第7回は、ゼロス・ワイルダーから。
【除外ルール】
- 公式サイトでキャラクターの紹介に使われている台詞は除外。
- 小説版、漫画版、OVA等の台詞は除外。
- その他、そのキャラクターを代表すると思われる台詞は除外。
まず除外される台詞は、公式で使用している下記2点。
「いや〜驚いた。天使ちゃん、強いね〜。俺様、超びっくり!」(GC)
「よーし。決まりだ。俺様との旅はたーのしいぜぇ! 期待してろよ!」(PS2)
※ゲーム中の表記は「俺さま」ですが、公式の引用のため漢字にしています。
ゼロスらしい台詞ではあるけれど、別に名言でも何でもなかったですね(笑)。
GC版は初登場シーンの台詞。PS2版の方は記憶がなくて、加入時の台詞かと思ったのですが、星見台詞でした。ちなみに、オンリーイベント「アホ神子イチバン!」の来場記念配布本で調べました。当時のスタッフ様、有難うございました。
他に、ゼロスの名言として思い浮かぶのは下記です。
「俺さまが好きな奴も俺さまが嫌いな奴も、俺さまの住む世界にいていいってこった。それが『当たり前』なんだからなぁ」
ウィルガイア最後のマップでの台詞(いわゆる決意表明イベント)。
ロイドが何度か形を変えて言っている台詞の類型ですね。TOSが訴えるメッセージの1つだと思います。
以上を除いた上で、私が選ぶのはこの台詞です。
じゃあ何か? 俺さまが教会に進言して、貧乏人には生活に困らないだけの施しをしましょうってか? それじゃあ一生懸命働いてる連中に悪いだろうが
サイバックで発生するサブイベント「神子の家宝が目に入らぬか」での台詞。
このサブイベントでは上記台詞の前に言う「誰かが…何とかしてくれるなんて思うなよ」の方が本人の境遇と相俟って人気のような気がしますが、私はこの台詞で、ゼロスは為政者として優れたバランス感覚を持っているかもしれない、と感心しました。
なお、名言とは少し違いますが、私が一番好きなゼロスの台詞は「いいんだよ、ちび」です。
自分の為に憤るジーニアスを制止した台詞です。
ゼロスは、中の人同士の関係もあってロイドとのコンビが強調されがちですが、ゲーム中だとジーニアスとのコンビが結構いい感じだと思います。
虐げられるハーフエルフの為に法令を取り下げるよう依頼してくれたり、貧民に仕事を与えてやったり、口では厳しいことを言いつつも相手の立場に立った支援をしてあげられるのが、ゼロスの美点ですね。
次回はプレセアです。うーん、彼女は口数が少ないしネガティヴなので難しいですね。一週間悩み続けることになりそうです。