• 2012年11月登録記事

AREA6 ゼブルのゾファルに勝つパターンで再クリアしました!
最初は難し過ぎると思ったけれど、遊ぶ程に自然とプレイヤーの力量が上がるのが面白いですね。さすが、トレジャー製ゲーム。

ゾファル

ゾファル自身も強敵ですが、最大の敵は2分間という時間制限。1分50秒で撃破しました。
今回、AREA6まで一機も減らさずに進めました。それだけでも、アクション苦手の私には奇跡のようなプレイです。
このゲーム、異様に頻繁にセーブポイントが挟まる割に、ボス連戦の間など、本当に欲しいところにはないんですよね。ミスったらやり直しという集中力が、良い結果を生んだのかもしれません。

前回ノーマル属性の敵に散々苦しめられたAREA5 マティは、左側の竜に飲み込まれてみましたが、マップの左右が違うだけで右側の竜と同じ構造のようです。
ヨナアサシン(蜘蛛)はやはり強かったですけれど、前回に比べると反射攻撃も上手く決まったし、グラットニィの追尾機能で位置関係を調べながら戦うやり方も上手くできて、なんとか退治出来ました。

AREA6に行き着く前に、「死の園ゲッセマネ」へ召喚。
一機も減らさず進むと出現するPS版隠しボスだったようですが、最初の質問で「敵に恐怖したことがある」と答えたら、そのまま追い出されました。
初見の隠しボスにノーミスで勝つ自信はなかったので、無理矢理戦わされず良かったけれど、折角行き着いたのになんだかガッカリ……
ということで、後からやり直せるように、これ以降セーブはしないことにしました。

GAガルガリンを撃破したところで、遂に、前述の時間制限付きゾファル戦に突入。
いつもの私の戦い方は、同属性の攻撃で敵の精神力を奪い尽くして安全を確保した後、所持金をカツアゲし、最後に逆属性の攻撃で体力を削るという方法です。しかし、今回はそんなことをしている余裕がありませんので、いくら体力が減り残機を失おうと、正面から逆属性の攻撃を打ち込み続けることにしました。
ゾファルは戦いながら属性を変えてくるので、敵の属性に合わせて向きを変えることだけ気を付けて、ひたすら攻撃。ゾファルの精神力を削っていない為に、あちらの攻撃も激しかったですが、結局シャイナは2機失っただけで撃破できました。
が、実は激戦はその次でした。
真の姿を解き放たれたセーフル・ハ・ゾーハルは、なんと同属性攻撃が通じないという強敵。しかもシルエットの剣攻撃は攻撃範囲が広くて避け難い上、向き方向の問題でなかなか逆属性攻撃も上手く当てられないのです。
その上、体力が減ったセーフル・ハ・ゾーハルは精神量に関係なく猛攻撃を始めるので、地獄を見ました。ここで5機くらい死んだのではないでしょうか。
背後に流れている曲が凄く格好良さそうだったのですが、聞いている余裕などありませんでした。

そうしてなんとかゾファルとの決着をつけてからハールの質問に臨み、「戻さない」を選択。
……特に、エンディングの差は感じませんでした。
但し、シャイナの「モーセを探そう」という台詞は前回なかった気がします。これで、モーセの生存が確認できて少し嬉しかったです。

取り敢えず、セーブから「死の園ゲッセマネ」に戻り、隠しボス狂皇ザカリアスに挑んでみました。
元々メギド戦で体力が尽きかけていたこともあり、初っ端の一撃でシャイナが倒されるというとんでもない事態に。しかも、馬に乗っている間はダメージが与えられないらしく、最初はどうやって倒すのか検討つきませんでした。
幸い、何度か死ぬうちに戦い方は分かったのですが、1回ミスして馬の突撃攻撃を受けると、連続して3発は受け続けるのが辛かったです。

ゲッセマネ

……勝った気がしない、酷い勝利でした。
次からは、この面に行き着いてもスルーしようと思います。

中島らも著「ガダラの豚」全3巻

巻を追うごとに印象がガラリと変わるお話でした。
1巻は、新興宗教に嵌った奥さんのために教祖のトリックを暴く話。私はマジック好きなので、自称「超能力」を巡るミステリは興味深く、楽しく読めました。ところが、このまま疑似科学の種明かしが続くことを期待して読んだ2巻では、逆に呪術が現実にあるものとして描かれ、人死まで発生します。1巻のあっけらかんとした空気に対し、2巻は忍び寄る不安と生理的嫌悪が凄まじく、恐怖を払拭する為に急いで3巻へ取り掛かることになりました。
3巻は、頼れる人がどんどん奇怪な死を遂げたり狂っていく描写で半分くらい泣きそうになりながらも、最後は大団円でホッと一息吐いたのでした。
ミステリだったり、家族愛に満ちたお話だったり、怪奇小説だったり、荒唐無稽なエンターテイメントだったりと、一つのカテゴリに縛られない器の大きさが、この作品のパワーだろうなと思います。
でも、実は結構怖がりな私は、たぶん再読できないですね。
「呪い」がアフリカでどのように社会的役割を果たしてきたかという民族学や、マジックのネタをバラす蘊蓄部分はとても面白かったです。

新宿タカシマヤ最上階の「ベルジアンビア・カフェ ブルージュ」でディナー。
http://www.belgianbeercafe.jp/

ベルギーのビアカフェを再現した店内内装に、カウンターで立ち飲みする外国人客たちという、まるで海外にいるような光景。
新宿の夜景も美しく、この空間演出の巧さに感心しました。
ちなみに、コースターが席によって全部違ったり、ビールに合わせてグラスも異なるなど、地味なところも気合いが入っていました。

ウリの樽生のベルギービールは、どれも華やかな味わいで飲み易かったです。
私が飲んでみたのは、2種。
まず「ヒューガルデン・ホワイト」は、麦芽、ホップ、小麦、コリアンダー、オレンジを加えて造っているホワイトビールとのこと。苦味は非常に薄く、爽やかなビールという感じでした。
チェリーを漬け込んで発光させた「ベルビュー・クリーク」は、紅の色合いが美しく、ビールとは思えない微かに甘酸っぱい味わい。最初はビックリしましたが、飲み慣れるとサクランボ酒のカクテルのようで結構好みでした。

料理もなかなか美味しい。
ベルギー産フライドポテトと、ムール貝の白ワイン蒸しは、さすが店名で「ベルジアン」というだけあって美味でした。ベルギー風だとシュークルートが酸っぱくないんですね。リゾットのみ、私の好みからすると柔らか過ぎたのが減点かな。

実は、終わってみたらコースの利用時間を大幅にオーバーしていたのですが、退席の催促もせず使わせてくれたのが有難かったです。

宝塚宙組「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」11:00(阪急交通社貸切)回を観劇。

司会はOG涼花リサ、抽選会のお手伝いは実羚淳でした。
凰稀かなめがパレードで見せた羽根のナイアガラを打ち下ろすお辞儀に、客席が沸いていたのが貸切公演らしくて微笑ましかったです。

「ワールド・ネバーランド 〜ナルル王国物語〜」体験版を遊んでみました。
http://www.althi.co.jp/worldneverland/nalulu/

仮想世界シミュレーションゲーム「ワールド・ネバーランド ~ナルル王国物語~」オフィシャルサイト

第1作「オルルド王国物語」をゲーム雑誌で見掛けて以来、遊んでみたいと思っていた、架空人生シミュレーションゲーム、通称「ワーネバ」シリーズ。
ゲーム中の時間で2年間遊ぶことができる体験版です。

ティピ・ミュラーという女の子でナルル王国に移住。
最初のうちは、朝からひたすら仕事をして、夜は家に帰って寝るという、現実とまったく変わりのない第二の人生を過ごしてしまいました(苦笑)。
同じことを繰り返していると、ゲーム中時間で3日も過ごせば飽きるゲームですね!
まずは目標がなければダメだ!と分かり、ゲームらしくティルグ(武術組織)に入ることを目標にしました。仕事をする傍らで剣技の稽古に励んでいると、色々な人から技を教えて貰えるのが楽しくて、この目標を持ってからは結構楽しく遊べました。武術に必要なステータスを上げる育成要素も、ちまちま数字を積み重ねるのが好きな私には苦でなかったので。ちなみに、この時は各ティルグの訓練施設でしか稽古できないと思っていて、1ステータスずつ頑張って連打であげていました。後日、一度に2ステータスが上がる特訓場に気付いてからは、そちらに通い詰めました。
滑り込みでエントリーした剣士決定戦は、物凄くラッキーな事に組み合わせが良く2勝で優勝。剣技試験も参加し、まず間違いなく合格した筈だと思ったのですが、合否は翌年にならないと分からないのですね。
年末はヤキモキしながらお仕事をしていたら、翌年ティルグ員の制服に変わっていました。
というわけでティルグ員としての新しい生活が始まったわけですが……
入ることが目標だったので、また目標がなくなってしまい、訓練と寝ることを繰り返す生活に舞い戻ってしまいました(笑)。
あっと言う間に退屈になってしまい、新たに目標としたのが結婚です。
しかし後から知ったのですが、この段階で実はまだ「友人」がおらず、全員「知人」状態でした。よくこんな状態から恋人を飛び越えて夫を作ろうと思ったな、と今では思います。
とりあえず、知人の中から一番好みのグラフィック且つ若い男性を選んで、猛アタックを開始しました。幸い、剣士決定戦の優勝賞金が懐にあり、毎日の貢ぎ物も可能だったので、ターゲットは10日程で陥落。そして、この恋人が出来る過程で、今まで自分が親しいと思っていた人々が全員「知人」だったことも判明したのでした。
無論、恋人はゴールではなく、目指すは結婚。
プレイ前にざっと読んだ説明書によれば、結婚するためにはデートが必須とあった記憶があり、早速デートに誘おうとしたところ――
やって来た恋人に「別れよう」と提案されました。
すかさず「考えさせて」で保留にし、即話し掛け直して「明日どこか出掛けない?」のコンボを叩き込んだティピは、凄く強い子でした。
残念ながらと言うべきか、当然と言うべきか、まったく盛り上がらないデートで、当然結婚話など出ませんでしたが。

思っていたより台詞パターンが少なく会話に楽しみがなかったり、効率良くプレイすると、生活が単調になって逆に面白くなかったりして、プレイに熱が入るゲーマーが遊ぶには意外と難しいゲームだと思いました。
のんびりと1日にゲーム時間1日だけ進めるくらいの遊び方をしたら、何年も長閑に遊べて楽しそうです。
また、発売後もパッチ修正がされていたり、次作が発売されてからもキャンペーンがあるなど、結構良心的な作品だなと思いました。