• 2011年06月登録記事

本記事は、あくまで個人の使用感によるレポートです。商品に対する使用感や感想には個人差があるものとあらかじめご了承ください。
また、薬剤知識はないので、専門的な話も出来ません。

という事で、今回は初登場・千寿製薬株式会社の「マイティア美瞳」です(販売元は武田薬品工業)。
http://www.senju.co.jp/consumer/products/1187612_1345.html

以前から、目薬では珍しい真紅のパッケージが気になっていました。
目薬の箱といえば、清涼感を訴求した青、緑、白が主流ですよね。他に赤いパッケージを採用しているのは、ロート「リセ」、参天「サンテメディカル10」くらいでしょうか。

液の色は無色透明。
味は無味無臭。舐めてみると多少クール感が残りますが、ロート系よりも控え目です。
「涙よりも粘性が高い」という謳い文句については、液と涙を比較してみたところ、偽りでもなさそう。実際の注し感として「ドライEX」程の粘度は感じませんけれど、私には丁度良いくらいです。
疲れ目への効果は、清涼感で炎症を抑えている気がするかなという程度。それよりも、乾いた時に突っ張る感じがない点がポイントですね。仕事の合間にさっと使うのに向いています。
容器は、縦長タイプで15ml。この容器の形も、マイティア系目薬の特徴でしょうか。握りやすい点では好きです。

値段設定や注し感から考えて、麻生の印象としては「新緑水」と同じ程度でした。
液色が無色であることを重視すれば「美瞳」に一票でしょうか。

最相葉月「東京大学応援部物語」

「物語」と題されているため、小説かと思って読み始めたのですが、ルポルタージュでした。
万年最下位、連戦連敗の東大野球部を、凄まじい統制と訓練をもって応援し続ける応援部。そしてその中にあったドラマが垣間見えて面白かったです。
「応援する人間は、応援される人間より強くなければならない」と言う言葉が、個人的に重かったです。

私も、大学時代の一時、文化系でありながら並の体育会以上に統制が厳しい活動に所属していました。
統制の意義は分かっていたし、体育会系のノリ自体は嫌いでなかったのですが、尊敬できない先輩にも絶対服従しなければならない苦痛や、理不尽な「しばき」に対して理屈がつけられず、責任を果たした段階で辞めてしまいました。
この本を読んで、もし辞めずにいたら、また違う人脈と人生を得ていたのだろうかと考えさせられました。反面、辞めて活動を一つに絞ったから今の自分と友人がいるのだと考えると、人生をやり直しても同じ結論だったと思います。

比較的淡々としたルポは、平成14年秋神宮での東大勝利試合と、一人のリーダー部員の退部騒動でドラマに変わっていきます。
笠谷圭司が応援部に戻って来るのは出来過ぎていて、特に彼の過去や心理など創作的のような印象もあるのですが、彼が復帰した切っ掛けになる手紙が、差出人はそこまで深い意味で送ったわけでない辺りが、いかにも現実で、でも人の関わりとは、そんななんでもない事だ、と思いました。
ちなみに、年齢がバレてしまいますが、自分の大学時代と完全に被るので、知った名前が出て来る度に一々反応してしまいました。

プリン専門店「西通りプリン」
http://www.nishi-puri.com/

蒸しプリン「ポシェ」が基本の味にして人気No.1とのことでしたので、まずそれを頂いてみました。
表面はしっかりしてるように感じたのですが、スプーンを差し入れてみると意外に柔らかく、滑らかな口溶けはクリームプリン的です。
味は控え目、というか淡白なくらい。
別添えのカラメルは苦めですが、プリンと合わせるとこれが絶妙な味わいになりました。「お好みで調節して」とのことでしたが、掛けて食べる方が断然美味しかったです。
器サイズは小さめですが、濃厚なので満足。お値段からしても妥当だと思いました。

サイトに掲載されている以外にも、季節の味が数種類ありました。
自分が食した範囲では、あずきと抹茶が美味。
紅茶豆乳は、ほぼ豆乳そのままに感じて第一印象は微妙でしたが、カラメルを入れるとなかなかでした。

対局型パズルゲーム「数陣タイセン」で遊んでいます。
http://www.nintendo.co.jp/ds/afhj/

友人に「DSで面白いゲームを教えて」と言ったら、このタイトルが出てきました。
知名度はないし、説明書を読んでも「本当に面白いの?」と疑問が湧くばかりでしたが、実際に遊んでみるとシンプルながら奥の深いシステムでハマりました。
対局型パズルゲームですが、一戦に掛かる時間は将棋やオセロの1/5程度と言う気軽さが良いです。
私は虹札の使い方が下手で、手持ちに虹札が増えると追い詰められた気がしてきます。また、上画面で対局相手の札が確認出来るようになっていれば、もう少し先の手を考えながら打てるのですが、その辺は敢えて運要素を入れてるのでしょうか。

ちなみに、チュートリアルを兼ねた「物語」は、中華風の雰囲気で進むのかと思いきや、意外と多国籍だったり、最後の大陸だけ近代だったりで面白かったです。
お題の各「試験」は結構歯応えがあり、まだ全クリアは出来ていません。
構成が地味で損をしてる気がしますが、私はこの画面の雰囲気も含めて好きです。

舞台「銀河英雄伝説 ー外伝ー オーベルシュタイン編」公演決定
http://www.gineiden.jp/oberstein/

帝国軍の影を担う、参謀の秘めたる過去

……だそうです。
まさかのオーベルシュタイン編!
確かに、第一章に登場した帝国軍人の中では、彼が一番キャラを巧く表現していると感じ、良い印象を持ちました。しかし、主役向きのキャラクターではないだろうと思います。
外伝第一段の双璧は、原作でも色々なエピソードが語られているドラマ性、歴史の表側に立つ華やかさゆえの人気を感じます。それに対してオーベルシュタインという人物は、あまり語られないことが読み手の想像を掻き立て、コアなファンを獲得していたと思うのです。
原作以外の媒体が、こういう複雑な人物の過去を後付けて描こうとするのは、かなり難しいですね。このオリジナルストーリーにどれくらい説得力を持たせられるか、が舞台の評価に直結するでしょう。
この挑戦がどう転ぶか、気にはなります。

でも一番の驚きは、本編第2章が白紙のまま外伝が2作目制作という点ですけどね。