• 2013年06月07日登録記事

TBSドラマ「TAKE FIVE」8話を見ました。
宝塚歌劇団の現役生徒5名(内3名はトップスター)が本人役でゲスト出演するという、エイプリルフールのような企画。
表の顔は宝塚スター、その正体は泥棒、というキャッツアイ設定を大笑いするつもりで、久し振りにTV前に待機しました。

アバンタイトルの「TEAM FIVE」登場シーンは、ほんの2分程度の間に突っ込みどころがあり過ぎましたが、全体的には非常に配慮された作りでしたね。
標準語かつお互いを芸名で呼び合う姿なんてレアな光景も見られましたし、宝塚ファンとしては恥ずかしがりつつも気持ちよく拝見できました。
ただ、ドラマのメイン軸である絵画の秘密に迫る回だったため、意外にシリアス展開で、大笑いする箇所は少なかったです。ドラマ構成の前半の内に賑やかし担当で出演していたら、もっと単なるエンターテイメントとして面白く処理されたのかも。
あと、宣伝はもっと控え目にしようね!

ドラマ自体については、脚本が少々雑で、展開にリアリティがないのが気になりました。
実際の宝塚イベントでは有り得ないようなドラマ用の嘘は構わないのですが、観客が楽屋に迷い込むとか、閉館後のイベント会場に何人も入ってくるだとか、逮捕状も出ていないのに刑事が拳銃装備だとか、楽しむ方向とは別で突っ込みたくなりました。和製ドラマにしては珍しくお洒落でキャストも揃っている作品だと思っただけに、残念です。