PCエンジンアーカイブス「天外魔境2 MANJI MARU」を始めました。
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現在地:鬼骨城攻略中@尾張
PCエンジンは、時代的にはファミコンの対抗機種ですね。身近で持っていた人を1人しか知らないという凄い機種です。
アーケードゲームの移植が多かった印象がありますが、「エメラルドドラゴン」「邪聖剣ネクロマンサー」など、知る人ぞ知る&コアなファンのいるRPGも数多く発売されています。
そんな中、本作は和風RPGの最高傑作と名高い作品。
今更20年前のゲームをプレイするのは辛いかな、と思ったけれど、実際に遊んでいると、多少不便なところもこのゲームの味として受け止められました。
一本道の上、町を隅々まで調べて住民の台詞を聞いて回る古いRPGなので、色々不満もあるけれど、最近の気取ったゲームより分かりやすい「燃え」展開尽くしで、なんとも言えず面白いです。
あ、でも形見の剣と父の陣羽織を手に入れた直後、次の拠点で一段階強い装備が出てきて、ガッカリしました。良くあることですけれどね。なんだか勿体ないので、この2装備は預かり所に入れておきました。
広井王子、桝田省治という開発メンバーは知っていましたが、音楽が久石譲大先生とは驚きました。「ニノ国」以前にもゲーム音楽を手掛けてらっしゃったんですね。フィールド音楽等で、久石節とでも言うべき軽やかなメロディを聞けます。残念ながら、音質はチープですが……。
卍丸が子分たちを引き連れ高山の祭見物に出かけたところ、暴虐な「根の一族」が暗黒ランを開花させ、高山はTOSのパルマコスタの如く根によって壊滅。
卍丸の尽力により浚われた人びとは取り戻したものの、数は激減したし、咳き込んだり寝込んだりしている住民が多く、暗黒ランが生気を奪う等の嫌な予想が脳裏を過っています。
母親から、自分が根の一族と戦う「火の一族」の末裔であることを教えられた卍丸は、暗黒ランを斬ることができる7本の聖剣を求めて旅立ったのでした。
今のところ、1人旅。
そのせいか、雑魚が強いです。1ターンでは倒せない敵が5体とか出てくることもあるので、序盤は結構全滅しました。時には突破(逃亡)で敵の数を減らすことも戦術になるので、単純なコマンド式戦闘の割に、結構手応えがあります。
ただ、全滅ペナルティは特定の拠点に戻されるだけなので、このくらい厳しくても気になりません。
主人公・卍丸はイタズラ好きのガキ大将といわれているけれど、基本的には「喋らない主人公」なので、いい子のようにも見えます。
子供たちからは絶大な人気があり、なんだかむず痒いですね。
仲間候補のカブキ団十郎は、本当に鬼骨城をクリアしたら仲間になるのかな。師匠からは、仲間にしない方が良いと言われてたので、なんだか苦労させられそうな気がします(笑)。