• 2017年07月05日登録記事

ひとまず、週前半のタイトルから4作。

活撃/刀剣乱舞

http://katsugeki-touken.com

原作アプリ未プレイ、「刀剣乱舞 -花丸-」未視聴。
今後、オタクの基礎教養として必修科目になるかもしれない……と思って、今更ですが学習のために視聴してみました。ただし「活撃」は登場する刀剣男士数を絞っているようなので、勉強するなら「花丸」の方が向いていたかもしれません。

そんなわけで、視聴するまでプレイヤーが何と戦っているのかも知りませんでした。歴史介入モノだったのですね。
歴史介入は、基本的に改変しようとする側が悪で、正そうとする側が善になります。でも往々にして、主人公側が行った改変は問題視されないのが気になります。
今作でも、兼定が子供を助けました。
あそこで子供を見捨てていたら、私はこの作品に引き込まれたかも知れません。鬱展開にして欲しいという意味ではなく、そこまで「元の歴史」を守る意思が徹底できないなら、改変してるのはどちらも一緒じゃないか、と思ってしまったのです。

1話はあらゆる点がufotableらしい作りで、今クール1番のクオリティを最初に観てしまった気がしました。

潔癖男子!青山くん

http://kda-anime.com

タイトルの段階で日常ギャグ系だと思っていたら、スポーツアニメと知って俄然観る気になった作品。

アバンタイトルは1話らしい導入でワクワクしたのですが、Aパートに入ると「2話から見始めてしまった」かのような違和感を感じました。
青山くんの立ち位置やキャラクター間の上下関係がよくわからないまま始まって、把握するのに時間がかかりました。また、財前が「その呼び方やめてください」と言っても、そもそも彼の本名を知らないので、どう反応するべき呼び名か判断できなかったりしました。

青山くんの潔癖症は、「汚れると弱体化する」というわけではなく、単に嫌なだけらしい点が少し残念です。
潔癖症を抱えた青山くんが、サッカーはやりたくでなんとか頑張る話、なら応援する気になれるけれど、本人は終始クールだし、汚れるプレイが嫌と言う甘えに見えます。ギャグと割り切るにしてはほぼサッカーシーンだから、どう評価したら良いかわからない……と思っていたのですが、EDが全部持っていきました

青山くんED

このシュールなEDを見るために視聴したと思えば、全部許せます(笑)。

異世界食堂

http://isekai-shokudo.com

原作は「小説家になろう」で連載初期に読んでいました。
アニメも無理に一本のストーリーにすることなく、原作のエピソードを通り淡々と進めていくようですね。

料理ものは、美味しそうに料理が描けるかどうかで左右されると思うのですが、1話は気合の入った作画でした。
週1日だけ異世界とつながる設定の説明がないわりに、アレッタが自分語りの時にわざわざ彼女たちにとっては常識である魔族の説明をする点が少し気になったけれど、全体的な雰囲気がいいので心地よいです。
カレーライスの人が立木文彦さんで、ちょっとニヤッとしました。

ナナマルサンバツ

http://7o3x.com

クイズアニメとは珍しい、と思って視聴。非常に構成もテンポもよく、真面目に「クイズ」をしていて面白かったです。

唯一、視聴続行に難点があるとすれば、ヒロインの声(川島海荷)でしょうか。本職声優と比べると、どうしても声が篭って聞き取りにくいし、そのせいであまり利発な印象を持てないのが残念です。
とりあえず、回を重ねれば演者も視聴者も慣れる可能性があるので、当面視聴続行したいと思います。