• 2018年01月登録記事

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HENRI LE ROUXのキャラメル
http://www.henri-leroux.com

アンリ・ルルーのショコラティエは、キャラメリエ(キャラメル職人)でもあるので、やはりキャラメルも食べておかねば、と思って実食しました。
色々な味があるのですが、とりあえず自分の好みに偏った茶色いラインナップです(笑)。

C.B.S.(Caramel au Beurre Sale)

「塩スイーツ」の先駆者であるアンリ・ルルーの代名詞とも言える、塩バターキャラメル。
甘さと塩っぱさのバランスが絶妙な、独特の「あまじょっぱい」味は、あとを引く美味さです。
生地に刻んだナッツ類が練りこまれていて、ほかの2つが滑らかさと口溶けを楽しむキャラメルだったのに対し、CBSは「食べる」キャラメルという感じでした。

秋冬限定味。
口に入れた瞬間、アッサムの香りと味が広がって贅沢な気分になりました。個人的には一押し。

ショコラ

濃厚なカカオが利いています。全体的に甘いというより、大人っぽい奥深い味わいを感じました。

キャラメルというと、私の中では甘さがくどいイメージがあったのですが、流石にアンリ・ルルーのキャラメルは違いました。まさに「大人のキャラメル」と言うべき味で、一粒のお値段もまったく不満なく受け入れられました。

次の機会には、別の味をいただいてみようと思います。

魔神竜を倒しました。

グリーミングセイヴィア

魔神竜は、隠しモブの割に、ヤズマット討伐の通過点扱いという感じでしたが、確かにHPが高いだけで、それほど強くないです。

ダメージ

まず、こちらからの攻撃がかなり通るので、ライフゲージを減らしていく速度が早く、FF12全敵中第3位の高いHP(HP8,930,711)もそれほど苦に感じませんでした。破壊技を使わず、普段通りの装備でも、このペースで削れました。
体感的には、キングベヒーモス(HP1,668,491)の撃破時間とそれほど変わらなかった気がします。

魔神竜の攻撃力や攻撃スキルも、それほど恐るものではありません。
それなのに盾役が時々死ぬので、連続攻撃のせいか?と考え、途中から「リバース」を組み込んでみたのですが、正直、その必要はありませんでした。
それが分かったのは、このタイミング。

HP999ヴァン

このHP満タンの状態で、魔神竜の攻撃(1000ダメージ程度)を受けたところ……

HP0ヴァン

一発で戦闘不能になっています。

種明かしは簡単で、通常攻撃とアクション「ひっかき」に即死効果(確率5%)がついているだけでした。
だから「リバース」をしても、運が悪ければ一撃で死ぬということに変わりはなかったです。
即死が運悪く連続で決まり、パンネロ1人になった瞬間が一番危なかったですが、控えメンバーを出さずに立て直せました。

瀕死になると、魔神竜は「アンチ」→「魔法攻撃」を繰り返す行動パターンに変化。
アンチの対象は1人だけなので全滅することは有り得ないし、回復役がすかさず回復するなり、リバースしておくなり対処も簡単で、あとは消化試合でした。

魔神竜戦

一方、こちらからする攻撃としては、「コラプス」を撃ったりもしてみましたが、一番効率が良いのは弱点属性を突く「エクスカリバー」で殴ることだったと思います。やはり、先人が鍛え上げた戦術に勝るものはないです。

魔神竜戦

スクリーンショットはいつも通りバンバン撮りましたが、巨体過ぎて一部分しか映らず、これなど、太陽と戦っているのか?という絵になってしまいました。
しかも、トロフィー獲得の瞬間にスクリーンショット撮影操作が被ってしまい、冒頭で挙げた通りトロフィー付きスクリーンショットは撮れたのに、トロフィーの記録写真になりせんでした。たまにやってしまうミスですが、凄く悔しいので、ヤズマット戦の時は連打しないように気を付けます。

討伐報告をすると、モンブランから大いに賞賛され、遂にあのモブの名前を聞くことになりました。
……奴は、何の準備もなく挑んでROUND1で勝てるほど楽な相手でないはずですが、ひとまず、挑んでみるべきでしょうか?

ヤズマット遠景

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宝塚雪組「ひかりふる路 〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜」「SUPER VOYAGER!ー希望の海へー」を観劇。

ひかりふる路 〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜

雪組新トップスター・望海風斗の大劇場お披露目公演。

宝塚の御家芸である「フランス革命モノ」に、革命のフランスを描く新たな秀作ができましたね。
フランク・ワイルドホーン作曲の楽曲が重厚な上、ほとんどのシーンが歌でやりとりされるので、海外ミュージカルを観ているような充実感のある一時間半でした。それしか上演時間が経っていないのが不思議なくらい盛り込まれていて、でも飽きるところがないので、あっという間だった気もします。
無論、サクサク話が進む分、少し展開が唐突なところもあるけれど、観客が自分で補完できる範囲だと思います。

強いて文句を言うなら、主人公であるロベスピエールの前半の出番の少なさでしょうか。主人公を印象付ける前に、ダントンばかりクローズアップされるので、W主人公だったか?と思いました。
あと、新年の演目としては暗いという点もあるけれど、宝塚大劇場も「ポーの一族」なので、どちらにせよ血腥い宝塚の2018年開幕でした。

恐怖政治の指導者ロベスピエール@望海風斗を、主人公としてどう描くのか疑問視していたのですが、純粋な理想家としたのは、まあ宝塚として妥当かと思います。粛清時、意気揚々と好戦的な歌詞を歌いながら、傷ついた顔を晒すところに、生田先生の被虐趣味を感じました。
基本的に、自分の思いの中に沈んでいるキャラクターなので、私は人物に魅力を感じなかったけれど、望海風斗の歌、立ち振る舞い、芝居で魅力を持たせていたと思います。彼の心の動きが分かるので、狂っていくときも見捨てられない気持ちにさせられました。

マリー=アンヌ@真彩季帆は、ヒロイン声と歌唱力に改めて脱帽しました。
途中、少し声が掠れたかなと思う箇所があったけれど、次の場面では調子を取り戻していたのでホッとしました。
彼女の過去の嘆き、悲しみ、そして作中の恋が、本作の悲劇をより深めているけれど、最後に彼女の存在が希望として残っていくのが良かったです。

ダントン@彩風咲奈は、前述通り見せ場が多く、二番手デビュー役として羨ましいと思いました。全体的に「男の言い分」で出来ているようなキャラクターなので、女性の私には共感はできない役でしたけれど、本人の中では一本筋の通っている面白い役だと思います。親友と思っていながら、ロベスピエールを追い詰める言動になる無神経っぷりは嫌なんですけれど、嫌いになれない人物です。

カミーユ@沙央くらまは、少しヘタレだけれど信念は通す可愛い青年系。正直言ってしまえば、沙央くらまでなければいけない役ではなかったと思いますけれど、ダントンから「俺に任せろ」と言われたときの「うん」と言う返事の可愛さですべて許しました。

サン=ジュスト@朝美絢は、期待通りの「革命の大天使」でした。美しい狂信者で、怖かったです。すべてロベスピエールのために行動し、結果として彼を追い詰めていったけれど、この子は最後まで自分たちの間違いが分からなかったのでないかと思います。
役者としては、歌が上手くなっていてとても嬉しかったです。

ロラン夫人@彩凪翔は、ちょっと驚くほど色気のある美女ぶり、且つ気位が高そうな良い演技でした。
最近、芝居での男役による女性役が多いけれど、みんな上手いので文句が言えません(苦笑)。

対するタレーラン@夏美ようは、さすが専科という感じの老獪さ。この激動の時代に、最後まで生き残る強かさがにじみ出ていました。

SUPER VOYAGER!ー希望の海へー

野口先生の「レヴュー・スペクタキュラー」。
客席参加要素はそんなに大げさな内容ではなく、二階まで客席降りがあって華やかでした。

ただ、宝塚のレビューの「お約束」を外した箇所がいくつか散見されて、少し戸惑いました。
特に引っ掛かったのが、「BLIZZARDS」のミュージックビデオ風シーン。場面自体は美男子揃いのアイドル風で楽しかったけれど、録音ですよね? ショーで録音が流れるのは「宝塚をどり」で物議を醸した能楽以来の経験で、衝撃を受けました。舞台で録音歌は聴きたくないので、振り付けを変えて、中央二人がメインで歌唱するなど、上手く折り合い付けて欲しかったです。
男役群舞(アンダルシアに憧れて)も、1シーンとしては面白いんですが、フィナーレの群舞かと言われると、観たかったものとは違うなと思ってしまいます。
新しい挑戦を全くしないのも問題だけれど、ある程度「お約束」は踏襲してこそ、とも思うので、その辺のバランスは今後調整して欲しいです。

最初に苦言を呈してしまったけれど、沙央にさよなら演出があったり、ジブリの名曲をジャズアレンジした映画「ラ・ラ・ランド」風のお洒落な「OCEAN」、サヨナラ公演かと思ってしまうけれど新トップとしての決意を語る「DIARY」など、素敵なシーンもあり、全体的には楽しいショーでした。

吉永南央著「糸切り 紅雲町珈琲店こよみ」

誤って、シリーズの4作目から読んでしまいました。
新刊が平台にあり、面白そうだけれどシリーズ物だから1作目から読もうと判断。棚差しで一番左のものが1作目だと判断したら、違いました(苦笑)。よく確認しないといけませんね。
とはいえ、レギュラー登場人物はそれほど多くなく、読んでいけば人間関係も分かるので、困るところはありませんでした。

主人公の草は、様々な経験を経て落ち着いた老婦人。70歳を超えた女性の主人公という時点で珍しいと思います。こんな風に老いたいと憧れたり、こんな老婦人が身近にいたら心強いと思ったりできる、素敵な女性でした。
小物の描写なども丁寧で、小蔵屋に行ってみたくなりました。

TVアニメ「アイドルマスター SideM」13話「ずっと、ずっと、その先へ」
http://imas-sidem.com

1話丸々の合同ライブ(+打ち上げ)回でした。
さすがにCG+既存動画多用だったけれど、凄いスピード感で凝縮されていたので楽しかったです。S.E.Mだけ、止め絵演出だったのが少し残念でしたが、おじさんたちは体力がないから作画も省エネなんだと納得しました(笑)。

登場ユニットのうちJupiterしか知らない、且つJupiterしか興味もないという状態での視聴開始でしたが、観終わってみればどのユニットもメンバーの顔と名前が一致できるくらい親しめていました。
この最終回にしても、単純にこの回だけ見たら特に面白くもないと思います。でも、これまで3カ月かけて親しんできたメンバーだから、笑顔で歌い踊る楽しそうな姿を観るだけで充実感が得られるんだと思いました。そんなところも、過去からの積み重ねを大事にしている315プロの姿勢と組み合わさって、良かったのかもしれません。

ところで、桜庭先生の笑顔は営業用というか、少し不敵な感じの笑いかたなので違和感がないけれど、恭二が柔らかく笑っていると妙に擽ったい気持ちになります。もしや、これが恋……!?(笑っているだけです)