• 2014年08月20日登録記事

総評に入る前に、同行者アクヴァーンで2周目をクリアしました。
1周目で雰囲気に慣れたせいか、意味不明だった説明がなんとなく分かってきました。
街同士の交易攻略はまったく変わりないようですが、アクヴァーンの目的のせいか、戦闘回数が前回より多く、大きな敵とも遭遇しましたよ!

神獣戦
(画面注釈)残念ながら、この巨体でも物理攻撃だけで倒せる程弱い。

実のところ、1周目にシャシャを選ぶと、世界についてまったく知識がないまま世界の謎に迫っていくので、余計に意味不明に感じるんじゃないでしょうか。説明書に騙されたかな。
アクヴァーンの方は、他に人間の同行者がいないためモンスターばかりで寂しい気もしたけれど、その分主人公に向かって話してくれている感が強く、最後は少し微笑ましく思いました。
モンスターも、好きな外見の子ばかり集めてみたりして楽しめました。
上の画像はオタマジャクシ3匹ですが、終盤のシャシャ組が、野生では見掛けない白いオタマジャクシを連れていたので、もぎ取ってみました。もしかしたら、他の色もいたのかしら。

以下、総評です。

IFゲーらしく、総合点を付けるとすれば65点
もっと面白く出来そうな、独特の雰囲気が漂っているので、とても勿体ないのですが、人にオススメはできないゲームですね。

ひと言で言うなら、薄味。
交流の途絶えた世界と言いつつ、1歩で次の街に行けるので、探索の緊張感がないし、戦闘システムには色々な要素があるのに、通常攻撃だけで勝ち進めます。独特の世界観と深い設定は感じるけれど、情報が断片的で分かり難く、手助けになりそうな「ライブラリ」は情報が整理されていないので、後から読み直す気になりません。
アイテムが、時間経過で形を変えたり別のものを生み出す(ブタが毒キノコを採ってくる、ヤギが毛を付けるなど)という変化要素や、使い道の分からないアイテムが多いのは面白い反面、スキルで加工するという要素は少々中途半端。1つの素材からできるものは1つしかなく、複数の素材を組み合わせて使用することもないので、一々スキルを通さないと使えない素材アイテムを煩わしく思うこともありました。
……ちなみに、1周目で散々回って見付からなかった「ウーツ鋼剣」は、アクヴァーン同行時限定の入手アイテムだったようです。これは酷い。

イベントシーン
(画面注釈)独特の味わいがあるグラフィック。

他にはない独自の魅力を感じるので、とにかく惜しいなと思いました。