• 2011年07月登録記事

遅蒔きながら、実写版「桜蘭高校ホスト部」を観ました。
http://www.tbs.co.jp/ouran2011/

今期は、男装の女子が男性陣に囲まれると言う設定のドラマが3作もあります。3作中、唯一の深夜域である「ホスト部」は、原作に忠実なおバカドラマでした。
CGが多用されているので、特撮を見ているような印象も受けます。部員の周りに点描が飛ぶ演出には笑いました。
漫画世界をリアルにしようとしていた「有閑倶楽部」「ここはグリーンウッド」とは違うアプローチだけど、現実離れしたファンタジーと言う意味では、こういう演出もありかな。

キャストは、ハルヒ@川口春奈の完成度に尽きます。序盤は整っていない髪が確かにやや男子的だし、変身後は女の子が想像する「二次元の綺麗な男の子」的で可愛い。しかも、本当に高校生なんですね。
ハルヒが若い分、20代以上の男性陣は苦戦してる気がしました。
環は、実写だと本当にウザい(笑)。見事なアホ殿っぷりに、身体を張ってるなぁと感心。ただ、環にはスマートさも欲しいですね。今のところは体育会系寄りの印象でした。
それと、常陸院家の双子に高木心平・万平は合わないと思っていたのですが、「悪戯好き」を全面に出した演技で意外と良かったです。光が心平、馨が万平と言うのも、納得でした。
ハニー先輩だけは、実写に無理がありました。

さて、このドラマ、実は美術面が一番感心しました。
オープニングでは校内に緑が少ないと思ったけれど、エントランスは雰囲気がありますよね。こういう建物を、良く探してくるなぁ。
セットも、深夜域とは思えない豪華さですね。美術セットについては、公式ブログでもウリとして上げていました。
制服は、原作のデザインを踏襲していないのにコスプレチックにみえる点が残念です。

それにしてもこのドラマ、30分枠なのでそんなに沢山のエピソードは盛り込めないですよね。26話構成だったアニメをそのまま当て嵌めると、夏休み前くらいの段階で終わっちゃいます。
恋愛関係には触れず「おバカイケメンドラマ」に終始するのだとしたら、それはそれで面白いかも知れませんね。

正伝最終章に到達しました。現在地はラストダンジョン(推定)。
異伝6章から最終章の期間は、補給する機会が少なく、白示録ポイントもないため、アイテムの減りが激しかったです。書を進めず戻れば良いのに、物語の流れを妨げたくなくて、章を進めてしまった私自身のせいですが。

火力不足が厳しいです。レイニーを魔術強化装備にしたので、機械系の敵にもダメージが通るようになりましたが、MPが低いので直ぐ燃料切れになります。
あとは、ラスボスまでには、マルコに全体中回復を覚えて欲しいですね。

設定はもう出揃った感じでしょうか。
黒示録の使い手については、もうちょっと捻りが欲しかったかな。
伏線がしっかり敷かれていたので、意外な事実はなかったですね。納得の展開でした。

グランオルグ王家に子供が2人以上生まれなかったらどうするの?

という疑問は残りますが……。
異伝最終章で、章を飛び越えて大きな歴史改変をする展開は燃えました。

どんな終わりに導くのか、楽しみにしています。

今週も元気に宝塚宙組「美しき生涯/ルナロッサ」15時半回を観劇。

今日は東京では唯一の2階B席でした。
芝居の天守閣や関ケ原の影の演出、ショーでは月が観えないのが残念です。しかしB席にはB席の楽しみ方があり、広い舞台でのフォーメーションや、通常人で隠されて見えない演出部分を覗き見ることができます。
今回の演目で、一番B席の面白さを感じたのはショーの第3場「バザール」でした。エトランジェ@大空とカマル@野々以外のキャストがストップモーションになった瞬間、まるで精巧なミニチュアドールハウスを眺めているような印象を持ちました。

野々すみ花が不調だったかな、と思います。東京に来てから声が荒れている気がしていたけれど、今日は特に高音が辛そうでした。
寒暖の激しい真夏の公演、最後まで勤められるよう体調を整えて欲しいところ。
また、20日から休演している天羽珠紀の無事の復帰も願っています。

芝居は、全体のテンポが良くなってきました。こうしてみると、第8場「愛と義の狭間」までは普通に面白いし、好きなシーンもあるなぁと思えてきました。
改めて考えて、私が考えるこの脚本内最大の問題は第13場Bの疾風の台詞「お前は正しすぎる」だと分かってきました。
だって、この舞台の三成、秀頼の実夫と言う時点で決して「正しく」ないですから!
側室になる前の段階で関係を結んだことは、三成の正義を損なわないけれど、一度「お方様」になった女性に密通するのは明らかな不義。それを一番良く知っている、けしかけた本人が疾風なのに、「お前は正しすぎる」と言われると観客がビックリしてしまいます。価値観が違い過ぎて、不愉快になるのです。
他にも添削したいところはあるけれど、ここが一番蛇足かなと思います。

芝居における天羽の代役は、風莉じん。行者のソロは、天羽に歌い方を似せているような印象でした。
蒼羽りくは和物経験が少ないはずですが、ダンサーだから型が決まって美しいですね。
ショーでの天羽の代役は、風莉じんと七海ひろきは確認。他にも色々メンバーが入れ替わっていたようなのですが、さすがに私のレベルでは判別できませんでした。

ちなみに、ショーの大階段男役群舞で神殿の男S@大空が帽子を放り投げるシーン、いつも下手の袖に吸い込まれるようにして消えていくのですが、今日は舞台端に残ってしまいました。
足早に降りてきた鳳翔大が拾い上げ、キメながらシュート。
ファンブログで「巧く投げ込めなかった時は、鳳翔がリリーフする」と言う話を読んで以来、1回は観ておきたいと思っていたので、嬉しかったです。

ヤフーメールのアカウントが削除されていました。
3ヶ月以上ログインがないと、自動的に削除されるそうです。
最近はほとんど使用していなかったので、復活の手続きは取らず、サーチ登録等でヤフーメールを使ったものは順次サイト用のアドレスに移行しようと思います。
よろしくお願いします。

悲しいことに、アカウント削除と同時に、これまでヤフーメール宛に頂いた受信メールがなくなってしまいました。
利用規約を把握していなかった自分の責任ですが、削除前に知らせがあれば退避できたのに……と思います。
こういうことに備えた、日々の退避が重要と言うことですね。

ローソンに立ち寄ったところ、店内で竜宮小町「SMOKY THRILL」が流れていて驚きました。
アサヒ飲料とのタイアップで「アイドルマスター」キャンペーンを実施しているようです。
http://lwp.jp/idm/campaign/static/idol/?ca=top_fla00_003

アイマスの楽曲は、本当にありそうなアイドル曲だと思ってましたが、現実社会の中で聞くと「アニメ歌」だなと感じました。特に「SMOKY THRILL」は伊織(CV.釘宮理恵)のボーカルが強めなので、その傾向が顕著だったのかもしれません。
また、曲だけだとインパクトに掛ける気もしました。プロモだと振り付けもマッチしていてキャッチーで可愛い曲だと思うのですが、聞くシチュエーションが変わると印象も変わるものですね。

個人的には、Jupiter「恋をはじめよう」を流して、ジャニーズの新曲だと勘違いする人がどのくらいいるか調査したいです。