なぜか突然、「SHADOW SKILL-影技-」の話です。
ちなみに、私が影技の話と銘打った場合は、要するに劇中のキャラクター・刀傷ヴァイ・ロー(以下スカーフェイス)の話をすると言うことになります。
なぜかって? 好きだからです。
今回、1998年に放映されたTVアニメを少しだけ見る機会があったので、取り敢えずスカーフェイスが出ている話だけピックアップでチェックしました。
アニメ版のスカーフェイスは、私が原作で抱いたイメージと違う人間です。
ひと言で言えば、アニメ版は孤独を背負ってる男に見えました。
原作は、おちゃらけてるけど戦えば最強のお兄さんという感じですが、アニメ版は終始厳しい表情で、ガウ達もあまりスカーフェイスに懐いてない印象。戦友はいるけど、その面々相手でも本心は曝け出していないように見えました。たまたま見た回がそうだったのかも知れないけれど、取り合えずディアスとは終始険悪でした。アニメ版のスカーフェイスは、いささか悪人的扱いをされている面があるようなので、仕方ないのかな。
そんな人間関係から原作の展開に思いを馳せると、スカーフェイスが余りに孤独で泣きそうになりました。ディアスは前述の通り、Gを自ら殺し、闇は人外だから除外だし、頼りのカイ・シンクとは敵対。
奥さんがいて本当に良かった……と思ったけれど、アニメ内では夫婦設定が明かされていなかった気がして、ちょっと不安になりました。やはり1話から通して見ないとダメでしょうか。
原作は相変わらず休載中らしいので、語る余地がありません――と言いつつ新6巻が出てるらしいですね。私は、新4巻の内容までしか把握していません。キュオがクルダ王になったと噂で聞きましたが、正式な継承権はスカーフェイスにあるのでは……。
気になるけれど、今コミックスを買ったら負けな気もします。
- 2008年03月登録記事
お薦め語りをしていたらプレイしたくなったので、久しぶりに「ヴィーナス&ブレイブス」を取り出してきました。
クロニクルモードなので、ネタバレ等配慮はありません。
本当は本編を遊ぼうかと思ったのですが、クリアデータをロードしたらクロニクルモードが開始されたので、そのまま進めました。逆に考えると、本編に2周目と言う概念はないんですね。
まず、初代団長の職種選択と名前付けで長考。
先日のスレイヤーズ復活にあやかって、リナ・インバース(魔女)にしようかと思い、実際に入力もしてみたのですが、やはり羞恥心が捨てられませんでした。それに、「デモンスレイヤー騎士団」と名付けるには1字足りなかったのです。
結局、初代団長リズ・ハイウィンド(ヴァルキリー)率いる「風竜騎士団」が誕生しました。
名前はどちらもその場の思いつきです。後で、本編の騎士団を「白竜騎士団」にしていたことを思い出し、ネーミングセンスに成長がない、と少し反省しました。騎士団名に「○竜」と付けたくなるのは、「タクティクスオウガ」の影響です。
取り敢えずそんなこんなで「風竜騎士団奮闘記」が開始です。
まず、プロローグらしき物があったのでびっくり。
前作「7」のやりこみモード「アルメセラ戦記」は、物語が皆無の完全耐久レースでしたけれど、「クロニクルモード」は一応のストーリーがあるのですね。モチベーションを保つのに良さそうです。
初期の13人募集では目立ったキャラがいませんでした。即決採用したのは、成長期の戦士・剣闘士・幻術師・ヴァルキリー3人に、全盛期の僧侶・魔女。これだけではローテーションし難いので、ステータスがまだ保たれている衰退期1年目の祈祷師・剣闘士・魔術師を加え、なんとか騎士団の形を整えます。しかし、団長含めて若い女弓兵ばかり4人も集まってどうするのか、0日目から早くも混迷しています。
しかも魔物の湧きかたも極端。遠方にLV2~3魔物がウジャウジャ湧いて、2年目の祝福の日から早くも安全値マイナスに到達。魔物を倒したら急いで帰還して安全値をプラスに戻し、また祝福の日にマイナスになるので……と言う悪夢のような作業に突入しそうです。人間関係なんて築いている余裕がありません! これは本編の1070年代に味わった苦しみ!
約2年ぶりのプレイで勘が鈍ったのかも知れませんが、こんなに難しいゲームでしたっけね。プレイヤーたる私は、マップ上の最短ルートを忘れているし、騎士団のメンバーが子供と老人ばかりで、どちらも頼れないのが困るところ。
その上、そんなヒヨヒヨ&ヨボヨボ騎士団に、LV4誘惑者が何度も襲いかかってくる卑劣さが、クロニクルモードの堪らないところです。安全値をこれ以上下げられないため、逃走もできません。なんとか「誘惑者に攻撃が集中すれば勝てる」と言う布陣を考えて挑むも、理想通りにはいかないのが対複数戦。一度は団長が死にそうになって慌てて離脱する羽目になり、結局、有望な成長期の若者たちを死なせてしまいました。V&B本編で戦死者なんて、100年中に1人いた程度なので、本当にショックです。
(今、余りの難しさにネットを検索して、勝てない誘惑者には人柱を立てる戦術を知ったところです。そうすれば安全値があんなに下がる事もなく、有望な若者が死ぬ事もなかったのか! しかし非情な作戦ですね。効率と人情と、どちらを採るか、団長としての判断が問われます)
今日は、なんとか3年330日まで到達。
出だしでつまづいたので、初めからやり直すことも考えましたが、遠征後、まだ成長期の魔騎士・聖騎士と全盛期の巫女が現れたので、この子達を生かして立て直したいと思います。