• 2011年06月08日登録記事

110608.jpg

PSP「勇者30」を始めました。

開始時点で選べるモードは、「勇者30」「魔王30」「王女30」の3つ。
女神歴に沿って遊ぶのが基本かな、と思ったので「勇者30」をプレイしてみました。普通難易度で一応クリア。
クリア時点の成績は下記の通りです。
 トータルランク バランス勇者
 女神の部屋(収集率)58%

正に「発想の勝利」なゲームですね。
シナリオは、とにかく「時の女神」の性格が強烈で、これを受け入れられるか否かで評価が変わりそうです。
分岐点が意外と豊富にあるのは楽しいけれど、最終的には同じ結末なのかな?
一応、今回通らなかった道も徐々に埋めて行こうと思っています。

システム面。
最初は体験版で遊んだ「勇者30 SECOUND」との違いに戸惑いましたが、クエストを進める内に直ぐ慣れました。
個人的に一番の違いだと思ったのは、「SECOUND」にあるクエスト間の冒険がないこと。結果として緩急の内「急」だけで構成されていて、サクサク遊ぶ面白さはあるのですが、コツコツ積み上げる要素は薄いですね。

1周計30のクエストの度に、タイトルとスタッフクレジットが出るのは演出として冗長に感じました。早送りやスキップはできますが、操作が「START」「○」ボタンに分かれているのを統一して欲しいです。
あと、「呪いと勇者」の回でタイトルを飛ばしたら、その次のイベントシーンも早送りされました。他の回はタイトルと最初のイベントが分離してるのに、此処だけ演出が繋がっていたためでしょう。飛ばしたくなるような作りにしているのだから、注意して欲しいと思いました。
装備品がドットに反映されるのは純粋に楽しいです。ただ、手に入れた装備を勝手に装着するのは良いのですが、過去のクエストに装備を持ち込めないため、クエストに再挑戦する為にいちいち装備を設定し直すのが面倒でした。
また、イベント時にドットキャラをそのまま大きく表示させるのは、ワザとチープ感を出す目論見かと思いましたが、余り好みではありません。
読み込みはまったくなく、ストレスなしで遊ぶ事ができるあたりは、30秒のクエストと合わせて良いテンポでした。

基本は軽いノリでしたが、29話だけ重かったですね。しかしそんなシナリオでもテンポが早過ぎて、あんまりNPCに思い入れを作る間もなくオチまで突き進んでしまったなと思います。もっと前のクエストから登場させても良かったのでは。
EDはまさかの展開。まだ遊べない未来のストーリーで復活して、将来の助太刀を約束してくれた魔王様と共闘するのでしょうか。地道に女神歴を進めて行こうと思います。