• 2011年08月登録記事

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本物の世界地図に近いと思っていたのは、大間違いでした。ロシアとアメリカ大陸が妙な穴が多数空いてます。

これで、大陸はすべて出現したかと思います。
世界球体説を採用したところ、自分の開拓した世界がそのまま球で表示されたので感動しました。
次回は、地平説を採ってみたいですね。航海は少し面倒になりそうですけれど、世界の果ての滝にはロマンがありますよね!
あとは未確定地域を埋めるのと、イベントを達成していくだけなので、ノンビリ進めようと思います。

アマゾネスの遺跡の調査で、アブトゥ提督の意外な正体が判明。想像もしていなかったので、驚きました。
しかもそれを知ったペレス提督が完全に「ショート」状態になってしまうと言う可笑しさ。今まで非科学的要素を嫌悪する余り、嫌味が過ぎると思っていたのですが、急にその辺が愛嬌に変わってきました。

宝塚宙組東京特別公演「ヴァレンチノ」13時回を観劇。
客入りが悪くなるといわれる“ニッパチ”を物ともしない、大盛況の客席でした。花組生も来ていたようです。

船長@寿つかさが「君、英語が喋れるの」と言うと「いいえ、日本語です」と思い、ジューン@野々すみ花が「確かにラテン系の顔ね」と言うと「いいえ、“平たい顔族”です」と思う。
……そんな野暮な突っ込みを入れても、この作品はまったく揺らぐことがなく楽しめると言うことが、嬉しいです。

何度観ても、ラストの5分は贅沢な構成ですね。
ジューンがルディの幻と共にオレンジの枝の向こう側へ去る、その背中で幕が降りても素晴らしい舞台だったと思うし、その次のジョージの独白で終わっても綺麗に終わります。でも、最後にもう一度ジューンのバンガローが現われ、新しい未来を見せてくれる御陰で、あたたかい気持ちで劇場を出ることができます。
小池先生の作品は「エンターテイメント」として優れていると常々思っていましたが、デビュー作からそうだったのだな、と感心しました。
それにしても、幕が下りるのが早くなったのは、わざとなのでしょうか。ジューンがオレンジを受け取るところまでちゃんと観られるのかどうか、初日も今日もハラハラしました。

公演期間が短いので、これで私の手持ちチケットは終了。でも、1回ごとが濃密で、大満足でした。
屈託ない明るさを愛しく思い、自信なさげな姿は応援したくなる、みんなのアイドル・ルディ。いままでとは違う新しい大空祐飛との、本当に素敵な出会いでした。
でも、現在の結婚したい男No.1は、ジョージ@春風弥里です。

ムッシュマキノプロデュースの菓子店dano「かたえくぼ」
http://dano.jp/product_detail.php?id=1286984719

見た目からマコロン的な食べ物を想像して購入したのですが、まったく異なる御菓子でした。
指先で摘めるサイズで、丸ごと口の中に放り込んで食べる仕様。手に取った時の感触は柔らかめ。しかし食べてみると粉そのものを丸めたような感じで、あっというまに崩れていきます。卵が入っている感触はありません。焼き菓子ではないのかも?
甘さはクドくなくて、上品な感じ。
特殊な食感で、繊細な菓子だと思います。ただ、特筆するほど「美味しい!」という感激がなく、色々と複雑な意味を込めて「微妙」と評したい味。
日持ちの良さや手頃な価格で小さくて洒落た箱入りという点は嬉しいものの、食べると手に粉がつくため、残念ながら差し入れには不向きですね。

宝塚宙組東京特別公演「ヴァレンチノ」初日を観劇。

東日本大震災により、本来予定していた全日程が中止になった公演です。今回、公演期間と稽古日の合間を縫って、振替公演が実際されました。
5ヶ月の時を超えて再び相見える「ヴァレンチノ」が楽しみ過ぎて、朝は5時に目が覚めました。ちなみに、公演は16時から(笑)。

初日なのに、舞台も客席も笑って泣いて、熱く盛り上がった2時間半でした。
客席が細かいネタも拾ってよく笑うので、1幕はコメディ色が強く出てきました。その分、2幕の人間ドラマも色濃くなった気がします。
1ヵ所、2幕パーティ会場でセットの一部が降下途中に曲がって設置できなくなるトラブルがありました。が、問題なく続行して安心しました。

ルディ@大空祐飛は、とにかく1幕の可愛らしさが反則的ですが、その若さが自然になった気がします。以降のシーンでもルディの感情が分かりやすくなり、脚本の軸がスッキリと見えてきました。
ジューン@野々すみ花は、梅田から大きく変わっていない印象ですが、こういった地に足の着いた役だと、演技力の高さを改めて実感します。ジョージからの電話を取ったまま客席に背中を向けるシーンでは、音も、台詞も、表情も、舞台上の共演者もなく、ただ背中で語る珠玉の演技を見ました。
デ・ソウル@悠未ひろは、1幕では登場した瞬間から笑われていましたが、2幕はガラリと雰囲気が硬質になって格好よかったです。クラブ21は、少しマイルドな表現に変わったでしょうか?
ジョージ@春風弥里は、明るくて優しくて面白くて良い奴な上に、ルディを温かく見詰める眼差しは包容力が溢れていて、もう満点を付けたい男。
ジューンとは大学でサークルが一緒だった、などと設定を勝手に妄想してしまいました。
ナターシャ@七海ひろきは、やはり迫力のある美人。
カーテンコール2回目のお辞儀だけ、ドレスを着ているのに男役のお辞儀をしていました。ちょっとしたうっかりだと思いますが、男役が染み付いているのだな、と逆に好印象でした。
ラスキー@寿つかさは、底知れない怖さが醸し出されていました。細かい所では、「ムッシュ・ボーケール」の撮影シーンでストップモーションになり、八百屋舞台の床が移動する間も微動しないバランス感覚に感動しました。
メロソープ@天羽珠紀は、前公演の休演から無事復帰したことに、まず安心しました。相変わらず歌もバッチリ、妖しい占い師でした。
ナジモヴァ@純矢ちとせは、はまり役。元男役の大きさを生かした配役だと思います。
ビーブ@妃宮さくらは、可愛らしさが増したような印象。退団予定を延ばしてこの公演に出演してくれたことに、心から感謝です。
鳳樹いちは、ジョニー役も台詞の間が巧くて名司会という感じですが、実は細かい出番で踊っている時が好きです。
蒼羽りくは、とにかく小芝居が多くて、芝居への意欲を感じました。今後、悪目立ちしないようにしつつ、この方向性で頑張って欲しいです。
星吹彩翔は、クラブ21のダンサーやフィナーレが格好良くて目を奪われました。結構良い位置で踊ってますよね。ファン役の女装も、意外とチャーミング。
光海舞人は、職にあぶれたエキストラ役が、侘しさの中にも気の良さそうな雰囲気があって、注目しました。
その他、30人しかいないとは思えないくらい舞台がホットで、全員が生き生きしていました。

主演挨拶では、公演中止による強制的な役との別れは、役者にとっても消化不良だったと正直な告白がありました。その言葉通り、この貴重な機会に、全力で「昇華」しようとしている気持ちが伝わってくる熱演です。
梅田DC初日に感じた伸び代を、目一杯埋めて持ってきた東京初日。でも客席からの熱く温かい拍手が、更に成長を促すのでは、と期待しています。

先日から始めたゲームアーカイブス「Neo ATLAS II」に時間泥棒されています。
http://www.artdink.co.jp/japanese/title/neoatlas2/index.html

ダウンロード購入したゲームの問題点として、説明書が読み難いと言う点がありますが、チュートリアルが専用に設けられていたので問題ありませんでした。
やや特殊な操作方法なので、助かります。
しかし「L2」ボタンで地図を拡大する操作の実行方法が分からず、しばらく悩みました。
PSには「L1」「L2」のボタンがありましたが、PSPには「L」しかないのです。拡大しないと見えない街やアイテムがあるので、この操作が不可能だったらゲームを遊び切れない事になります。ヒヤっとしましたが、遊んでいるうちに、アナログスティックを左側に倒す操作が「L2」に相当するとわかって事なきを得ました。
その他は快適に遊んでいます。

探索、調査、貿易、とやるべきことが幾つもあるため、最初は難しそうに感じます。
実際は、序盤の金策さえ乗り切れば、適当に好きなことを進められるようです。麻生はその日のテンションに合ったBGMを選んで、まったりと地図を埋めていく行為に没頭しています。
ただ、海賊船や海の怪獣との戦闘がちょっと辛いです。一番戦闘力のあるバルディ提督に戦闘用艦隊を任せていますが、攻撃力の差が倍もある怪獣が登場すると、どうにもなりません。
また、攻撃力が互角でも、ルーレットの結果が悪いと負けることがあるため、最近は「ラッキー」以上を引き当てるまでロードを繰り返してしまってます。ゲームとしては必要な歯応えかも知れないけれど、のんびり地図作りを楽しむには障害と感じるので難しいところ。

ストーリーは「1」から関連した部分があるらしく、説明なしに知人が登場する点はやや戸惑います。
とは言え、キャラ数は少ないし分かりやすい性格付けがされているので、数回登場すれば把握できました。
自分の船団を任せる提督たちは、みな一癖二癖のある愉快なメンバーです。費用対効果を考えて2〜3船団でやりくりしてますが、雇用費の問題さえなければ色々な提督を使ってあげたいなと思います。
イベントも割と豊富に用意されています。内容は、大航海時代らしい間違った世界観に満ち溢れた、寓話的な物が多いですね。
実際は国家間の争い、植民地化、奴隷問題等、暗い部分があったと思うのですが、このゲームでは明るく和気藹々と進んでいき、当時のロマンと現実にファンタジーが寄り添っていた空気だけを堪能できます。

ちなみに麻生の作っている世界は、最初はこんな感じだったのが……

地図1

少しずつ航路を広げて……

地図2

探索を進めていく内に、こんなんになりました。

地図3

下の地図でカーソルのある辺りが日本ですね。
本物の世界地図に近いと思ったのに、良く見たらナガサキが大陸にあったりします(笑)。

探索のし直しが面倒なので、今は提督が報告してくる事をほとんど「信じる」で押し通してますが、慣れてきたら自分の作りたいような世界地図にしていくのが楽しそう。
PSPのメモリ内に、長く常駐させるソフトになりそうです。