• 2015年09月13日登録記事

TVアニメ「アルスラーン戦記」23話「聖マヌエル城の攻防」
http://www.arslan.jp

エンドカードは二駅ずい先生。
先週に引き続き、本編でギーヴが不在な分、エンドカードで補給していくスタイルでした。

遂にアニメオリジナル戦闘突入。
戦闘描写にはさほど問題を感じませんが、ウィットに富んだ台詞が一切ないどころか、キャラクターが総じて間抜けな無能になっていて、唸りながらの視聴になりました。パルス人の皆さんは、名誉毀損で制作会社を訴えても良いレベル(笑)。
クバードが参戦したり、ダリューンとザンデに一応の決着を付けさせたりするところを見ると、2期はないんだろうと思うのですが、あと2話で魔術師の件も含めて決着が着くのかと問われると、無言になってしまいます。
そもそも、ザンデにダリューンと一騎打ちさせてくれるのはスタッフの愛かなと思ったけれど、両者とも一軍を率いる大将なので、決闘なら攻城戦が終わってからにしろ!
漫画版は、ザンデの斥候使いなどもちゃんと描写してくれているそうなので、そちらに期待しよう……

ヒルメスが士気鼓舞のためとはいえ、ルシタニアにおもねる演説を打つだろうか、と少し疑問に感じました。
そもそも、ルシタニア兵には有効でも、ヒルメスに着いているパルス兵にとっては一気に不安になる内容ですよね。仮に全兵士が「噓も方便」と心得ているにしても、平気で嘘をつく主君だ露呈するわけです。あまり上策ではないと思います。

何度も語った記憶がありますが、アニメ化にあたって展開等を改変すること自体は当然だと思います。
でも、改変したなら改変しただけ面白くならないと、評価は低下してしまうわけで、そんなリスクを背負うくらいなら、原作通り作れば良いのになぁと思う今日この頃でした。