• 2014年01月06日登録記事

乙女ゲーム「花咲くまにまに」体験版(PSP版)を遊びました。
http://5pb.jp/games/hanamani/

5pbのゲームだということで少し期待してプレイ。
前情報は一切なしでしたが、タイトルイラストの時点で乙女ゲームであることは把握しました。育成要素もありますが、基本的には読み進めるのがメインなので、ADVと見なして良いのかな。体験版の範囲では、なにがどう影響しているのかよく分かりませんでした。

江戸時代へのタイムスリップ物。
身一つで江戸時代に転がり込んだ主人公は、遊郭で働くことに。体験版は、新造になって初めての客を取る直前まで。読むだけですが、1〜2時間くらい遊べます。
大切な簪を取り戻そうとして荷物を置いていってしまったり、意味なく逃げてみたり、楼主の話から何も考えなかったり(少なくとも松田松陰の名前が思い浮かんだり、具体的な時代が分かっても良いはず)と、主人公の知性に少し疑問を感じましたが、男性陣は結構良いキャラクター揃いだと思いました。
ただ、遊郭モノなのに、色を売らない遊郭という設定なので、すごく健全な感じがして不思議です。

どうしても突っ込みたいところとして、タイムスリップしたことが確定する会話の「ここはどこですか?」→「ここは江戸時代だよ」は変だと思います。どこ(where)という質問に、いつ(when)で答える人間はいないし、そもそも当時の人は「江戸時代」なんて言わない。
ということで、これがただの脚本ミスでないなら、倉間はタイムスリップに関与しているものと思われます。主人公の簪の件から考えて、最初の鳥の化身だとか。そもそも、初対面でここまで親切にされたらもっと疑って、主人公!