• 2014年11月登録記事

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京菓子司「仙太郎」の栗むし。季節限定商品。
http://www.sentaro.co.jp

毎年、秋の楽しみにしている栗蒸し羊羹です。
私は元々、栗が好き、且つ練りようかんより蒸しようかんが好きなため、採点が甘いかも知れませんが、控えめな甘さと適度な粘度を持つ蒸し羊羹に、隙間なく乗せられた栗の旨味が合わさっていて、毎回絶賛しながら食べています。
写真のものは「水無月」のように切り分けて販売しているタイプですが、栗が中に入っているバージョンも美味しいです。そちらは、竹皮に包まれたパッケージで販売されています。

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汐留ミュージアムの「ジョルジョ・デ・キリコ展 変遷と回帰」
http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/14/141025/

習作も多いですが、1人の人物の展示にしては点数が多くて見応えがありました。
とはいえ、人物や馬等を写実的に描いている作品がある一方で、デ・キリコ独自の「形而上絵画」も並んでいる図に、同じ人物の作品と思えず、正直困惑しました。
ピカソに対しても思うことですが、どうしてこういうシュルレアリスムに行き着いてしまうのか、凡人たる私には理解できません。それが芸術だと言われればそうなのか、と思う反面、精神の病ではないかとも思ったり……。

美術館が用意されていた「ジュニア向け鑑賞ガイド」が秀逸だと思いました。デ・キリコがどういう作品を作った芸術家なのかという情報や、奇妙な作品に対する謎掛けがされています。小学校3・4年生向けの手引きとなっていますが、大人でも面白く、参考になりました。

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現在地:7月19日夜

予選4戦目

今回は、スクリーンショットにした猫が持って行きました。
猫が部屋にやってきたのは14日夜。その日は一夜の宿を貸しただけで終わったのですが、翌日も帰り道に猫が登場。
この猫、グレアンの髪と瞳の色を持っているように見えるのですが、前回のプレイではこんなイベントがあった記憶はないし……とそこまで考えて、大切なことに気付きました。
まさか、グレアンに渡した「ネコ鈴」の影響!?
そう考えてみると、猫が動き回るたびに鈴の音がするのも、その証拠のように思われます。しかし、装備アイテムでこんなイベントが発生するんだとすると、コンプリートは凄い大変ですね。
17日の夜は、猫でなくグレアン本人が登場。夜になると猫に変わってしまうというわけでもないのですね。曖昧な理由で料理を作って帰って行く姿に、ちょっとニヤつきました。

仕事の方は、地道なネタを拾っていきます。

  • 堺の街の歴史(グレアン:名所+DEX)
  • 体育祭の歴史(文音:学校+DEX)

資金が貯まったので食堂に行ったものの、買いたい設備にはまだ手が届きませんでした。
とはいえ、何も買わずに帰っては行動がもったいないですし、せっかくなのでHP・MP回復薬「新薬・リゲポナミケル」「食心符」を買っておきます。

16日は精霊送りの取材ネタが2種類上がってきました。誰が取材するかで異なる結果になるようでしたが、今週はまだ辻巻がネタを拾って来ていないので、辻巻を送り込みました。

  • 精霊送りを見て(辻巻:市街+STR)

今週も無事特ダネが3つ集まりましたので、残りの日数は、各々記事の加筆に励んでもらいます。
が、これが実は大失敗。
金曜時点で、このままだと土曜の活動後に辻巻のMPが切れそうだと気付きました。今週はリンク先契約を結んでいないので、土曜日はメンバーへの指示を変更できません。ということは、休日を与えるとこのまま連休になってしまうため、活動日が勿体ない。ということで、先日購入したMP回復薬「食心符」を与えて記事加筆を続行させます。ところが、辻巻だけMPの減少量が高く、土曜日の活動後にMP切れを起こして3日間の強制休養になってしまいました。
……無意味過ぎた「食心符」を返してよ(苦笑)。

発行記事と結果は下記の通り。

  • 体育祭の歴史
  • 精霊送りを見て
  • 堺の街の歴史
てんきー 130,235円 (130,235人)
総長連合 58,087円 (58,087人)

今度こそ、新しい設備が買えそうです。 

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現在地:7月12日夜(予選折り返し地点)

今回のスクリーンショットも文音さん。
「納豆」で壊れた辻巻も候補でしたが、格好いい方を選ばせてもらいました。テーマ曲が「威風堂々」のアレンジなのに落ち着いた曲調というところも、とってもクールです。

予選2戦目

予選会2回目の新聞発行は、月曜の段階でネタが3つ上がっていたので、この3つを確実に取る方向で取材に行かせます。
ということで、3点。

  • 予選初戦会終了(グレアン:BABEL+INT)
  • 南大門学院、青カビに死す(辻巻:学校+STR)
  • 今年度総長連合案内(文音:学校+DEX)

どれも特ダネ度の高い記事だったので、月曜時点から、すべての記事が確定。

グレアンは自主的に「内勤」してくれるので任せて、文音はトップ記事にする「予選初戦会終了」の加筆、辻巻は「青カビに死す」の加筆後に「休息」という流れで進めます。
が、辻巻、文音がそれぞれやる気減退してしまいました。体育系の面々は、デスクワークが嫌いなので困りますね。

休日は、文音と市内観光。
まあ、正確にはなにも楽しむことなく、防衛要所を引きずり回されただけでしたが、お陰で次の週の勝利を呼び込むネタを頂きました。

2回目の対決結果は、下記の通り。

てんきー 100,610円 (100,610人)
総長連合 59,440円 (59,440人)

思わず「圧倒的じゃないか、我が軍は」と呟きたくなりなりますね。
この結果により、資金が265,057円まで回復したので、新しい設備を買おうかと思いましたが、グレアンのHPが減って来て一度休ませないといけない状態であることに気付いたので、グレアン用装備「ネコ鈴」(HPMPアップ)をプレゼントすることにしました。グレアンのイベントは戦闘が起きやすいですからね。それに、最大値が上がっていれば、休息の効果も大きいですから。

予選3戦目

続いて3回目の発行準備に取りかかります。
今回も早々に2つのネタを確保したものの、肝心の「特ダネ」度が低めでした。

  • リンク契約の掟(辻巻:BABEL+DEX)
  • 大阪の風土案内(文音:大阪+STR)

続いて、文音と休日を過ごした成果らしきネタが出現したので取材に行かせたところ、戦闘が発生。HPギリギリのところで勝ったせいで、本部に戻って来た段階で文音が強制休息に入ってしまいました。これで、3日間行動不能です。
しかし、お陰で一面にできそうな大きな記事が手に入りました。

  • 大阪の治安勢力(文音:大阪+STR)戦闘付

来週はテスト休業のため、そこまで進めば全快する筈ですが、その前に「休息」を与えないと全員が倒れそうな状態になってきました。
文音は戦闘の指示ミスで異常に消耗させてしまったせいですし、グレアンは「ネコ鈴」があるので今後は問題ないでしょうが、辻巻のMPは、やはりネックです。でも彼は装備で補強も出来ないので、レベルアップを計っていくしかありませんね。
なんとか「休息」前にもう一つくらい特ダネを掴もうと思い、祈る想いでグレアンを取材に出します。

  • 鋼言詞研究所の謎に迫る!(グレアン:BABEL+INT)

記事のステータス自体は、先に確保していた3つの方が高そうで悩みましたが、「特ダネ」の差を重視して、「リンク契約の掟」と入れ替えました。

ということで、3回目の最終的な記事は下記の通り。
  • 大阪の治安勢力
  • 鋼言詞研究所の謎に迫る!
  • 大阪の風土案内

今回も総長連合は大したネタを掴んでおらず、圧倒的勝利でした。

てんきー 148,138円 (148,138人)
総長連合 60,668円 (60,668人)

予選会は楽勝ですね。
ただ、感想メールによると、いささか政経に偏っているようです。前回も政経寄りだったので、このままで良いか少し心配です。

辻巻が仲間にいるためか、総長連合の後継者問題に関するイベントが多いです。前に見たイベントもありますが、辻巻が候補であるという事実を知ってから見ると、意味が分かります。
しかし、総長になりたくなくて指定推薦を逃れるために広報委員をやっている、という辻巻の告白が本心からなのか謎です。

取り敢えず、テスト期間が明けて全員のHPMPが全回復しました。これから予選後半戦です!

アレクサンドル・デュマ著 榊原晃三訳「王妃マルゴ」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
国王の妹マルゴは、融和政策のため新教派のナヴァール王アンリに嫁ぐが、婚姻のため集まった新教派が虐殺される。マルゴは妻の義務としてアンリを数々の暗殺計画から助けるが、代償に愛人を失う。

一見華やかなフランス宮廷に蠢く、不倫と毒と陰謀の劇。
親兄弟でも平然と敵対し探り合うのが凄まじいですね。それでも、マルゴは愛してはいないナヴァール王アンリを、妻としてはちゃんと補佐するのが不思議です。自分自身の野心を満たすため、というほどの地位に対する執着も感じなかったし、貞淑なわけでもないし、不思議なキャラクターです。

序盤は状況も分からない内に大量の人物が登場するので混乱しましたが、ナヴァール王アンリが遅い来る危機を、強運と協力者と観察眼をもって脱出していくお話なのだと認識できてからは面白かったです。
ただ、アンリが友人も恋人も失って逃げていくところで終わるため、ちょっと締まらない気がしましたが、敢えてそこまで書いておいて王位を手に入れるところは描かないところに、デュマの描こうとした何かがあるのでしょうが……
それを読み解こうとするには、率直に言って、翻訳が不出来だと思いました。
新訳が出ているなら、読み直したいですね。それとも、映画の方が分かりやすいでしょうか。

シャルル九世は情緒不安定で、上巻では何がしたいのか気持ちが見えず薄気味悪い存在でしたが、アンリに命を助けられてからは協力者寄りの立場に立ってくれますし、アンリを狙った毒で一人死んでいく終盤は哀れなものでした。弟のアンジュー公アンリは国王の座を争う相手ですが、母親がお膳立てしているせいか、あまり印象に残りません。あれこれと策略を巡らせるアランソンの方が、小悪党ながら印象的でした。