、前回待たせた光流(1才2ヶ月)と東風吹姫(奉納点2942)で交神。少し節約傾向ですが、素質が巧く組み合わされば非常に良い子が生まれる筈、と期待を掛けます。
生まれたのは、神秘的な瞳の女の子・一花。

一花

イツ花の評を聞いた段階で、彼女こそ麻生一族初の踊り屋にしたかったと改めて悔しく思いました。

4月、和沙(0才10ヶ月)と那由多ノお雫(奉納点7211)で交神。
甘い匂いのする女の子、聖。

聖

おや、女の子が続いているぞ……と気付きましたが、真の脅威はこの後でした。

7月、千桜(0才10ヶ月)と孔雀院明美(奉納点6948)で交神。
ここで、予定外の双子が誕生しました!
職が一杯になってしまうので、1人は麻生一族初の壊し屋にしてみました。

蘭

妹は反転してるだけ。……着物の合わせが逆になってます(笑)。

麗

更に、人数がいっぱいになったようで2度目の増築打診がありました。
これ以上の人数を維持することはまずないので、必要ないとも思ったのですが、蘭が「手狭だから立ったまま寝る訓練を始めた」と言うので、ちょっと不憫になって増築しました。

急に人数が増えたので、次の交神タイミングが掴めずに進めていたところ、12月に彩乃が逝去。この年2回目の当主交代で、聖を九代目当主に据えます。

辞世の句

当主に任命された際、初代当主の名も受け継いだ彩乃が、こういう言葉を残したことに、ちょっとしみじみ。
と、ここで初めて氏神登録の打診がイツ花からありました。
改めて確認するとオールマイティな感じの素質で、何といっても初の氏神候補ですので思い切って登録してみました。
誕生したのが「花芯麻生」土女神(奉納点12384点※)。
……結局、彼女はその名前すらあの世へ持って行けなかったことになりますね。

同月、姫花(1才0ヶ月)と餅乃花大吉(奉納点9870)で交神
生まれてくる子は、また女の子の気配です。

7年目1月の麻生一族。

幻灯

男が多く色数も少ないので、額縁は明るいものにしてみました。
ラッキーセブンの7年目、当主も7代目。この額縁のように、去年の暗さを払拭する1年を過ごしたいものです。

討伐

パワーアップしたボスの強さを思い知ったので、ボス対策を練ることにしました。
まず、新年は久し振りに相翼院へ出撃。PS版でお世話になった補助術「陽炎」取得を目指します。
討伐を延長して、目当ての「陽炎」に加えて「清水」の術も獲得。この術があれば、紅蓮の祠のダメージ床を歩き回れるようになるので、「扇の指南書」にも手が届くようになります。
この戦果に気持ちが上昇し、春には蘭寿が初陣の娘・彩乃を連れて千万宮へ出陣。姉・安寿の仇を討つべく、ボス対策を施して稲荷ノ狐次郎に挑みました。
出撃隊最年少の彩乃も一撃で倒されることはなく、常に回復を怠らないように気を配って無事撃破。萎縮していた一族が、ここで解き放たれたように思います。
秋冬は、討伐強化期間で紅蓮の祠が指定されたこともあり、再びボス対策を行って鳴神小太郎の下へ。
激戦になりましたが、「陽炎」「円子」「萌子」の3つの術の御陰で勝利することができました。
が、最大の目的である「扇の指南書」は入手出来ませんでした。「時渡りの笛」まで使ったのですが、そもそも戦利品スロットで指南書を1回くらいしか見掛けなかったです。
ま、幻の書なの……?

一族史

昨年末に交神した蘭寿と白雪姫の子は、胸が立派らしい女の子、彩乃。

彩乃

彼女は親と職種を変えて槍使いにしました。紀之介の子孫がいないことで、槍使いに欠員が出るためです。

4月に蘭寿(1才0ヶ月)の二回目の交神。御相手は泉源氏お紋(奉納点4265)です。
前回ちょっと奉納点を注ぎ込みすぎたので、今回はとにかく「水」が強化されれば良いという一念で節約しました。
生まれたのは額の広い男の子、和沙。

和沙

7月、千晶(1才0ヶ月)とおぼろ幻八(奉納点7337)で交神。
薙刀士、千桜が誕生。

千桜

女の子用に準備していた名前を使えたことを無邪気に喜んでいましたが、実はこの時、麻生一族は新たな呪いを受けていたのでした。そう、女系の呪いを……。

10月は、本来ならば光流が交神する番ですが、薙刀士が余っているので、先に彩乃(0才8ヶ月)に回しました。
お相手は、昇格したやたノ黒蝿(奉納点5732)。
生まれたのは女の子、姫花です。

姫花

母の肌と父神の髪の色がばっちり反映されました。