• 2013年10月登録記事

日本BGMフィルハーモニー管弦楽団による「コンサート2013“Beyond the GameMusic”」@かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
http://jbp.or.jp/

今年7月に法人として発足した「日本BGMフィルハーモニー管弦楽団」の初オーケストラコンサート。一度しかない旗揚げ公演であることと、お手軽な価格であることから参加して来ました。
ちなみに、ゲーム映像等は使わず、純粋に演奏のみを聴かせる内容でした。
公演時間は、第一部が1時間20分、休憩10分、第二部(アンコール含む)50分の、およそ2時間半。

いまや、ゲーム音楽のコンサートは珍しいものではなくなりました。
VIDEO GAMES LIVE、PRESS START、交響組曲ドラゴンクエストといった大規模なものから、バンド(THE MUSIC MAGES)、ピアノコンサート等、各種揃っています。
そんな中、後発でありながら「ゲーム音楽プロ」を名乗って公演するのは、初回プレイから難易度ハードで挑んでいる印象を受けました。
演奏技術自体は、プロを名乗るだけあって一定のレベルは保っています。
但し、オープニングの1曲目は緊張していたのか、少し音が乗っていない感じがあったり、第一部の最後の演奏は、勢いがつき過ぎてやっつけ仕事のように感じたりもしました。

事前に発表されていた演奏曲目は、各ハードに満遍なく跨がる選曲。
普通、ゲーム音楽コンサートだと、7割くらいは既知の曲という印象ですが、半分は知らない楽曲でした。意欲を感じるしなかなか面白いと思いましたが、反面、聴きたいと思う訴求力のある楽曲は少なかったですね。
全楽曲は下記の通り。

オープニング
  • 序曲@ドラゴンクエストI
第一部
  • グランディアのテーマ@グランディア
  • The World Adventure@ソニック ワールドアドベンチャー
  • Wonder World@ソニック ロストワールド
  • パズル&ドラゴンズ@パズル&ドラゴンズ
  • 華龍進軍@三国志V
  • 組曲ファザナドゥ@ファザナドゥ
第二部
  • 赤い翼、バロン王国、愛のテーマ、オープニング@FFIV
  • 風の憧憬、クロノ・トリガー@クロノ・トリガー
  • 交響組曲アクトレイザー@アクトレイザー
アンコール
  • 子午線の祀り@聖剣伝説2
  • Smiles and Tears@MOTHER2
  • 序曲のマーチ@ドラゴンクエストV

1部は、伊藤賢治氏、岩垂徳行氏、大谷智哉氏等がゲスト登場し、楽曲の合間に毎回トークが挟まれる構成。
「パズ&ドラ」がイトケンサウンドだったなんて、このコンサートで初めて知りました。非常に格好良い楽曲でしたが、聞きながら遊んでいるユーザーはどのくらいいるのかしら。
「華龍進軍」は、指揮者一押しの楽曲と言うこともあって、力の入った演奏で良かったです。
2部は、アクトレイザーの説明で古代祐三氏が登場した以外は、淡々と演奏。コンサートでもお馴染みの有名曲ばかりなので、語るまでもないという感じでしょうか。私は、曲に集中できるので2部の構成の方が好みでした。単に、全部知ってる曲だったからかもしれませんが(笑)。

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「TALES OF SYMPHONIAユニゾナントパック」発売おめでとうございます。

私はPS3を持っていないので、代わりに同日発売されたVジャンプブックス「TOS10周年記念公式ビジュアルファンブック シンフォニアノキセキ」を買って来ました。

全128ページ。
最もページが割かれているのは、キャラクターの紹介記事+声優インタビューです。
インタビュー記事の割合は、ロイド役小西克幸氏とエミル役下野紘氏が3ページ、コレット役水樹奈々さんとゼロス役小野坂昌也氏、テネブラエ役大塚芳忠氏が1ページ、その他は1/3ページとなっています。マルタがその他で、テネブラエがヒロイン扱いと言う不思議なことになっています(笑)
小西氏は、どのインタビューを拝見しても、シンフォニア愛に溢れていて嬉しいです。拙作「最終封印」の執筆にあたり、ロイドというキャラクターをどう捉えたら間違いないか、小西氏に毎回教わっている気がします。

次にページを割かれているのが、ビジュアルワークス(設定画)。
これが予想外に良かったです。
「シンフォニア」は、初出しと思われるラフ画(プロダクションI.G.によるスキット絵のラフ、称号コスの設定画、サブキャラのイラスト等)が興味深かったです。
「ラタトスクの騎士」は、攻略本で設定画を大量放出していたため、設定画は既知の物が多かったですが、その代わり、イベントシーンの絵コンテに見応えがありました。

スタッフインタビューも多く、思ったよりも読み応えがある一冊でした。

尾張一宮のメキシカン・バー「ピカンテ」
https://www.facebook.com/picantejapan

生のテキーラ(ショット)で乾杯。
ライムを思い切り齧ることで口の中を酸っぱくし、準備が整ったら即座にテキーラを流し込みます。
少し味わってみようなどと好奇心を出して舐めてみたら、痛みを感じるほどのアルコールでした。
ライムを先に食べるのは、ビタミンCで喉を保護しているんですね。ライムを大量に譲ってもらって、なんとか飲み干しました。
お酒は好きだけれど、これはキツかったです。体が奥からカッと熱くなります。でも、機会があればまた飲んでみても良いか……と思わされる不思議な魔力がありました。

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「ガラスの仮面」コミックス44・45巻分を収録した文庫版(25巻)が発売。

前巻は、マヤがずっと低調な上、恋愛関係のアレコレや陰謀が多くてあまり楽しめなかったのですが、この巻では少し出口が見えて来た気がしますし、「紅天女」の稽古シーンが多くて演劇漫画らしさを味わえ、満足しました。
特に、歌子さんが好きなので、母娘の激しい「レッスン」が面白かったです。抜き身の刃で我が子を斬りつけているような怖さと、諦めを誘おうとしているような優しさも感じました。

ちなみに、前巻を購入したのは2010年3月8日でした。
3年も待たされたので、本屋で「途中1冊抜けていたかな?」と思ってしまいました。試演までの1ヶ月は長いですね……。

「テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION EXTENDED TRILOGY BD-BOX」の箱イラストが、OVA公式サイトトップにて公開されました。
http://www.ova-tos.com/

ミュシャ風でとても雰囲気のある集合イラストですね! 大樹の意匠もシンフォニアのイメージを生かしていると思います。
箱の為に買っても良いかな、と一瞬思ってしまいました。
いや、ブルーレイ再生機をいまだに持っていないので、もし買ったら本当に箱の為になってしまうのですけれど。