L'AUTOMNE中野店のケーキ感想第三弾。
見た目で選ぶと予想と違う味のことが多いこのお店のケーキですが、今回は割と見たままの内容になっています。
和栗のモンブラン
熊本県産の和栗と原産された生クリームを使用したモンブラン。
モンブランというより、ほとんど「マロンシャンテリー」です。
底にメレンゲがある以外は、本当に生クリームと栗の裏漉しだけで構成されています。マロンクリームが分厚くて感動しました。生クリームも、比率に応じて口当たりに軽さを与えてくれます。
甘さは控えめで、とにかく素材の栗を堪能させてもらいました。
コラージュ
一見、シンプルなチョコレートケーキ。
実際は、非常に柔らかい2層のムースになっています。
クランチの効いた土台の上に、ピスタチオムース(下部)と甘みの中に若干の苦さを感じさせるチョコレートムース(上部)。ムースの間にはフランボワーズのジュレが挟まっています。
それぞれの部分だけ食べると、少し茫洋とした味に感じます。しかし合わせて食べると、まずフランボワーズの酸味を感じた後、チョコレートとピスタチオの調和した味わいが残って、贅沢な気持ちに浸れます。すっと溶けていく食感なのに、噛めばザクザク感が楽しめるところも面白く、なかなか面白いケーキでした。
キューブ・トロピック(マンゴー)
解凍状態によって、異なる味わいを楽しめる冷凍ゼリー。
私は冷凍状態のままシャーベット風に食べるのが一番好みでした。非常に果実感が強く、マンゴーそのものを食べているよう。一口サイズということもあって、パクパク食べてしまいました。
賞味期限があるので、長期保存できない点だけが残念です。