ピエール・エルメ・パリのマカロンセット
http://www.pierreherme.co.jp/
マカロンという菓子は、素材や手順自体は家庭で作れる範疇なのですが、技術的難易度が非常に高いと言われています。
エルメのマカロンは、その「技術料」と思えばこれだけ価格が高くても仕方ないと頷ける、正に匠の技を感じます。
外側のサクっとした歯触り、内側のふわっとした口溶け、甘くしっかりした味のクリーム。
特に、「モンテベロ」というフレーバーが気に入りました。ピスタチオガナッシュとフランボワーズのジュレという思い掛けない組み合わせが、とても複雑な味わいで美味しいです。次点はバニラが効いた「クリームブリュレ」かな。
紅茶と合わせて頂くのに最適のお茶菓子でした。
昔、フランス旅行をしてパリに滞在した際、何処のマカロンを食べたら良いかと聞いたとき、「パリっ子に今一番人気なのはエルメ」とお奨めされたことが未だに印象に残っています。
以来、エルメと言えばマカロン最先端のイメージがあります。
まぁ、その時は結局、老舗ラデュレのマカロンを買い求めたのですけれどね。