• 2014年09月登録記事

現在地:舌震村@出雲
砂神城、馬鹿野城と城の攻略が続きましたが、全然雰囲気の違うダンジョンで面白かったです。

砂神城は、卵で埋め尽くされた部屋があったりして、全体的に気味の悪い作りでした。
さらに、「天外魔境2」の印象深い敵キャラとして名高いデューク・ペペが登場。とはいえ、この時点では完全に妻マダム・バーバラの腰巾着ですね。
マダム・バーバラの攻撃がシロに集中して、初めてシロが戦闘不能になりました。プレイヤーに見えないだけで、シロにもHP設定があるんですね。パーティの主戦力であるシロが沈黙してしまったため、その後はなかなか攻撃が通らず長期戦になりました。

砂神城はなんのために攻略するのか、実は把握していなかったのですが、聖剣がここにあったんですね! 暗黒ランをまだ見掛けていないのに、先に聖剣が手に入ってしまうという、これまでと違う展開で、驚かされました。
因幡が緑の国に戻ったのは、素直に良かったと思います。

続く鹿野村では、八岐大蛇よろしく花嫁を求められているという展開。しかも三人も。
対処は予想通りでしたが、見た目のインパクトに笑いました。
いや、結構お綺麗だと思いますよ、極楽さん。

花嫁3人

馬鹿野城のボス・マントーは、「強いけれど馬鹿」「馬鹿だけれど強い」と言われまくっていて、確かに強かったのですが、馬鹿だったことの方が印象に残りました。
CERO規定で「酒」→「水」に差し替えが生じていたので、少し話が通じなくなっていたのが残念でした。

楽しく進めて来ましたが、出雲では「犬狩り」が始まっており、この先シロがパーティから抜けてしまう展開は必至。
シロに消えて欲しくないので、とりあえずレベル目的で足踏みをしている今日この頃です。

石和仙衣著「ユニコーンの恋文(ラブレター)」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
魔法の世界で、現実世界に連れ出してくれる花婿を待つ最後の乙女カタリアは、迷い込んだ青年エルダーに拒絶されたことを切っ掛けに、魔法の世界を飛び出し、自分で自分の物語を紡ぎ、幸せを見付けて行く。

カタリアとエルダーの恋物語であることは間違いないだろうと最初から確信していたものの、どうやってその結末に持ち込むのか、序章とどう繋がるのかと考えながら、最後まで読まされました。
おとぎ話風の魔法世界「夢の平原」に対し、現実世界は、意外と近代的な社会だったのが面白かったです。もっとも、悪意ある人物がいないので、実際にはおとぎ話の続きのような感じでした。

恋愛小説の面白さは、障害をいかに美味く設定するかだと思います。
一人は魔法の世界の住人、一人は現実世界の住人で、心を失っているという設定はそれなりに良かったと思うけど、エルダーが心を取り戻した中盤以降は、単なるすれ違いと2人の自己評価の低さに、もどかしさよりイライラを感じた面が大きいです。
エルダーの性格自体、心を取り戻す前のツンデレ的な方が好きでした(笑)。

いささか展開のためのご都合設定に感じる箇所や、ユニコーン自身に自分の正体を語らせてしまうなど、見せかたが弱いと感じる箇所もありましたが、いい「少女小説」だったと思います。

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天外魔境IIがあまりに長いので、合間の気分転換に、アクションゲーム「ロコロコ2」を始めました。
http://www.jp.playstation.com/scej/title/locoroco/

現在地:「ジャンプリン1」クリア
割と1ステージが長いので、1回1ステージで制限しようかな、と思っていましたが、無駄に進めてしまいました。なぜかと言えば、ムイムイに「思い出カメラ」を作って欲しいから。早く可愛いロコロコたちを撮ってニヤニヤしたいなぁ。

ゲーム自体の良さは、体験版プレイ時に語っているので省略。
→体験版感想は、2014年2月17日記事参照

とにかく、ロコロコが可愛くて癒されます。
何もしないと勝手に動き出すので、変な構造の場所で分裂してバラバラになってしまい、集合させるのが大変なことになったこともあるけれど、そういったままならなさも、自然の生き物っぽくて良いです。PSPという箱庭の中で、生きたロコロコを飼っているみたいな、デジタルデータと感じないところが魅力です。
それだけに、折角集めたロコロコがモジャに食べられてしまうと、凄いショックですが……。

難易度は結構高く、自分ではベストの操作だと思っても1ステージ16匹くらいしか集まりません(最大20匹)。
まぁ、完全攻略を目指さないといけないゲームでもないから、スコアはあまり気にしないようにします。

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現在地:蜘蛛馬車入手@因幡
絹(と犬のシロ)が仲間になりました。遂に3人+1匹パーティです!

シロが、後ろを小走りに付いてくるのが可愛いです。その上、卍丸どころか、極楽より強いお犬さま。攻撃も引き受けてくれます。最強のNPC犬ですね。
というか、シロがいなかったら雑魚敵にも梃子摺る印象なので、レベル上げ中です。

絹が加入する前のボス・名無しの十八番戦は厳しかったです。
卍丸が一撃死されました。
1つレベルを上げて38段にしてから挑み直し、なんとか勝ちました。こういう強敵は、影分身を出して攻撃対象を分散させるのが有効ですね。
その後、崩れ行く大江山と法水院から脱出しましたが、ここで時限脱出イベントだったら怒るところでした。

大江山を襲い、鬼を退治したという女武者は、根の一族と関係ないのでしょうか。これから登場するのかなぁ。
また、絹が仲間になったら、いきなり天橋立に行こう!という展開になったけれど、前振りがなかったので、この辺は展開の繋がりが悪いと思いました。

因幡は、神主救出やら骨壺集めやら、ボスが配置されていても奇怪しくないダンジョンに何もなく拍子抜けしましたが、流砂に飲み込まれる村人は酷いトラップでした。防御策として、外を歩いている村人は話しかけないようにしたけれど、台詞も聞きたいジレンマがあります。

現在地:京(正月)
はまぐり姫とその部下(ワダツミ五人衆)を倒し、3本目の暗黒ランを伐採しました。
大江山と綾姫に関する話を京や近江で収集中。
カブキは修行の旅に出てしまったので、引き続き極楽と2人パーティです。でもそろそろ、絹が仲間になるみたいですね。

ワダツミ五人衆は、それぞれ幻覚や誘い込む罠を用意して待っていてくれる個性派で、菊五郎の「お友達」シリーズよりは面白かったですが、ナマコや海牛という生臭い敵ばっかりで、なんだか磯臭くなった気がします。

幻夢城は、はまぐり姫連戦もいれるとなんと7人もボスが登場。ボスも勿論強いのですが、雑魚「闇の客引き」が非常に強く、落ち着いて体力回復ができないため、一番近くにある美女平村と何度も往復して、少しずつ攻略しました。
ボス戦で頼りになった「冬枯の杖」が、連戦中に壊れて哀しかったです。使用回数で壊れるタイプのアイテムだったんですね。

富山は、城内に無人の牢屋がわざわざ用意されているから、なにかイベントがあるのだろうと予想していたら、案の定でした。
富山の殿様は良識派だと思ったので、裏切られたと思ったときはショックだったけれど、本人がご無事で良かったです。
金沢の殿様も、ダメな人ではあったけれど、ちゃんと「根の一族を倒したものの顔を山に彫る」という約束は守っていたので許しました。

はまぐり姫は、期待を煽っただけあって、美人でしたね。
各地で何度も登場する主張の激しかった菊五郎と対照的に、最後の最後まで姿を見せないという形でボスの風格を見せ付けてくれましたが、もっと登場してくれても良かったのになぁ。例えば、各地で変装したはまぐり姫と出会っていたりしたら、卍丸に掛ける最後の台詞が生きたのではないでしょうか。
後で人魚の村で聞ける話によると、元は人魚だったそうなので、「生まれたままの姿」があの触手なのは、ちょっと腑に落ちないぞ。
しかも、本性の方が弱かったような……。

捕まっているカブキには、笑いました。

2人のカブキ

敵側がヒーローっぽいことを言ってボロを出す、という要素は、TOS-Rのロイドvs.偽ロイドを思い出しますね。
旅に出てしまうのは結構ですが、カブキがパクったという巻物は、いつ戻ってくるのかなぁ。