• 2016年07月19日登録記事

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現在地:(未来)時の卵

遂に、ラヴォスと直接対峙! ……当然のように負けイベントでした。
それよりも、預言者が正体を現した瞬間、「お前かーっ」と思いました。魔王がラヴォスを倒そうとしていることは、中世で対峙したときの台詞から想定できていましたが、そもそも預言者の中身を気にしていなかったので、ここで来るとは予想外でした。
そもそも先にジャキと遭遇し、魔王の子供時代だとプレイヤーに伝わること自体が、意外と落とし穴でした。ジャキがいることで、タイムリープ物とはいえ、同一人物が同一時間軸にいるとは思わず、預言者と魔王を結びつけて考える確率が下がるように思います。等と語っておきながら、預言者の正体にまったく気付いていなかったプレイヤーは、私くらいかもしれませんが。

驚きといえば、ダルトンがここまで引っ張るキャラとは思いませんでした(笑)。
黒鳥号は、パーティにエイラがいたのでごり押ししましたが、もし不在だったら戦闘できないのでしょうか。

シルヴァード奪取後は、写真に撮った運命の選択。
初見プレイといってもゲーマーなので、「いいえ」を選べば魔王が仲間にできることは知っています。

直前の挑発台詞と、マールの沸騰ぶりを考えると、ここは戦った方が「らしい」気がして少し悩みましたが、「モンスター図鑑」的な要素がないことから、魔王を倒すメリットは少ないと判断し、結局「いいえ」を選びました。
魔王はさすがに強いですね。ただ、予想以上に仲間意識が薄く、他のキャラクターも歩み寄らないので、戦う選択肢もありだったかな。

主人公クロノが死んでしまう展開もどこかで知っていたようですが、復活までの道程の長さには少し驚かされました。死の山はキツかったです。特に「滑りやすい」と警告されるエリアを抜けるまでが長かった。ダッシュを使うことに気付くまで5回くらい無駄にし、ダッシュしても落下で3回くらい無駄にしました。
ドッペルを使って、クロノ(の姿形をした者)が死んだ事実は残しつつ、本人は生かすという過去への介入の仕方も膝を打ちました。
そもそも、主人公が結末で死んでしまう物語は多々あっても、途中で死ぬのは衝撃的ですよね。漫画や小説では幾つか例があるけれど、主人公を操作するタイプのRPGではなかなか見掛けない気がします。「俺の屍を越えてゆけ」のように、システム的に主人公の死を折り込んだゲームくらいでしょうか。