TVアニメ「アルスラーン戦記 風塵乱舞」6話「列王の災難」
エンドカードは、弘兼憲史先生。アルスラーンはまだしも、ダリューンは島耕作が扮装してるようにしか見えなくて、腹筋に試練を与えてきました。
http://arslan.jp/2/
ほぼルシタニア側で終わった1話でした。
列王というから、トゥラーン側も描写されるのかと思いましたが、残り話数が足りないからペシャワール城塞の戦いは無視されそうですね。
シナリオの改変はともかく、ヒルメスの軍勢が乱入してきたのに兵士が棒立ちだったり、全体的に表現力の弱さが気になりました。アニメのいいところは「動く」ことだと思うので、もう少し動いて欲しいところ。
1期で割愛された用水路破壊が、あったことになっていました。籠城作戦を取らない理由付けとして必要な要素ではあるけれど、少し唐突かな。急にエクバターナが廃れているように見えました。
その辺も含めて全体的に、説明不足でギスカール公爵が無能に見えるのが残念です。エトワールへの言い訳は、原作の「マルヤムの遺臣が、わが兄の生命をねらっておる」の方が説得力があったのでは。
それにしても、イノケンティス七世の「皮下脂肪」ネタは鉄板ですね。
メルレインは原作より多弁だけれど、アルフリードの兄貴っぽさは出ているなと思います。アルフリードに対しては特に美少女と思わないのだけれど、彼女と良く似ているメルレインは美青年だなと感じるので、アルフリードも可愛いというより格好いい女の子なのかも。