• 2008年04月10日登録記事

予定では、今週末の時点で「フランベル」が3話まで書き上がってる筈だったのですが……捗りません。
フランベルは、自分だけが楽しんで書いていて、特別期待もされてないことが難点ですが、逆にリハビリ用としては気楽で向いています。書かないと余計執筆作業から遠離るので、多少本家とノリが違う文体でも、何か書いているだけ良いかな。

2008年も早くも1/4が終わったので、各サイトの執筆状況(年間目標達成率)など。

AKC

リプライス対象を物色中。
1年半前にG4からサルベージし放置していた書きかけファイルも、全部見直しました。その中に2~3年生が全員登場する話があったのですが、どんな展開にする予定だったのか思い出せず、凄く悔しいです。


 暮れない夕焼けが小さな天井窓から射し込み続けるようになってから、どのくらい時が経過しただろう。
 紅く染め上げられた文字が滲んだような気がして、天麗は一旦目頭を押さえた。文章読解は特別不得意でないが、得手と言う訳でもない。それも長時間の労働となれば、疲れを覚えるのは当然だった。
 手元に視線を戻す前に一度辺りを見渡して見ると、疲労の色を浮かべた面持ちでそれでも懸命に各々の手にした書物を読み進める級友たちと、半分眠りの世界に導かれかけては必死に起き上がる下級生の姿が見えた。部屋の隅からは、監督員として同行したシオン・ペク教師が一行を見守っている。反対側には天麗の担当教師でもあるシュウ・スクード教師がいる筈だった。ほぼ全員が一丸となって作業を進めている。
 だが、未だ終わりは見えない。見付かれば一瞬で終わる可能性もあるのだが、疑わしとして積み上げられた未読書籍は数百に及ぶ。その事実に溜息がこぼれ落ちる空間の中、彼らはただ黙々とページを捲っていた。


時が凍結された世界。落ちない太陽に照らされる中で、異界の知識を探す学生達のお話。
一体どんな展開が待っているのか、私が読みたいです。

天の響

最終封印がまったく書けていません。
6月に強化月間、と言っていたけれど忙しくなりそうな予感。しかしラタトスク前に設定しないと絶対実現しないので、頑張ります。


「ロイド、大丈夫? やっぱり交代しよう?」
 声は、まるで旅人を労る小雨のように頭上から聞こえた。振り仰いだコレットは、ノイシュの背に膝を揃えて座り、白い靴を揺らしていた。


私もコレットに癒されたい! OVAでのイメージに引き摺られないよう注意しながら書いてますけれど、ドジっ娘要素は薄いかも。
なるべくジーニアスの出番も増やしたいと思ってます。もちろん良い方向に。リフィル先生の出番の少なさも気になっているのですが、まぁ私が考える先生の見せ場はもっと後なので、今は構いません。遺跡マニアっぷりも、そこまで強調しない予定です。