• 2014年11月登録記事

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文音さん、良いキャラしてます。

ということで「ソウ楽都市OSAKA」の再プレイを始めました。
購入後未着手のゲームもあるのですが、年の瀬も近付いているので、今年プレイして未クリアのゲームを消化することにしました。
今度こそ、エンディングを見るぞ!

現在地:6月21日夜(予選1周目・初戦会)

今回の初期メンバーは、九条文音(3年)・グレアン(2年)・辻巻元治(2年)にしました。
文音と辻巻が二人とも外出派だったので、「体育」系の指示が切れないように、気を付ける必要がありそうです。
進んで「内勤」してくれる上、何の指示を出しても上手くこなすグレアンはエース記者になりそうです。
文音のみレベル5、他の2人はレベル3で開始。全員、HPはそれなりにあるのですが、辻巻のMPが異様に低いです。当面は「休息」を入れて凌ぐとして、今後のためにもMP補強アイテムを買い与える必要がありそうです。

このゲームに関しては、セーブ/ロードが不自由なのと、1つずつのイベントが長い点が、携帯機での気軽プレイの妨げだと感じていたのですが、「QUICK START」を選ぶと、オープニングイベントは丸ごとカットできるので、その点は良いですね。キャラクター紹介まで省略されてしまいましたが、辻巻以外は、1周目にも出逢っている面子なので、困ることもないでしょう。
また、□ボタンでセリフをスキップできることに気付きました。時々飛ばし過ぎて、会話の前後が分からなくなることもありますが、予選会はこの機能を使ってなるべくサクサクと進めていこうと思います。

初日は、取材ネタを持っていないため、ステータス確認しかすることがありませんでした。ということは、プレイ開始初日はリンク先を決めに行く方が、無駄がないかもしれません。記事に応じたリンク先を選べと言われても、費用対効果で考えたら予選会の間は「学生広報堂」一択ですしね。
環境を上げておきたかったので、夜の自由行動が可能になった直後、資金の7割(200,000円の内144,500円)を使って「羽毛布団」(環境MAX+15、STR+20)を購入しました。
1周目のときは先に安物を買ってしまい、あとから所持数制限に気づいて買い替えることになったので、今回は最初から効果の高い商品だけ狙っていきます。

記事の方は、下記の特ダネ3本で手堅くまとめ、発行。

  • 企業体戦争の実体
  • BABEL争奪戦開始
  • ネット戦争リンク先案内

結果は、下記の通り。

てんきー 108,956円 (108,956人)
総長連合 89,464円 (89,464人)

みんなから「負けて来い」と送り出されたのに、無事勝ちました。この主人公は、勝っても負けても、あまり感動がない奴なのですが、そのぶん叶先生が大いに喜んでくれました。
この調子で、予選会はどんどん勝ち進んで、決戦に備えた環境アイテムと資金を溜めこんでおきたいです。

スタンダール著 大岡昇平訳「パルムの僧院」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
大貴族デル・ドンゴ家の次男ファブリスは、叔母の愛人である総理大臣モスカ伯爵の権勢により、大僧正への道を進む。しかし軽率なファブリスは殺人を犯し、政敵によって監獄に入れられた挙げ句、監獄の司令官の娘クレリアと恋に落ちてしまう。叔母の懇願で嫌々脱獄したファブリスだったが、大公の代替わりに伴いパルムへ戻り、侯爵夫人となったクレリアを手に入れるべく画策する。遂にクレリアと愛を交わすも、不義の息子をも手に入れようとしたことで二人を喪い、僧院へ隠遁する。

やっと読み終わりました。
名訳と絶賛されていますが、個人的には、かなり読み難かったです。スタンダールの文章自体が合わないのかもしれないし、個人的には、意訳して良いから分かりやすく読ませて欲しいと思うので、こういう規範的な翻訳は苦手です。
でも投げ出さずに頑張って読み進めたのだから、なにか面白いところがあったのでしょう。
上巻のお話は、ほとんど舞台設定と登場人物の紹介に費やされていて、今回書いたあらすじは、ほとんど下巻の内容です。
下巻に入ってファブリスが牢獄に入ると、恋の行方がどうなるか気になって、読む速度がスピードアップしました。

主人公であるファブリスが、困難は経ても成長しないので、この若造より、40歳を越えてなお盛んなサンセヴェリーナ公爵夫人(ジーナ)やモスカ伯爵の行動の方が面白く感じました。
特に、モスカ伯爵は可愛いですね。サンセヴェリーナ公爵夫人に本気で惚れ込んでいて、政治的には辣腕と言われているけれど、根はいいひとだと感じます。報われて良かったです。

なお、スタンダールは、かなり昔に「赤と黒」を読んでいます。今作も聖職者になる青年が主人公でしたが、意外と明るい雰囲気なのは、作中でスタンダールが何度も書いている通り、イタリア人だからでしょうか。
そういった国民差は面白いなと思いました。

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クリアしました!
スタッフロールに表示されたプレイ時間は49時間38分。
さすがに、噂に聞く「クリアまで70時間」まではいきませんでした。といっても、戦災孤児等の要素は全然探していないので、もっと丁寧に探索していたら60時間は到達していたかと思います。

ということで、今回はラスボスである悪神ヨミに再戦したのみ。
武具・道具を見直して、極楽に「天照の剣」(全体回復)を持たせました。攻撃役である卍丸以外は、全体回復し続けて、体力が満タンの時だけ補助魔法や特技を使うという作戦です。
これに合わせて、絹の頭装備は技力の消費を抑える「密教ヘルム」に戻しました。
ちなみに、ヨミの元に辿り着くまで消耗したくなかったので、全員に「逃水の杖」(確実に逃走できるアイテム)を買ったのですが、そこまでしなくても良かったかな?と思います。

結論から言うと、4回目の挑戦で勝てました!

まず、再戦では「悪態」+「城壁」で攻撃を凌ぐ攻略法を試したのですが、これだと「城壁」が切れた瞬間、確実にカブキが死ぬのですね。
その後、ヨミが連続で攻撃して来て、回復が間に合わなくなったのでやり直しました。

3回目は、攻撃役である卍丸の体力をキープして速攻を仕掛ける戦略に変更し、卍丸に「城壁」を掛けて、他のメンバーはひたすら回復専念。残念ながら「城壁」が切れているのに、ミスって反撃を受ける「静乱斬」を使って自殺して終わりましたが、この方法では技力が尽きる前に倒せそうな手応えを感じました。

4回目は、再戦時と3回目の融合技。途中、最早お約束のようにカブキが死んだのですが、パーティが3人になった時点で思い切って「城壁を常に全員に掛け続ける」という荒技に出たところ、なんとか勝ててしまいました!道具は全部使い切る勢いだったし、全員「城壁」なんて戦いかたとしては邪道だけれど、勝てば官軍ということでよろしくお願いします。
ちなみに、ヨミ戦の経験値で、72段→74段に2段レベルアップしたので、エンディング時にはカブキもちゃっかり復活しました。

卍丸たちは「火の一族」と「根の一族」が混ざった「人間」だったんですね。ということは、この世界のあらゆる人間が、「火」であり「根」でもあるということだったのでしょうか。

生き返りエンディングだということは、途中で知ってしまったのですが、実際に到達してみると、大団円で良いですね。
ホテイ丸はエビス丸と一緒に、カブキは三太夫を、と最初は順当だったのですが……
千代が生き返るのは予想外でした!
実は「大事なひとを、できるだけたくさん心の中に思い描くのです」と言われた瞬間、極楽は千代を思い浮かべるべきじゃないか、と思ったのですが、千年前に死んだ人もOKだなんて、マリ様、大盤振る舞いです!
そして、千代を抱き上げて喜ぶ極楽が微笑ましかったです。彼は、能力的には頼りになる大人でしたが、人間的には凄く可愛いひとだったと思います。
あと、密かにハマグリ姫も復活してましたね。彼女も極楽が思い浮かべてあげたのかな。
絹はもちろんシロを蘇らせてくれたし、両親も戻ったことで、あの暗さが嘘のように明るい少女になっていて良かった!と思いましたが、私の見間違い出なければ、吹雪御前も生き返っていませんでしたか……?
大事なひとじゃなくても、思い浮かべただけで生き返っちゃった、のかしら。マリ様、ちょっと適当です!
卍丸も、父親が復活。
そういえばこの作品は、卍丸の母親と絹の母親(偽物)が作中登場するのに、父親はどちらもエンディングにしか登場しないんですね。その辺は物語として意図的な物なのか、少し気になりました。

総評を別途書くかどうかは、少し考えます。

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たねやの近江大福栗
http://taneya.jp/home/index.html

近江大福の栗入りバージョン。
餅の生地は、半殺しのため米のつぶつぶ感が残っています。柔らかすぎず、固くもなく、非常に素朴な食感。中に入っている粒あんの味は予想より濃く感じたけれど、この生地があっさりしてるので、トータルでは非常に上品な印象でした。
おはぎが好きな方なら、安心してオススメ。
そこそこ大きいため、食べ応えもありました。