先に最終回を迎えた2作品分の感想。
機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096(21話〜22話)
最終話に、まさかの「100秒でわかる!ガンダムUC」挿入。
適度な突っ込みと「ソードマスターヤマト」(ギャグマンガ日和)的なスピード感で、日曜朝の最後に大笑いさせられました。
正直、半年間の放送の中で、これが一番インパクトに残りました。
マリーダ戦死以降、リディが急速に善人化していました。本作の裏主人公だったのだなと今更感じたと同時に、それなら此処までスタッフがイジらなくても、と思いましたが、愛情の裏返しなんでしょう。
その他のキャラクターでは、とにかくブライト艦長がいい男に成長していたのが嬉しかったです。
終盤、サイコフレームで何でも解決してしまう辺りは、宇宙世紀らしさを感じました。
しかし幾ら宇宙世紀とは言え、最後に初代の3人が登場したのは驚きました。感応波って、一個人の思念レベルで残っているのならば、幽霊と解釈しても良いのでしょうか……。
Re:ゼロから始める異世界生活(23話〜25話)
毎話、引きが巧い脚本だったので、最終回もそのノリだったらどうしよう、と思いましたが、ハッピーエンドで気持ち良い終わりでした。
原作だとまだまだ難題が降り掛かり続けるようですが、アニメ視聴者としては、一先ずこれで終わって安心です。
戦力を整えた後のペテルギウス戦は呆気なかった、と思っていたらまさかのリセットが起きた23話は面白かったです。
残り話数が足りるのか心配もしましたけれど、後は消化試合でしたね。ループして正解の一手を探している都合上、完全正解ルートに行き着くと少し緊張感が抜けるのがこの作品の弱点でしたが、それでもテンポは緩まないので、最後まで面白かったです。