• 2015年03月登録記事

行動範囲を少し広げてみようと思ったら、意外と大変な冒険になりました。

人形師

カトゥーン氏をヴァルヴォへ送るお仕事。
依頼人カトゥーンはテテにいるというので、それならファーベルでの仕事を先にこなせば良かったと思いつつ、テテに向かいます。
ヴァルヴォまでは、初めて通る道のせいか、他の街より少し遠く感じました。でも、実は目的地はヴァルヴォの街ではなく、その手前にある師匠の屋敷だったのですね。
カトゥーンがここまで来たのは、師匠の娘シモーヌとの結婚を認めて貰うためだそうです。ただ、盗賊ギルドで手に入れた情報によると、シモーヌは病気になっている模様。カトゥーンはそのことを知らないのでしょうか。
なんにせよ、恋人同士の再会を邪魔しては悪いので、屋敷にはお邪魔せず去ることにします。

アイアンメイデン

立ち去ろうとしたセララに、カトゥーンが追いすがって来ました。様子が変なので、シモーヌに会うまで護衛を続けてくれと言います。
物分かりのいいことを言って去ろうとしましたが、実際のセララは他人の恋愛ネタには興味津々ですので、わざわざ誘ってくれるなら大手を振って付いて行きますよ。
が、屋敷の中では人間そっくりの人形に襲われて、気が滅入りました。
屋敷の奥まで行って遂にシモーヌを発見するも、後ろを向いたままカトゥーンを呼ぶ辺りがなんだか怪しいので、カトゥーンを制止。案の定、このシモーヌは人形でした!
強力な範囲攻撃を仲間全員で喰らったものの、レベルも上がっていたのでなんとか耐えて撃破。でも、もしカトゥーンがこれを喰らっていたら死んでいましたね。
この時点で、シモーヌはもう生きておらず、父親が人形を作ったというオチを想像していたのですが、なんとビックリ、シモーヌは普通に生きていました!
報酬額は少ないけれど、二人が結ばれて良かったです。
でも、なぜお世話係の人形が襲ってきたり、シモーヌの人形がいたりしたのかは分からず仕舞でした。

人形師の館を抜けると、ドワーフの街ヴァルヴォに到着。
ベルフィンによると、彼女の剣ベルヴァラスを造った鍛冶屋がいるそうです。この時代に生きている者が造ったということは、ベルヴァラスは伝説の武器ではなかったのですね。
その鍛冶屋ガインバルドに挨拶し、セララも折角なのでロングボウをグレートボウに買い替えました。

しかし、チャイレンが「何もないところ」と言うとおり、他にはろくに家もイベントもない街ですね。なにより致命的な点は、冒険者ギルドがないので、依頼を受けられないこと。仕方ないので、いったんテテまで戻ることにしました。
帰路途中、分岐を南に行くとヴィーチャーズ・スワンプに行けることを確認します。ギルドに掲示されていた依頼に、この土地の探索があったのですよね。
ということで、戻ったテテの冒険者ギルドで「ヴィーチャーズスワンプの探索」を引き受けます。

死者の霧

……いきなり、嫌な予感のするシナリオタイトルで、テンションが下がりました。
問題の土地にある地下遺跡で、見付けた物をすべて持ち帰ることが仕事内容です。
どのくらいの荷物を拾うかわからないので、ロッカールームで身軽にして出発。ところが、遺跡までの道中が意外と長く、目的地に着く前に、敵の落とすアイテムで、荷物枠が圧迫されていきます。
慌てましたが、よく考えたらシナリオアイテムなら重要アイテム枠に入るんですよね。不要な心配でした。

ようやく地下へ続く穴を見付けて遺跡に潜り込みますが、拾ったメモによると、ここは罠が仕掛けられている模様。推測するに、侵入者が出て行くと、一緒に洞窟内のゾンビも外へ出て繁殖するという、バイオハザードな展開のようです。
お約束通りメモ魔な妖術士が、罠を仕掛けたことと、それを回避する手段のヒントを書き残してあるので、これに関しては大丈夫だろうと思いましたが、とにかく遺跡内が複雑で辛かったです。
こんな大規模なダンジョンは、本作では初めてですね。
謎解きの方は、出口に辿り着いたらしきアナウンスがあった時点で、拾ったアイテム・ヴァイポリーズを使いました。ゾンビが消える演出があったので、これが正解だったのか、それとももう少し待ってから使うべきだったのか、悩ましいです。
洞窟を出ると妖術士のメモは消失してしまい、渡す物が何も無くなってしまったのではと思ったけれど、ヴァイポリーズが残っていたので、無事依頼成功。まぁ、中身は空っぽになっちゃったかと思いますが、たぶん最初から空だったんですよ!

これで、テテでできる仕事はなくなったので首都へ戻ろうか、と北に向かったところ、なんだか妙に空が赤いです。
時間的に、夕暮れでもないのですが……。
少し緊張しながら帰ります。

小手毬るい著「素足の季節」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
高校1年のカオは、友人に誘われ演劇部復活のため旗揚げ公演に参加。部活メンバーとの友情、演劇部のOBである熊島先輩への恋、不安と苦しみ、嫉妬などを経験した。そして、大人になった今、きらめく過去を思い返す。

演劇をネタにしたお話だったので読んでみました。
女同士の友情と、恋と、演劇部復活に掛ける情熱とが合わさる学生時代の展開は面白かったのですが、ラストでいきなり40年以上も時間が経過するので、肩透かしを喰らった印象。
青春小説……かと思いきや、青春を懐古する小説だったのですね。
登場人物が美男美女揃いで、誰も彼も才能があって、リアリティはないけれど、その辺は「思い出は美しい」だから良いのかもしれません。

チェーホフの「かもめ」を下敷きとして主人公が書く戯曲「放課後のすずめたち」が実際に面白そうで、全編書いてもらえないかな、と思いました。

主役が脚本担当という点は「幕が上がる」と一緒です。
小説家と劇作家という仕事は、どちらも物語を作るという点で一緒だから、演劇への関わりかたとして描きやすいのかもしれませんね。

津村節子著「重い歳月」

【あらすじ】
桂策と章子は、夫婦共小説を書いている。創作活動に没頭できないことを理由に度々職を投げ出す夫と、育児や家事で時間を取られて苛立つ妻。章子は、桂策が仕事に行けば彼は書けなくなるが自分が書くゆとりを持てることに後ろめたさを感じつつ、ある編集者の指導を得て一層執筆業に取り憑かれていく。

物を書く人間の業を描いた作品。
さすがです。
実際に夫婦とも小説を書いていた作家の自伝的小説であるゆえにリアルですし、読み手側も実際の出来事のように感じながら読みますが、でも物語として構成されているのですよね。その抑制具合に感銘を受けました。
また、章子の自分が書けないときの苛立ち、逆に自分だけ書けるときの若干の後ろめたさと喜びといった内面が迫ってきて、章子と一緒に揺れ動かされました。

個人的に強く突き刺さったのは、下記の箇所でした。

ものを書く人間というものが如何に自己愛が強く、その癖自身がなく、子供のように単純で、けなされれば全人格を否定された如くに傷つき、褒められれば天下を取った如くに勢いづくかということを(以下略)

作家自身が告白しているので当然ですが、あまりに真実を突かれて、恥ずかしくなるくらいでした。

東京えんとつのシフォンケーキ
http://www.tokyo-entotsu.com

ベルギーチョコとプレミアム・カスタードを頂きました。
カップ型シフォンケーキの中に、クリームが詰まったふわふわケーキ。
美味しいです。個人的には、カスタードの方がより気に入りました。
見た目の段階では少し大きいと感じていたのですが、実際はシフォン生地なので、ふわっと軽く、あっという間に食べてしまいます。
若干量ですが、砂糖の塊が付いているのか、ガリッという食感があった点は気になりましたが、上品な甘さでサッパリしていて、新しいシフォンケーキだと思いました。

街で遊んでいると、ギルドに新しい仕事「踊り子」が入ったとのこと。
踊り子といえば、以前ティエラが話していた「輝ける栄光の館」をファーベルの西で発見したので、行ってみます。舞台が備え付けられている以外は、普通の宿屋みたいですね。踊りは常時見せているわけでなく、時間かフラグがある模様。
そして店内の人々に話しかけていたら、突然シナリオが発生しました。

地下コロッセオ

その男はセバスチャン。名前に忠実なことにある貴族の執事らしく、主イルリッヒの屋敷に来ないかと誘ってきました。
話の中身は仕事だそうなので、行くことにします。途中、イルリッヒの評判を聞いておきますが、セララ以外にも色々な冒険者に声を掛けているようです。
屋敷に着くと、待ち構えていたイルリッヒにいきなり「ジューン」と呼ばれて驚きました。普通は、こちらから名乗ったことがないと、通称で呼んできますよね。屋敷に着くまでの間に、セララの方だけでなく相手側も調査は済んでいるということでしょうか。
肝心の依頼は「地下でちょっとした賭けごとをしているので、参加しないか」というもの。
事前に集めた情報や、シナリオのタイトルからして、冒険者同士の殺し合いを鑑賞する趣味があるのでは、と危惧しましたが、セララなので、思い切ってその辺は気付かなかったフリで請けてやります。
幸い、相手はモンスターでした。
ゴブリン、オーガと戦って、最終戦は、ロドリゲスという大男。
ん? ロドリゲス!?
リヒャルトのところで決闘した相手ですよね。セララに負けたので、暇を出されてしまったのでしょうか。

出し惜しみせずコンビネーションスキルを使い、問題なくノーダメージ撃破。
報酬も経験値もかなり美味しい依頼でした。

行方不明の青年

報酬額が良いので、行方不明中の花屋店員シオウルを探すという依頼を請けます。依頼者である花屋のメイリンは「優しい子だから悪い女に捕まっていないか心配」だと言うので、女性たちのところを回るのかと思いきや、ファーグラントに行ったらしいことが分かりました。
花を探しに行ったというけれど、あんな雪深い土地に花なんて咲いていたかしら。
半信半疑で行ってみたところ、ハーピーから逃げ惑うシオウル青年を見付けることが出来ました。
ファーベルまで送り届けてあげると大喜びしたくせに、もう一度話しかけてみると懲りていないことが判明(笑)。

また、行ってみようと思っています

メイリンは、もともと高額だった報酬額に加えて、ファーグラント出張費を上乗せしてくれたというのに、相手がこれでは報われませんね。