• 2009年03月登録記事

家計簿ソフトをダウンロードしてみました。
世間の期首に合わせて4月(実際は個人の場合1月始まりが正解)まで待とうとも思ったのですが、そう言ってると多分導入しないまま終わるので決行。
取り敢えず使ってみようかなと思ったのは、iMoneyBalanceと言うソフトです。
現金、預金と別に資産情報を持てると言うことでで、出し入れも管理出来て良いかなとチョイスしました。取り敢えず残高だけ入れてみたのですが、見た感じ唯の出し入れ管理でなく科目設定がされてるようです。給与も明細で入れて管理出来るようだし、最近のフリーソフトは凄いしっかりしてますね。

「お金が貯まってくのって、気持ちいいよね〜」と言うカロルの意見に頷き、「男は宵越しの金を持たないもんだ!」と言うユーリの意見にもぐらぐら揺れつつ、取り敢えず毎月の収支を把握してないだらしなさは卒業し、自己資産管理くらいしようと思います。
これで、無駄使いが控えられると良いのですが…

水面下で書いているお話が、水面下に潜ったまま浮上して来ないのが問題。
今年になってから1作もアップされてない(更新は再録のみ)と言うのは、ちょっと問題。とは言えバリバリ書くような状態になっていないのも事実なので、リハビリ作をちょこちょこ遊び書きしてる程度なんですよね。
取り敢えず、今月中に出来上がった物から2作くらいアップしたいと思いますが、どうなることやら。

昨日感想を書いたばかりなんですが、続演だそうです。
2009年 公演ラインアップ<8〜9月・宙組『逆転裁判2』>
東京は赤坂ACTシアターですね。
見たところ脚本はオリジナルになるのかな? ゲームのどの辺を抜き出すつもりなのか、キャラクターはどうするのか、2ってのがコケそうなタイトルで心配だとか、鈴木先生の手腕が気になります。当然初演と違って期待度が高まるわけなので、脚本とキャスティングは要検討材料ですよね。
それにしても、千秋楽のカーテンコールで続編上演を発表したそうですが、異例のことではないでしょうか。再演間隔が短いので、後から東京公演が追加された「舞姫」と違い、元々2の制作も決まっていたんでしょうね。公式には好評に応えて〜だとしても、バウの出し物が半年前の段階で決まってないとは思えませんし。
しか8月と言う事は、博多座に逆転裁判組は出演しないと言う事でしょうか? 折角、昨日宙組の若手に着目して来たのに、博多ではトップ二人と北翔海莉しか判別できないことになるのかも。ちょっと残念です。

宝塚宙組東京特別公演「逆転裁判」15:00。

宙組初観劇です。遂に五組制覇しました。。
果たして自分はゲームファン、宝塚ファンどちらの視点で観ることになるのだろう、と直前まで自分でも分からなかったのですが、蓋を開けてみれば宝塚ファン寄りの感想になった様子です。

舞台自体は、全体にゲームファンを意識した作りだと感じられました。
原作を踏襲した演出、例えば、証拠品が提示された時の効果音と映像、役者の仕草など、ゲームをそのまま三次元で観せているようでした。
役者は、演じる作品に原作があっても、自分なりの解釈で役を広げて演じるものだと思う(現に、花組生はドラマ太王四神記を観たらしいが、模倣はしなかった)のですが、今作では敢えて細かい動作までコピーしていると見える箇所が複数ありました。
また、フェニックスとレオナのキスシーンがない(過去の思い出映像のみ)点も、やはり配慮かなぁと思いました。
宝塚的には、公判後の五分の逢瀬シーンが、抱き締め合うだけなのは物足りないと言うか、そこはキスするタイミングだろう!と変な念を送っちゃいました。

とは言え、どちらか一方のファンで、他方を受け入れる余地がある人なら楽しめる舞台だと思います。
少なくとも、自分は楽しかった!
ただ、鈴木先生の演出自体は、もうちょっと工夫してもらわないと大劇場では難しいですね。映像の使い方は巧いけれど、それに頼り過ぎ感があったり、演出パターンが前作SECOND LIFEと同じで引き出しが少なそう、だとか。しかし生徒の役の付け方が良い感じだったので、座付き演出家としてはこれで良いのかもしれません。
音楽はゲームBGMオケverで逆転裁判世界の再現度ばっちり。歌の曲数が少なかったのが、ちょっと残念ですよね。
後は、どの役も基本的に着たきりスズメなのが観ていて寂しいかな。

出演者の中で唯一名前と顔が一致するフェニックス・ライト(成歩堂)@蘭寿とむは、これぞトップスター候補生だなぁと痛感。「キラキラオーラ」が全開でした。
歌はやはり苦手分野のようで、高音はかなり不安定でしたが、低い音が出せるので十分かと。
全体に、非常に余裕のある演技をしているなぁと言う印象で、さすが82期の主席。ラリー(矢張)に突き飛ばされる時の動きなど、ダンサーの受け方らしい身軽さ。
ただ、花組出身と言う事で、もっと男臭い役者かと思っていましたが、動作は意外にナチュラルですね。裁判時の「失敗しちゃった」の照れ具合等コメディ部分では妙に可愛い所があり、しかしラブシーンでの王子様っぷりはいかにもな具合で、こっちが赤面させられっぱなし。
今回、宙組人事の関係で蘭寿とむに対しても、どこか申し訳ないような複雑な気持ちを抱いていたのですが、非常に陽性の持ち味なので、陰性の大空祐飛とは好対照で面白い組み合わせかも知れないと思えてきました。少なくとも、同じ陽性の現宙組トップ・大和悠河と組んでいた時とは違う味が出るのではないでしょうか。

その他、気になった役者。
マイルズ・エッジワース(御剣)@七帆ひかるは儲け役。しかし失敗していれば、キャラ人気の強さから最も叩かれた事は確実なので、これも本人の力かと。事前の写真で判っていた通り、肩幅がないことだけ残念でした。
衣装を脱いでも判別できたのはディック・ガムシュー(糸鋸)@春風弥里。大きくて見栄えすることと、体当たりの演技をしながらも芸達者そうな様子があり、次回以降もチェックしたいと思います。
マヤ・フェイ(真宵)@すみれ乃麗は、とても可愛かった。演技力はちょっと頼りないですが、まだ92期生だと言う事なので、これだけ抜擢されていればその内磨かれるでしょう。

日曜日の為か、客席にはゲームファンらしき人がちらほら見られ、それなのに熱の入った拍手が多くて驚きました。先週のVISA貸切の本公演の方が拍手のタイミング悪かったですよ!あれは演出的に拍手が入れ難かったこともあるけれど……宝塚は観客が揃った拍手入れて盛り上げる面があるので、熱い拍手が入ると良いですよね。
実際の所、宝塚ファンと、ゲームファンと、関係者の割合はどのくらいだったのかな。その辺が気になりました。

今回のコラボ自体は、成功の方向だと思いますが、じゃあこれから宝塚のゲームコラボが増えるかと言うとそれは判りませんし、期待するかと言われるとそれも微妙なところ。
帰り道でゲームファンらしき方が「FFとか演れば面白そう」と話しているのを小耳に挟みましたが、私は逆にRPGは止めた方が良いだろうと思ってます。今回のようなアドベンチャーゲームが無難かと。