• 2008年01月登録記事

DCが発売される前に一応2周目クリア。しかし本当の戦い(アルカナルイン)はこれからなのでした……。

ディムロスを突き刺すシーンを無音にしたのは、演出上正解だと思います。スタン役の関氏は絶叫が得意ですから、声を入れていても違和感はないでしょうし、実際、動作に合わせてスタンの雄叫びが聞こえた気がします。でも、それは音がない分、余計にプレイヤーの内に響いたと思います。
スタッフロールは、何度見てもいのまた先生の働きっぷりに頭が下がります。全部の画集は揃えていませんが、デスティニーってD2や今回のリメイクで相当数のイラストを描いて頂いてますよね。たまには藤島先生にも描き下ろしてもらいたいなぁと……切に願うこの頃です。

サブイベント「リオンに誓う」を発生させました。実は、2周目を始めたのは1周目にイベントを逃していたと知ったためです。
結果としては、正直期待したほど実のあるイベントではなかったのですが、PS版時代に「どこかでリオンを発見できるのでは。せめて形見のアイテムが見つかるのでは」と思って延々海岸沿いを歩いて回ったプレイヤーからすると、当時あって欲しかったこういうイベントが存在するだけで、有難い気もします。

レジェンズを買わないでいる内に、「ソウルキャリバー4」がとんでもないことになっていました。
http://www.famitsu.com/game/news/1212925_1124.html
http://www.gametrailers.com/player/29535.html
ベイダー卿、ヨーダ、どちらのゲストも捨て難い……。

一部の方はご存知の通り、私は映画「スターウォーズ」(旧三部作オリジナル版)が好きなのですが、スターウォーズライセンスのゲームにはトラウマがあって、基本的にどれだけ惹かれても買わない事にしています。
そのトラウマとは、銀の塗装カセットが眩しい「スターウォーズ」1987年発売/ファミコン。
横スクロールアクション面と擬似3Dシューティング面が交互に挿入される……など説明するより「サソリベイダー」が出るゲームと言った方が、ピンと来る方も多いでしょうし、たぶん検索でも出て来ますので、ぜひご存じない方はお調べください。
ライトセイバーよりもブラスターの方が強いとか、敵を倒すとフォースが溜まって足が速くなるとか、面ボスがサソリベイダーやらギャオスベイダーなど謎の生命体であるなど、スターウォーズをよく知っている者ほど唖然とする内容のゲームでした。当時は普通にプレイしていましたが、ライフなし残機制アクションで難易度が劇的に高いと言う点も、私のその後のゲーム人生に影響したような気がします。
さて、このFC版スターウォーズ、実は販売元がナムコなんですよね。
……ナムコは過去に自分が巻いた種で、売り上げを1ユーザー分減らしましたね。

日誌までサボって申し訳ありません。明日を過ぎれば少し手が空くと思います。
何もないのも恐縮なので、書きかけファイルからちょっと引用。D2です。

 その時、平板な声が彼の名を呼んだ。音は闇の彼方此方で反響し、重なり合って、彼の名に奇妙な節をつけた。
 言葉は闇の中に唯一つ光を放つ存在を生んだ。それは人の象をしていた。女である。アタモニに仕える司祭と似た、白を重ねた衣が、吹かぬ風を孕んで優雅に波打った。
 人と異なる存在であることは、超常の法により現れたことからも明らかだったが、奇妙な事に、彼はこの気配を知っていた。他ならぬソーディアン、そのレンズが宿す思念の波と女の気の揺らめきは、見紛うほど近しかった。
「私はエルレイン。人々を絶対の幸福へ導くフォルトゥナの聖女」
 囁きに等しいその声は抑揚を最小限にしか含んでおらず、それが長く伸びる音節に乗ると、闇に波紋を生んだ。

レンズへ強い願いが集まってフォルトゥナを生んだのであれば、そのフォルトゥナの化身であるエルレインとリアラもまた、レンズの思念体に近しいのではないかなーと、そんなことを思いながら書いてます。

遅ればせながら「銀河英雄伝説 英雄達の肖像1」購入。

読み進める途中で「あれ?」と思い、読み終わって肩を落としました。私は、てっきり前シリーズの後の話だから、この巻は原作3巻の内容だと思い込んでいたのです。残念ながらその辺りは丸々飛ばされて、原作4巻のお話でした。
もっとも、これは予測して然るべきことだったのかも知れません。原作3巻って、帝国側の兵力が削がれたという意外に、目立った進展がないんですよね。ヤンの査問会などは最高に面白いシーンですが、丸々抜いても問題ないでしょう。
しかし、ミュラー提督が何コマ出てるか数えようと言う不純な動機で買った私としては、もの凄い勢いで力が抜けました。

かなりお話のペースが早いため、前シリーズより早く完結まで進むかもしれませんね。
その分、お話がややダイジェスト調で原作未読者に優しくない気がします。アッテンボローの外伝があってページ数は少ないのに、原作2巻ラストから皇帝誘拐に伴う宣戦布告まで済んでしまいました。

道原氏の絵柄は変わってないですが、刊行の間が空いた為か、キャラの顔が変わった気がします。違和感があったのはフレデリカとポプラン。フレデリカは私が旧シリーズでの顔を覚えていないだけかも知れませんが、ポプランはヤン提督と見分けが付きませんでした。旧ポプランは黒ベタだった気がするんですけど……えくぼの有無で見分けるとは、我ながら情けない。
登場人物が大変多い作品なので、キャラの描き分けは厳しいと思いますが、群像劇が見所の一つですから、なんとか頑張って頂きたいです。
なお、漫画版オリジナル要素である女性ルビンスキーですが、1巻では登場しませんでした。ちなみに、ルパートは原作通り男性で登場。もしかすると、親子関係設定は割愛でしょうか? ドミニクはどうなるのかしら。

取り敢えず、今シリーズも無事最後まで刊行される事を祈っております。
折り込みチラシで確認できる月刊COMICリュウの特別付録「ヤンバージョン掛け替えカバー」は、ヤン提督なのにサングラスの不良親父っぽくて格好良かったです。

ゼロス30題「雪」――ですが、こんな話を書くつもりはなかったのです。

冬コミの待機列に並んでいる最中に携帯で打ち始めた時点では、もっと短いエピソードになるだろうと予想していました。そもそもは、ロイドが突っ込んだところで終わりでした。
しかし書いてみたら全然オチがついていないので、着地点を目指してずるずる書いている内に小道具まで出て来てしまいまして……
何も考えずに書くとこうなる、見本みたいな作品です。
同じ長め+小道具系のゼロス題でも「好き」はちゃんとプロットを立てて書いているから、最初から最後まで一貫してるのですが、今回はふらふらと書いた後になんとか辻褄を合わせた痕がちらほら見えます。
前半部分に幾つか軽いエピソード(リーガルに窓のない酒場を教えてもらったが宿から出るのが億劫だ、等)があったのですが、余りにまとまりが悪いので消えました。
それにしても、ゼロス題に対してロイドは登場しやすくて、少し困ります。多用してしまってます。残りのお題はなるべく他のキャラを使おうと思います。

せっかく作品に出したので小道具の話を。
雪うさぎは、最初は「露店で買った」と言う形だったのですが、仲間にお守りとしてプレゼントするならロイドは作るような気がして、最後に変更。その点はキャラを汲めたかと思います。
このアイテムを使うのはコレットに悪いかなぁと思いましたが、ロイドは勿論コレットの分も心を込めて作ってくれた筈ですので、彼女なら喜ぶかと思います。当然、ロイドが持っているのは彼女が想いを込めて送った雪うさぎなわけですから。
ちなみに、ゲームでロイドがコレットから貰う雪うさぎは、観光客お土産用の樹脂製か何かだと思ってます。最終封印でもこの辺のネタを出そうと思っているのですが……。あぁ、早く雪見シーンが書きたいです。十年くらい後のことかな。