PSP「LocoRoco2」おためし版を遊んでみました。
http://www.jp.playstation.com/scej/title/locoroco/
地面を傾ける/弾くという2つのアクションを駆使して、丸々した生物「ロコロコ」を転がしてゴールまで導くアクションゲーム。
体験版では2ステージ(1つは練習用、1つはスコア計算もある完全なステージ)遊べます。
このゲームを遊んで最初に思ったのは、とにかく「可愛い」ということ。
鮮やかで色とりどりだけれど目に優しい色彩がとても素敵だし、地面を傾けると転がっていく「ロコロコ」たちのプニプニ感と可愛い歌声に癒されます。スタートせず放置していると始まるデモを、ただ眺めているだけでも思わず笑顔になる愛らしさ。
なんとなく、絵本「バーバパパ」を思い出す世界です。
起動してステージが始まった時点では、なにを目的として遊ぶゲームか分からなかったけれど、「とりあえず動かしてみる」→「なんらかのリアクションがある」を繰り返して、なんとなく学習していきました。
動きがとても滑らかで、デジタルのゲームというより、生きた箱庭に対して働きかけているような、画面の中に本当に世界があるような感覚が得られるので、動かすことに対する意欲が湧くのです。
携帯ゲーム機というハードも恐らく相性が良く、別に傾きセンサーはないのに地面を斜めにする際は、同じ方向にPSPを傾けたくなります。
出来る操作はとてもシンプル。でも奥深く、完全クリアしようとすると相当難易度が高く、あらゆるプレイヤーレベルに対応できそうです。
強いて難を探すとしたら……デバッガーが死ぬほど大変なゲームっぽいことですかね。
いま直ぐ遊びたいゲームではないけれど、この完成度ならば買っても良いなぁと唸らされる1本でした。