• 2012年11月登録記事

オンラインゲーム「リネージュII」「タワー オブ アイオン」のCMに、10年近く前の記憶が刺激されました。

ハートフルプライス、はじまる。
http://event2.ncsoft.jp/1.0/nc/1211heartfulPrice/(音量注意)

思い出したのは、オンラインゲーム内の出来事を思い出風に綴ったFlash動画。
詳細は覚えていませんが、ゲームを通じてモニターの向こう側の人々と出会い、過ごし、別れ、再会する内容だったと記憶しています。
自分の性格を考慮して「オンラインゲームは絶対に遊ばない」と決めている麻生ですが、人と触れ合うことが基本のオンラインゲームには、やはりそれゆえの面白みがあるのだろうなぁと思わされます。

ところで、この「ハートフルプライス」に関する秋葉原駅でのPR活動が、電撃オンラインで「謎のパフォーマンス」と評されていました。
http://news.dengeki.com/elem/000/000/563/563938/

これはインパクトが凄い(笑)。
ちなみに、人間がマネキンの真似をしている光景は、アルフレッド ダンヒル銀座本店で見たことがあります。長身の外国人男性数人が、ダンヒル製のスーツを着てショーケースの中に収まっているというパフォーマンスです。彼らは普通に動いていたのですが、パッと見た瞬間、人間なのに人形のように見える不思議なインパクトがありました。
しかし、スーツならともかく、こういう奇抜な出で立ちをして通行人から観られるのは、かなり恥ずかしそうですね。

「CONCEPTION 俺の子供を産んでくれ!」体験版2種を遊んでみました。
http://www.spike-chunsoft.co.jp/conception/

インパクトのあるタイトルで興味を引く馬鹿ゲーかと思いきや、ダンジョンRPGとしては意外と硬派なゲームでした。
たとえ雑魚戦であっても、技や魔法を惜しんでいてはなかなか勝てません。「ToHeart2 ダンジョントラベラーズ」といい、戦闘バランスがキツめのギャルゲーが昨今の流行なんでしょうか?

本作には、公式サイトで配布されているゲームの一部分だけ遊べる体験版と、Playstation Storeで配布されている序盤をフルプレイできる体験版の2種類があります。
最初に一部分だけ遊べる体験版を試した時点では、あまり面白さが伝わって来なかったのですが、フルプレイできる体験版まで遊ぶことで、このゲームの楽しみ方が分かりました。
即ち、育成ゲームとしてです。
女の子と愛を育み強い子供を作ること、そしてダンジョンでその子を育てること、限界まで育てたら独立させることで街レベルを上げていく、という形で、すべての育成要素が連鎖しているので、延々子供を作っては独立させていく作業を楽しんでしまいました。

ギャルゲーとしては、月を跨げばまた巫女に会いに行ける仕様上、狙ったキャラクターの好感度を上げるのは簡単だと感じます。
12星座分の女の子がいるので、誰でも何人かは好みに合致しそう。
また、ポリゴンのキャラ造形が凄く可愛くて、良く出来ていると思いました。

問題の戦闘は、弱点方向から攻撃することが重要。敵に対してどの位置に布陣するかがポイントで、何も考えていないと苦戦します。なんせ、序盤から結構かたい敵が出て来ますし、ボスは容赦なく連続攻撃を仕掛けて来るので、一戦闘にかなり時間が掛かります。
一方で、弱い敵は戦闘画面に移行せず自動的に倒したことになったり、それなりに賢いオート戦闘もあるので、キャラが育ってくるとサクサク進むのが楽しいです。
ただ、迷宮の構造は至極単純で、部屋と廊下が繋がっているだけ。ダンジョン探索自体に魅力が付加されていないのは、少しだけ残念でした。

物語的にも先が気になるように作ってあるし、なかなか面白いゲームだと思います。
今、ちょうど安くなってるんですよね……。買ってしまうかもしれません。

「探偵オペラミルキィホームズ1.5」体験版を遊んでみました。
http://milky-holmes-game.com/1st/

この作品は、「探偵オペラミルキィホームズ」をダウンロード配信にあたり改良した推理ゲーム。
体験版では、第1話を丸々遊ぶことができます。要は、1話は無料配信、2話以降が有料配信ということですね。
推理が主体のゲームは初めて遊んだ気がします。
まず、アドベンチャーパート。ここは割と4人娘を中心としたドタバタ喜劇という感じですが、この間も気になる台詞を記憶する/しないという要素があって、注意しながら会話しているところが探偵らしくて面白いと思いました。
続く捜査パートは総当たりや勘で正解を引くことも出来そうですが、この選択肢の時点では結論が明示されないため、プレイヤー自身が推理する必要があります。
そして、最後にリアルタイムアニメーションバトルとして、局面ごとに必要な能力の持ち主に指示を出していく、結構アクション性の強い要素もあり、それらの各パートが上手く融合しているのが気持ちよかったです。
犯人を追い込む主人公の論理が、プレイヤーの思う通りで、無駄がないのも爽快でした。まぁ、1話は物凄く簡単な推理なんですけれどね。

実は、キャラクターのデザインやキラキラした演出が私の好みでないため、ダウンロードはしたものの、なかなか遊ぶ気持ちにならず放置していました。
今思えば、食わず嫌いでそのまま削除したりせず良かったな、と思います。
この記事で興味を持った方がいらっしゃれば、ぜひ体験版を遊んでみてください。体験版配信は、こちら(電撃オンライン)

欲をいえば、推理ゲームという特質上、何度も繰り返し遊べないので、もう少し1話分にボリュームが欲しかったかな。
ただ、ボリューム増加によってサクサクした爽快感がなくなってしまうのであれば、やはりこの程度が適切なのかも知れません。

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キルフェボン(グランメゾン銀座限定)の「5種のフルーツとイチジクパウンドのタルト」
http://www.quil-fait-bon.com/

こちらは、9〜11月の秋限定タルト。
タルト生地にセミドライの無花果が入ったパウンド生地を流して焼き上げた上に、フルーツをたっぷりと乗せた贅沢なスイーツでした。
見た目がとても華やかで上等です。勿論、お値段もそれに比していますが……。

無花果効果で、生地はかなり重くて濃い味がしました。個人的な好みでいえば、濃過ぎかなぁと思います。ドライフルーツがお好きな方向け。
上に乗ってるフルーツは、とても瑞々しく美味しく、しかもたっぷりの量を味わえて満足しました。
ちなみに、無花果以外の5種のフルーツの内容は、ナガノパープル(巨峰とリザマートの交配葡萄)、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー。
濃い生地と爽やかな果物の組み合わせなので、合わせて食べれば良い塩梅という、この辺はさすがに匠の技でした。

「ToHeart2 ダンジョントラベラーズ」体験版を遊んでみました。
http://aquaplus.jp/th2dt/

エロゲー「ToHeart2」シリーズのキャラクターが、異世界の3Dダンジョンでモンスターと戦うスピンオフRPGの移植版。移植にあたり、全年齢対応に変更されています。
この体験版は、ダンジョンの1階をまるまる探索できて、ボス戦は2回。仲間に出来るのは、柚原このみ、向坂環、小牧愛佳、小牧郁乃の4人となっています。

ちょっと驚いたくらい、よく出来たダンジョンゲームでした。
オートマッピングのため、一度進んだところが自動記録され、迷子の心配がないのは有難いところ。更に、移動スピードが調整可能。繰り返し同じダンジョンに潜るゲームなので、こういう配慮は嬉しいところです。
戦闘難易度は、魔法の詠唱の概念、属性、ボスの強さなど、意外に手強め。適当だと雑魚にもゲームオーバーをくらいます。また、敵を「モンスター図鑑」に封じ込めるコンプリート要素をこなそうとすると、上手くHPを調整しなければならず大変です。
その分、根気よくアイテムを確保していけば、序盤からかなり好性能なユニークアイテムも入手できるなど、非常にバランスが良いです。
遊び易くしたレトロゲームの雰囲気ですね。

というわけで、システムだけなら「買い」の一本なんですが……。
「ToHeart2」プレイ済であることが前提の作りで、大量のキャラクターが背後関係の説明なしに登場します。そしてシナリオは、頼りない主人公が女の子たちに振り回されるドタバタだけ。
まず主人公がどうしようもなく魅力がない男で、そんな主人公を取り巻いている時点で女の子にも魅力を感じませんでした。遊んだ範囲内で判別できたキャラの中では、このみと愛佳は可愛い、環は普通、まーりゃん先輩と郁乃はかなり苦手なタイプかな。
キャラクターに元々の好感度がない上にテキストがつまらないスピンオフ物は、イベントに苦痛を感じるんだな、と今回よく分かりました。せめて毒にも薬にもならないテンプレートなキャラゲー程度なら、買おうと思えるゲーム性だったので残念です。
――と思っていたら、こんなものを発見しました。

ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印
http://aquaplus.jp/dt2/index.html
2013年2月28日 発売予定

もしかしてこれは、「ToHeart2 ダンジョントラベラーズ」のシステム流用別ゲームではないですか!?
詳細次第&他に欲しいものがないタイミングだったら、買ってしまうかも知れません。
ところで、女性ゲーマーとしてはエロ要素が薄い方が嬉しいのですけれど、アクアプラス製ゲームにそれを求めるべきではないか……。