現在地:一家解散
急展開。
ランクの上昇と同時に、ジグに対する不満が積み上がってしまう今回の展開でした。
修練「回覧板配達人」で、ジグの修練を横取りしようとしたビャッケは、確かにズルいかもしれないけれど、機構という仕組みの中で上を目指しているだけなんですよね。
それを一々アンチ呼びするジグにまず違和感がありました。
これまでも、修練結果をジグを倒して手に入れようとするランカーはいたので、ビャッケだけが特殊ではないんですよね。まぁ、彼の場合は戦いもせず掠め取ろうとしたから、ジグの神経に障ったのでしょうが……。
で、その後、ベイガーと再会。
なんと、ベイガーのランクを抜いていました!
俺の存在が励みになっただろ、と言われてジグは否定するけれど、プレイヤーである私は、確かにベイガーによって奮起させられたところがあるので、肯定してあげたいところでした。
ジグはランク1位になっても修練していそうだと思います。その高みを目指す姿勢は凄いけれど、人間的に魅力を感じられないのは何故でしょうね。自分で考えて強さを求めているのではなく、機構の仕組みの中で動かされているだけに見えるからかなぁ。
その後、センゴクからの修練を受けるためラ・キット遺跡へ行き、ここでまさかのタイロン失踪。マキスも離脱。
はっきり言って、何が起きたのかよく分からないまま、1人でガンドアに戻ることになりました。
直前に「鉄道の歌」や、親方の為の道路掃除など、タイロン一家の可愛いところを見ていただけに、余計に呆然とするし、悲しいです。
ちなみに、前回ランカーズファイルに対戦履歴がないことを気にしていたリドは、一家解散命令の後戦うことになりました。タイロンがいなければ一家の絆もこんなものか、と凄くガッカリしただけに、その後のポッドの優しさが厳しくも心に沁みます。
タイロン一家に入った時以上の四面楚歌状態で、一瞬「せめてレンがいれば」と思ったけれど、彼女がいても無駄ですね。
しかし全体的に解せません!
ジグは口下手にもほどがあります。ベイガー相手ならあんなに口が回ったのに、ファズ相手だと全然ダメですね。実際問題、ユーリこそカンタレラに手を下した当人だと知っているのだから、そのことを皮肉ってやっても良かったと思う、意地の悪い私でした。
ちなみに、マキスの言い草も大いに不服です。あの時点で、カンタレラの生き残りを捜しに何処へ行けば良かったというのか。
会話が噛み合ない人たちばかりで、ちょっと疲れる展開でした。