第8回は、プレセア・コンバティールから。
【除外ルール】
- 公式サイトでキャラクターの紹介に使われている台詞は除外。
- 小説版、漫画版、OVA等の台詞は除外。
- その他、そのキャラクターを代表すると思われる台詞は除外。
まず除外される台詞は、公式で使用している下記2点。
「私に…構わないでください」(GC)
「許すこと…許されなくても償う心を忘れないこと…それは…強さです。私には…できない」(PS2)
他に、プレセアの名言として思い浮かぶのは下記です。
「時は戻らない。それが自然の摂理…」
PS2版で追加された隠し秘奥義「緋焔滅焦陣」発動後の台詞なので、実際に生で聴いたことがある方はどのくらいいらっしゃるかな〜と思うのですが、プレセアの台詞として非常に良く知られています。
あとは、「わふー」とか「びび、びりびりしま、ます…」とかね(笑)。
以上を除くと結構辛いのですが、最終的に私が選んだのはこの台詞です。
…生まれや育ちや…その人にとってどうにもならないことを、あげつらねて、傷つける…。あなたこそ…人では…ないです。
イセリアへの帰還後、ロイドやジーニアスを非難する村長に対しての台詞です。
実は私は「役目」という作品を書いている通り、イセリア村長に多少同情する面もあるので、この台詞を選ぶのは少し心苦しかったです。
名言というよりは、正論かなぁと思う面もあります。
でも、正論も案外貴重なものです。
なにより、ハーフエルフ達とはまた違う形で、プレセアも差別を受けていたわけですよね。それどころか、同じ苦しみ・悲しみを共有する相手がいないのですから、もっと孤独感があったでしょう。それでも、自分の苦しみは一人秘めて、他の仲間のために声を上げるプレセアは、確かに大人だと思わされます。