• 2014年05月07日登録記事

現在地:決起集会後
ウェルマーに始まり、ウェルマーに終わった回。
最初は冷たい官吏の印象だったのが、次第に人間としての個性が見えて来て、採取的には熱い闘志のある男で終わりました。……終わってしまいました。
機構からアンチ認定され、人生終わった局面で強がれるところが凄い格好いいと思っていたのに!

ウェルマー

ユーリは元々物語的に敵扱いですが、そこにウェルマーの仇という要素が加わったので、本気で敵視することにしました。

ということで前回の続きですが、一家解散の後はひたすら修練に励みました。
初めて会う事情を知らない人々は、みんなそれなりに評価してくれる反面、以前からの顔見知りの目は厳しい。でも衛兵組はなんだかんだ言いつつ受け入れてくれている気がします。

ウェルマーからの情報を元に、初めての北東方向へ。
レオン峡谷→ソダー回廊→ニシュラ氷河と、体力回復ポイントがないのにイビノスが彷徨いていたりランカーもいたりで、少し息切れしそうになります。初めてスキル回数回復アイテムを使いました。
七騎士ロザには、こんな時に力試しを申し入れてくるな!と思いました。

移動制限区域を越えるためだけにジグのランクを奪おうとし、それが叶わないと配下になることを申し入れてくるガルガノは、可愛い奴だと思います。言っていることも、ランキングがすべてのこの世界においては若干異端な気がするけれど、逆説的に現代日本人である私には共感しやすいです。
ただ、銃使い&逆立てた金髪&眼鏡に、なんとなくヴァッシュ@トライガンをイメージしちゃうのですが、能力的には雲泥の差ですね。ユーリに挑んだとしても、返り討ちが関の山じゃないでしょうか。

で、一方のジグは最近、他人を「アンチ」か否かで判断しようとし過ぎですね。
実は、少し鬱陶しいと思い始めていたのですが——

ランクを付けておれの価値を教えてくれる

ランクがないと安心できない、自分の価値を自分で決めることができない不安の現れだったのか……。平穏な生活を捨て、自分から戦う世界に飛び込んだ主人公としては、少し意外な人物像でした。

機構寄りの人間であったジグとレンですが、実力者たちに囲まれて、ひとまず機構に対する反対勢力アンチ・バザルタの主張を聞くことに。
タイロン一家解散以降、コメディ色は薄めでしたが、ここで明かされる「七騎士同士は戦わないので、1位はクジで決めた」という下りには笑いました。とは言っても、実際にハースが一番強いでしょうけれどね(ゲームシステム的に考えて)。

戻って来たら、機構が闘技場で催しをするので、492位から、一気に100位以内を目指すことに。
3連戦の最後の相手が、以前の修練で登場した宿屋襲撃犯の1人ケリー(291位)だったので驚きました。ジグに負けた途端、「師匠」と呼び慕ってくる変わり身の早さと、純粋に可愛い造形とが気に入って、再会したいと思っていたのですが、まさかランクを抜かされているとは……。
ジグ並の勢いでランキングを駆け上がって来たということになりますね。
でも、勝ったジグは優勝報酬として95位を手に入れるのだから、ケリーのランクまで奪わなくても良いのになぁ。